【現代ビジネス】「韓国の軍人を誘拐せよ」「ガムのように捨てろ」「8.3スパイ」と韓国「情報機関」のおかしな攻防最前線[12/29] [仮面ウニダー★]

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韓国と北朝鮮の「おかしなスパイ攻防戦」

　「8.3スパイ」とは、北朝鮮国家情報機関から体系的なスパイ訓練を受けずに、北朝鮮の地方保衛機関所属の急造した「贋物スパイ」を意味する。

　韓国に入国して定住している脱北者を、韓国社会から徹底して隔離させるという、内部かく乱を目的とした「消費用スパイ」のことだ。

　じつはそんな「8.3スパイ」が拡大する背景には韓国側の事情が大きく影響している。今回はそんな「8.3スパイ」をめぐる北朝鮮と韓国のおかしな実態について紹介していこう。

　さっそく意外なことを言うと、じつは韓国の情報捜査機関では、「8.3スパイ」のことを、内心歓迎しているような雰囲気がある。いったいなぜ、韓国の情報捜査機関では、このような北朝鮮の「8.3スパイ」を歓迎しているのだろうか。

　答えは簡単。

　「スパイはみな同じスパイだ。『8.3スパイ』などというのは、どこにいる？」

　これが、韓国捜査機関に勤める一部の人々の見解だ。

　つまり、彼らにとって、「エリートスパイ」と「8.3スパイ」の区別は、別に重要なことではない。かえって「8.3スパイ」のほうが、自身のスパイ行為に対する自白も証拠も、立証するのがはるかに簡単だ。それゆえ彼らは、北朝鮮の「8.3スパイ」をむしろ好む側面があるというわけなのだ。
6万ドルを越える工作金、韓国軍人の誘拐…

　一時、「セルフスパイ」論争を巻き起こした、脱北女性スパイ事件がその代表的な事例といえよう。

　彼女は、「8.3スパイ」が集中的に入国したとされる2000年代初頭に韓国に入ってきて活動した、もっとも「8.3スパイ」の可能性がある代表的人物だ。

　韓国の裁判所で確認された彼女の犯行は4つである。

　6万ドルを越える工作金の収受、北朝鮮工作員との密会、軍事および国家機密の探知収集、大韓民国軍人と情報機関要員の誘拐および誘引の試みだ。

　彼女は、満期出所以後も、韓国社会をしばらくの間、スパイねつ造論争によってヒートアップさせた人物でもある。北朝鮮スパイ出身でありながら、何の躊躇もなくTV放送にまで出演した。それによって、韓国社会では、脱北者全体を眺める視線に、多くの変化が現れた。

　「脱北者の中に、そんなにもたくさんのスパイがいるのか？」、「違う。脱北者だからといって、すべてがスパイというわけではない」、「だが、どうしても脱北者は疑わしい人々であり、彼らと関係を持つのは、気をつけけなければならない」……などの論議が、インターネットのコメント欄を炎上させた。

　これを受けて北朝鮮保衛部では、さらに「8.3スパイ」を急造し、潜入させたのだった。

以下ソースから

12/29(木) 7:32配信　郭文完（Dae Han Film company代表）
https://news.yahoo.co.jp/articles/fca648b402dc1028338a3aaaf753326e9bcef10e?page=2