【東スポ】大型台風１０号巡り日韓不毛なネットバトル[8/15]

右大臣・大ちゃん之弼 ★

大型の台風１０号をめぐっても、日本と韓国が対立している。１５日は韓国で最も反日ムードが高まる「光復節」（日本の植民地支配からの解放を記念する日）で、全国各地で大規模な集会が開かれる。ついには西日本を縦断する台風１０号に対しても「そのまま日本に居座れ」「頑張れ！」と声援を送る始末。これに日本のネット民は「（朝鮮半島側に）曲がれ～！」と願掛けしている。もはや両国のいがみ合いは“大自然の領域”に突入した――。

　大型の台風１０号は暴風域を伴い、１５日には西日本に上陸、縦断する。四国や紀伊半島を中心に１２００ミリを超える記録的な大雨になる恐れがあり、気象庁は土砂災害や河川の増水、暴風や高波への警戒を呼びかけている。

　西日本の鉄道では運休が相次ぎ、各地で予定されていたイベントも中止に。せっかくのお盆休みが台無しになった人も多いだろう。

　そんななか、海の向こうの韓国では１年で最も重要な日を迎える。日本の敗戦に伴い植民地支配から解放された記念日である光復節だ。各地で反日イベントが目白押しで、民族問題研究所など１０以上の団体でつくる「強制動員問題解決と対日過去清算のための共同行動」は、ソウル市庁前のソウル広場で「光復７４周年　日帝強制動員問題解決のための市民大会」を開く。

　韓国事情通は「半導体の輸出規制強化やホワイト国からの除外で、韓国の反日ムードはピークに達している。貿易、インバウンドなどで日本とは民間交流をしたいため、怒りの矛先は、除外を決めた安倍晋三首相個人にシフトしている」と語る。

　台風１０号も日本にとっては災難、韓国にとっては“神風”でしかない。

　韓国のネット上では、光復節に合わせたかのように西日本を直撃した台風を「（日本への）天罰だ」と解釈。今回の台風は時速１５キロ程度と、自転車レベルの“ノロノロ運転”が特徴だが、韓国ネットでは「そのまま日本に居座って」という声が上がっている。

　とはいえ、韓国も日本と同じ“台風国”。西日本を真北に縦断すれば、向かう先は朝鮮半島。先日の台風８号は韓国を直撃している。

　現時点の予報では、１６日にも台風１０号は日本海に抜け、その後北東にカーブ。強風域が朝鮮半島をかすめそうな形で、北海道方面に向かうとされるが…。

　日本のネット上では「（西に）曲がれ～！」「韓国に寄るべき」という書き込みも目立つ。

「２０１１年３月の東日本大震災の時は韓国も日本を支援する声が多かったが、いまは違う。自然災害が起これば『ざまぁみろ』の世界になってしまった。解決の糸口は見えず、このままでは“最も遠い”隣国になってしまう」（同事情通）

　確かに日本海側を見れば隣国だが、大平洋側をぐるっと回れば最も遠い国。関係を修復できるか否かは、まさに神のみぞ知るだ。

https://www.tokyo-sports.co.jp/social/1511409/
東スポ 2019年08月15日 16時00分