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【日本経済新聞】台湾・国民党が主席選 「親中」色の払拭競う 中国の統一工作に影響も[3/7]

1 :新種のホケモン ★:2020/03/07(土) 18:22:40.90 ID:CAP_USER.net
【台北=伊原健作】台湾の最大野党・国民党が7日、党主席選挙を実施した。同日夜に結果が判明する。統一を目指す中国への警戒感が高まるなか、1月の総統選で対中強硬路線の与党・民主進歩党(民進党)に大敗。今回出馬した2候補はともに支持回復に向け親中色の払拭を打ち出す。同党との交流を活用する中国側の台湾統一工作に影響が出る可能性がある。

今回は総統選での大敗を受け前主席が引責辞任したことに伴う補欠選挙で、約34万人の党員投票で行われた。元台北市長で軍人・公務員ら党内保守層を支持基盤とする郝龍斌氏(67)と、立法委員(国会議員に相当)で若手の代表格である江啓臣氏(47)による一騎打ちとなった。

「華人社会で自由と民主主義をけん引する政党であることを核心理念に据える」。江氏は2月の政見説明会でこう強調。「両岸(中台)で最も大きな距離は民主主義にある」と民進党と似た主張も展開し、中国を突き放した。郝氏も中国側が台湾側の主権を認めないなら、中台交流の「終了を検討する」と指摘。親中的なイメージの払拭が焦点になっている。

国民党の馬英九・前政権(2008〜16年)は、中台当局者が「一つの中国」原則を認め合ったなどとする「92年コンセンサス」を掲げ、主権の問題を棚上げすることで中国との経済交流を促進した。だが昨年1月に中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が香港と同じく、高度な自治を認める「一国二制度」を使って台湾統一を進める方針を明言。主権を守りながら中国から経済利益を引き出せるとの国民党の主張の説得力は薄れていた。

江氏は「92年コンセンサス」が「時代遅れで信頼を失った」として見直しを示唆し、郝氏も「党内で議論できる」とした。ただ台湾内部での親中批判を回避しつつ、中国側が交流の前提として認める新たな合意の形は見えていない。

中国側は民進党を「台湾独立勢力」と批判し、蔡英文(ツァイ・インウェン)政権の頭越しで台湾の親中勢力と交流することで統一を引き寄せようとしてきた。蔡氏が総統選で過去最多得票で再選を決めたことで統一工作は行き詰まりが鮮明になったが、国民党が中国と距離を置けば一段と苦しくなりそうだ。

大手民放TVBSが3月4日に発表した世論調査では、国民党支持者内での支持率は江氏が38%と、郝氏を5ポイントリードしている。

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56536890X00C20A3EA5000/

2020年3月7日 17:04

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