【朝鮮通信使】鶏泥棒疑惑について専門家「盗んだという史料は無い。食材調達の為に無断で持ち出しただけかもしれない」★３[9/20]

<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん

朝鮮の災いの元の一つに両班つまり貴族という特権階級の存在がある。両班はみずからの生活のために働いてはならない者の身内に生活を
支えてもらうのは恥にはならない。
慣例上、この階級に属するものは旅行をするとき、大勢のお供を下記あてめられるだけかき集めて引き連れて行くことになっている。
本人は従僕に曳かせた馬に乗るのであるが、伝統上両班に求められるのは究極の無能さ加減で有る。
従者たちは、近くの住民を脅して、飼っている鶏や卵を奪い金を払わない。非特権階級で有り、年貢という重い負担をかけられている
おびただしい数の民衆が、代価を払いもせず、その労働力を利用するばかりか、借金という名目の無慈悲な取り立てを行う両班から過酷な圧迫を受けているのは疑いない。
商人なり農民なりがある程度の穴あき銭をためたという評判が立てば、両班か官吏が借金を求めに来る。これは実質徴税であり、もしも断ろうものなら、
その男は偽の負債をデッチ上げられて投獄され、本人または身内の者が要求額を支払うまで毎朝笞で打たれる。
役所の門内には、朝鮮の庶民の生き血をすする者たちが大勢いる。
（大英帝国旅行家イザベラ・バアド女史　”朝鮮紀行”　抜粋）