【死んだ息子のチンコを触る】韓国でもワケの分からない反日行為に対しては批判が多い [8/5] [昆虫図鑑★]

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Ｋ―ＰＯＰアイドルや俳優に対する韓国人ファンの愛情はかなり深い。愛情が深い分、裏切られたときの反動が大きい。愛情と憎しみは表裏一体で、スターに裏切られたと感じたときファンは途端にアンチに変わる。これは日本に対する感情にも似ているかもしれない。

２０１７年に文在寅大統領が就任して以来、日韓関係は悪化の一途をたどっている。とはいえ、日韓関係の悪さは政治レベルの話で、一般人は意外と日本が好きだった。文大統領が反日をあおっても日本旅行ブームは確実に起きていて、ピーク時の２０１８年は多くの韓国人が訪日している。訪日客の４分の１が韓国人で占められていたのだ。当時、韓国の大手書店の売り上げランキングでトップ１０の６冊が日本の都市だったこともある。

　そんなに大好きだった日本に対して、韓国はなぜ反日デモ「ＮＯジャパン」を大々的に行ったのか。それは日本ブームが盛り上がる中、２０１９年７月に日本政府が輸出規制で韓国をホワイト国から除外したからだ。

　このときの気持ちを韓国人男性は「すごく大好きだったのに、ある日、突然フラれた。そんな思いだった」という。また、韓国人女性も「コチラが好きといっても、嫌いといわれた。多くの韓国人は悲しみ、そして怒った」と当時を振り返る。やはり愛情と憎しみは表裏一体なのだ。この出来事でファンはアンチへと姿を変え、日本製品の不買運動により日本旅行も標的となった。

　だが、そんな韓国でもワケの分からない反日行為に対しては厳しい。江原道の植物園で慰安婦を象徴する少女像にひざまずく安倍首相の像が設置された。日本でも報道されたが、この愚かな行為は当然のことながら支持者よりも批判の声が多い。そのため除幕式も中止された。

　そもそも韓国は今、不動産政策の失敗で文政権に対する怒りが強く、日本叩きは下火になっている。このニュースの扱いは小さく、気にしている韓国人は意外にも少なかった。ニュースを目にした文政権支持者でさえも「情けない」と呆れ顔だ。「こんなご時世に余計なことを」という意見が圧倒的に多いと聞く。

　韓国には「死んだ息子のチンコを触る」ということわざがある。「まったく無意味で役に立たないことをする」という意味だそうだ。植物園の園長もこんな時期に死んだ息子のチンコに触ってしまい、さぞ後悔しているだろう。

（児玉愛子／韓国ウオッチャー）

https://news.yahoo.co.jp/articles/3196130e5357559d34af8f5971d725cb67c3b390