【韓国】 「ソメイヨシノと王桜は別種」とした国立機関の研究結果は、根拠不足…王桜の生物主権探し専門家フォーラム[05/22] [LingLing★]

2 ：LingLing ★：2022/05/22(日) 19:57:49.65 ID:CAP_USER.net

#「国立樹木院、研究結果の根拠不足… 間違い、正さなければ」

ホ・ナムチュン済州大学校教授が座長を務めて行われた指定討論でも、国立樹木院が発表した研究結果に対する問題提起が相次いだ。これによる波紋を憂慮する声も大きかった。

カン・ムンギュ元漢拏日報論説室長は、「国立樹木院が国内専門家との十分な学術的討論と交感もなく、日本が長い間願った主張をそのまま受け入れた」とし、「関連学者の学術的批判と反発にもかかわらず、快く植物主権を譲り渡そうとする行動に他ならない」と指摘した。

キム・ホチョン連合ニュース済州取材本部の本部長は、「国立樹木院の研究結果が、常識線でどこまで科学的だと言うことが出来るのか考えてみた」とし、「遺伝体分析結果が正確だと前提しても、日本東京の栽培王桜よりも古い済州自生王桜（郷土遺産3号）を、『日本王桜』と見るのは明らかな手落ち」と指摘した。それと共に、「科学的結論というよりは、合わせるための推論」とし、「結論に対する根拠に沿って解明をしようとして結論が間違って導き出されたとすれば、追加研究をして正さなければならない」と強調した。

キム・ドンマン済州漢拏大学校教授は4月、済州道内の5団体が、共同で国立樹木院が国家標準植物目録自生植物から王桜を削除したことに抗議する声明を発表した理由に言及し、「遺伝子分析研究だけを根拠とし、とても生半可な決定をしたという判断があった」と話した。続けて、「国立樹木院の研究は、王桜の起源を研究する論文でもなかった」とし、「国立樹木院の遺伝体解読研究責任者と電話インタビューをしてみると、王桜を日本原産または日本で交雑して作った栽培種という認識が強かったが、その根拠があるわけでもない」と批判した。

キム教授はさらに「郷土遺産3号を日本から入ってきた栽培種と見ても、関連研究結果や科学的証拠は提示できない」とし、「王桜を国家標準植物目録自生植物に原状復旧して、国家、地方政府次元で原点から再び検討しなければならない」と話した。

カン・シヨン社団法人済州環境文化院院長は、国立樹木院が郷土遺産3号を日本産栽培王桜と発表して以降、「王桜『基準母樹』の世界化プロジェクトが失敗に終わった」と批判した。これに先立って、国立山林科学院と済州特別自治道、韓国植物分類学会は2015年郷土遺産3号を基準母樹と命名して、全世界に王桜の原産地である済州を知らせるという構想を公式化した経緯がある。

カン院長は、「その当時、国立山林科学院長が最近山林庁長に就任したが、今後どのような対応をするのか気になる」として、「新政府の国務総理に任命されたハン・ドクス総理も、2011年米国ワシントンD.C.アメリカン大学に王桜を母胎にした韓国庭園を造成した当時、駐米大使として記念植樹をした人物だ。政府がどのような対応策を出すのかも、見守る必要がある」と話した。

カン院長は、「済州道はユネスコ生物圏保全地域に登載された場所であるのに、現在まで王桜の生物主権を探そうとする公式対応がない」とし、「政府と済州道はもちろん、関心のある色々な機関が共同で乗り出して、生物主権を探す機会になることを願う」と話した。

（つづく）

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