【ネトウヨ探偵】「韓国人の仕業だ！」「放火は韓国人の習性！」…日本ネチズンが『京アニ放火惨事』で荒唐無稽な反応［07/19］

Ttongsulian ★

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60人余りの死傷者を出した日本の『京都アニメーション』(京アニ)放火惨事が「韓国人の仕業ではないか」という主張が現地オンラインコミュニティやソーシャルメディアを中心に急速に広がっている。

最近日本政府の対韓国輸出規制強化措置で韓日関係が悪化している状況で一部ネチズンたちが今回の事件と韓国を関連付けて嫌韓感情を煽っているのだ。

19日NHKや京都新聞などによれば前日の午前10時30分頃、京都市伏見区桃山所在のアニメーション制作会社『京都アニメーション』第1スタジオの建物である男性がガソリンを撒いて火を付けたあと逃げる事件が発生した。

この日の放火による火災で3階建てのスタジオ建物が全焼して、建物内にいたスタッフ33人が死亡した状態で発見された。また火傷など重軽傷を負って病院に運ばれた負傷者は36人と集計された。現地警察は事件発生後、火災現場近くで放火容疑者の男性を逮捕したが、この男性も重火傷を負って現在病院治療を受けていることが分かった。

このような中でライブドアなど現地オンラインコミュニティやツイッターなどソーシャルメディアでは事件発生直後から犯人が韓国人である可能性を疑う日本ネチズンたちの文が上って来ている状況だ。

あるツイッター利用者は『京アニ側が普段はセキュリティカードでだけ出入りを可能にするなど一般人のスタジオの出入りを厳格に統制していたが、事件当日は放送局の取材が予定されており出入りのセキュリティを緩和していた』という現地メディアの報道内容を取り上げて「警察の捜査は終わっていないが最近の韓日関係を勘案すれば、計画された組織的な犯行である可能性を否定することはできない」と主張した。

また一部ネチズンは「『在日(在日韓国人)が今回の事件で笑っている」と主張したり、「放火は韓国人の習性だ」「放火は韓国人の国技だ」と嫌韓感情を露骨に表わす掲示物を上げている。

特に「韓国では京アニ放火犯を『英雄』と呼んでいる」や「安倍晋三総理が国家公安委員長に徹底的な事件捜査を指示したのは放火犯が韓国人である可能性があるから」というなどの主張までも出ている。

もちろんこのような無分別な疑惑提起と主張に対抗して「放火犯と韓国人を結びつけるのは一体どのような意図か」「33人を死亡させた放火犯ではなく今回の事件と関係ない数百km離れた韓国人を非難するのは異常ではないか」と批判するネチズンたちもいる。

あるネチズンは「事件の犠牲者を哀悼しなければならない口で『犯人は韓国人』という話をするのはヘイトスペッチ(特定集団を狙ってする嫌悪・憎悪発言)だ。これは『表現の自由』にも該当しない」と糾弾したりもした。

現地警察は事件容疑者の身元に対しては逮捕当時に持っていた身分証を根拠に「過去埼玉市に居住していた41歳の男性(現在は住所不明)」としながら「『京アニ』とは何の関連もない人物と見られる」とだけ明らかにした。

ただし、京都新聞は現地捜査関係者を引用、逮捕された男性が「小説を盗んだので火を付けた。『チャッカマン』(点火用ライター)を使用した」という趣旨の供述をしたと伝えた。

2019.07.19 10:15
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2019071910118288204