【韓国】消えるホワイトカラー...中産階級の没落加速

動物園φ ★

消えるホワイトカラー...中産階級の没落加速

2020.01.02。午後5:56

韓国社会の腰の中産階級の重要な軸である経営管理職群が縮小している。韓国の中産階級をなす二大職業は、企業の課長級以上の管理職や医師・弁護士・教師・社会福祉士・鑑定士・公認仲介士など専門職である。ところが、会社の管理職が10年間その職群を維持する可能性は半分にも満たない35％に過ぎないことが分かった。

2日毎日経済新聞は、シン・グァンヨン中央大教授チームに依頼して韓国労働パネル資料をもとに、2007年と2017年の労働所得の資料を活用して、中間層の保持率を分析した。その結果、2007年の所得が高く、雇用形態が安定核心中産層（管理職・専門職など）を構成していた層のうち、10年が過ぎても、その職群を維持した割合は、管理職の場合、平均35％に過ぎなかった。専門職は平均55.8％で管理職に比べてはるかに高かった。

年齢別にみると、2007年、30代管理職であった会社員が10年後にも管理職として残っている割合は46.7％、40台だった管理者が、50代にも管理職を維持する割合は42.8％に低下した。

一方、2007年、30代の専門職従事者が2017年に40代にも専門職を維持した割合は60％であった。 40台だった専門職が50代にも席を維持した場合は58.7％であった。これは「ホワイトカラー」に代表される管理職従事者の居場所が急激に狭くなっていることを示している。

経営の専門家は、景気低迷の影響と技術の発達と外部環境の変化が、最近の経営管理職の仕事を急速に縮小させていると言う。

ジョンユシン西江経営学部教授は、「情報技術（IT）の発達で、エンタープライズリソースプランニング（ERP）をはじめ、経営管理部門の電算化が急速に行われており、景気低迷で組織スリム化の風が吹きながら、企業が管理職を継続的に削減している」と明らかにした。シン教授は「最大の問題は、シーズン中の子供たちが成長して消費が旺盛する40・50代の年齢に中産階級の地位を維持していない離脱するようになるだろう」とし「教育費だけでなく、老後の準備も不安になって、社会と経済全体に及ぼす否定的影響が大きい」と述べた。このように、管理職から離脱した人は、はるかに「質」の低い仕事に墜落しているが、再就職、教育の機会も多くないシン教授は指摘した。

https://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=009&aid=0004493651&date=20200102&type=1&rankingSeq=3&rankingSectionId=101