【韓国】全身麻痺のフリをして保険金詐取、韓国の一家3人摘発 [動物園φ★]

動物園φ ★

6/19(月) 10:12配信
KOREA WAVE

「全身麻痺で動けない」などと騙し、保険会社から約1億8000万ウォン（約2000万円）をだまし取ったとして、韓国・大田（テジョン）東部（トンンブ）警察署は最近、保険詐欺防止特別法違反の疑いで、20代のAら一家3人を在宅で送検した。

NEWSISによると、一家は2021年10月から昨年2月まで、手足の後遺症に関する診断書を提出し、加入していた2つの保険会社から保険金約1億8000万ウォン相当を詐取し、他の3つの保険会社に保険金約12億9000万ウォン（約1億4300万円）を請求した疑いが持たれている。

特にAは2016年3月、大腸切除手術後、病院側の過失で右腕複合性局所疼痛症候群（CRPS）と診断され、病院から3億2000万ウォンの示談金を受け取った。CRPSは外傷後慢性的に持続する神経病性の痛みで、腕と足によく発生し、他の身体部位でも発生しうる。

示談金を使い果たした後、Aは父親の50代B、姉の20代Cと共謀して犯行を思い立ったという。保険金請求過程で、全身麻痺ならより多くの保険金を受け取ることができるという事実を知り、Aは大腸切除手術をした病院を訪れ、腕と足が動かなくて歩行や日常生活が不自由だと騙した。2021年6月にCRPS診断を受け、同年10月から保険金を請求したことが確認された。

大田警察庁が公開した映像で、Aは家族が押す車椅子に乗って病院内を移動した。しかし、Aは診療を終えて病院の外に出ると、車椅子から立ち上がってタクシーに乗ったという。

3人は保険会社から受け取った保険金約1億8000万ウォンをすべて生活費として使ったとされる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e204c3a7da864a69d8a8816c9c71b5e8f2bcfebe