【韓国】トランプの嫌韓と親北[07/23] [ハニィみるく（17歳）★]

ハニィみるく（17歳） ★

（え）
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米国のドナルド・トランプ大統領は、米国の歴代指導者の中でも類を見ない反韓論者である。私的な場はもちろん、公式な場でも韓国と韓国の指導者を非難している。ホワイトハウス関連の暴露本で判明したトランプ大統領の韓国批判発言は、日本の嫌韓論者も顔負けのレベルである。現職の時はもちろん、退任後も同盟国に対する礼儀と外交的慣行を守り、韓国について肯定的に言及してきたビル・クリントンやジョージ・W・ブッシュ、バラク・オバマなどの歴代米国大統領とは比較できない最悪の指導者である。

ボブ・ウッドワードが書いた『恐怖の男』には、「トランプ大統領は文在寅（ムン・ジェイン）大統領が嫌い」という表現が出るほどだ。ホワイトハウスの参謀の間では、「トランプ大統領がイランや北韓（北朝鮮）と比べて、なぜ韓国にだけあんなに怒るのか理由が分からない」という、自嘲的な発言が出回っているという内容もある。ジョン・ボルトン元大統領補佐官も回顧録の『それが起きた部屋』で、トランプ大統領が米軍の韓国駐屯について疑問を呈した後、「我々はこれ以上、間抜けでいてはいけない」と述べたと書いている。

メリーランド州のラリー・ホーガン知事は、トランプ大統領が今年2月の共和党所属の州知事晩餐の演説時に、実際にこのような嫌韓発言をしたと暴露した。ホーガン州知事は今月16日にワシントンポストへの寄稿文で、トランプ大統領が「文大統領の相手をするのが嫌だ」とし、「韓国人は酷い人たち」と述べたと明らかにした。一方で北韓の独裁者である金正恩（キム。ジョンウン）について、「上手くやっている」と自慢までしたという。知韓派であるホーガン州知事がトランプ大統領の嫌韓・親北発言を躊躇なく伝えたのは、韓米同盟のために国家首脳の誤った認識を矯正させる必要があるというメッセージである。トランプ大統領の偏見が、米国の対韓半島（朝鮮半島）政策を誤る恐れがあるからである。

我が国は2016年以降、対米ロビーに最も多額の資金を投入した国である。米国の市民団体である責任ある政治センター（CRP）によれば、韓国は2016～2019年に対米ロビーとして1億6,567万ドル（約1994億ウォン）を使った。日本（1億2,216万ドル）よりも多額の金額である。特に文政権が発足した2017年のロビー額は5,198万ドル（約625億6,050万ウォン）で、朴槿恵（パク・クネ）政権だった2016年よりも約8倍に増加した。そのような多額のお金をばら撒いても、トランプ大統領の拗くれた認識すら変えられなければ、まさに捨て金である。国政調査もすべきである。

イ・ミスク論説委員

ソース：文化日報（韓国語）
http://www.munhwa.com/news/view.html?no=2020072201033011000001