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【沖縄タイムス/社説】 [表現の不自由展再開] 政治の介入は許されぬ[10/9]

851 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2019/10/20(日) 04:23:31.93 ID:g4Xuxpzc.net
大変興味深い話だ。

その昔、深沢七郎が『風流夢譚』を書いたとき、それが天皇・皇后、皇太子・皇太子妃がマサカリでクビをちょん切られるなどという話であったため、
版元の中央公論社長宅に右翼が押しかけ、夫人や家政婦を殺傷した事件があった。
事件後、版元は「お詫び」を全国紙に掲載して全面謝罪し、社長も退社処分となった。同社長は「くだらない小説」で載せる気はなかったと作品を酷評した。
当時、文学時評を連載していた大岡昇平はこの事件に触れ、「中央公論が悪い」と断じている。
社会的、法律的には殺傷に及んだ右翼青年が悪いのであり、出版社が謝罪したり、作品が否定されるいわれはないはずだ。そう小生は思っていたが、
悪魔の詩事件やシャルレ事件を見るにつけ、社会的な善悪とは別に、これを惹起した側の責任に思いを致さざるを得ないと考えるようになった。
いわば表現の自由とは別に、表現する側に求められる暗黙知としての「自粛」、社会のバイオレンス・コードに抵触するか否かを察知して対処する知恵。
そうしたものが必要だ。それを常識人・大岡は主張していたのだろう。

あなたのいう「ヘイトの裏の顔」は、恐らく限りなくこれに近い。
ヘイトスピーチ解消法などのはるか昔から、公的な表現ルールとは別に暗黙知としてのルールが存在してきて、それは現在も存在し続けているということだろう。
それがヘイトスピーチ解消法成立の拡大を契機に表面に浮上して、法的ルールと見境なく議論されるようになった
――それが現在の表現の自由論議の混沌の基底にあると思われる。
この論議に法的に無知な芸術家や熟知した活動家、リベラル系法学者や、ネットメディア、市民団体等が入り乱れた結果が、今回のトリエンナーレ不自由展騒動だ――あまりにイージーだが、いちばん納得できる観点かと思う。
「リベラル」は「朝鮮シンパ」と入り組んでいるから、単純化していえば韓国経済が沈没するまで、この混沌は続くだろう。

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