【日帝風水侵略】 映画「破墓（パミョ）」…歪曲された歴史の鉄杭抜きは続く[05/02] [LingLing★]

1 ：LingLing ★：2024/05/02(木) 23:28:35.63 ID:TO4+0WN0.net

破墓（パミョ）、歪曲された歴史の鉄杭抜きは続く

（省略…）「パミョ」の物語の中で鉄針（鉄杭）について考えてみようと思う。この映画を作ったチャンジェヒョン監督は「風水師たちと土地の話をしてみたら結局、鉄針に至った」と述懐した。

映画で「鉄杭（鉄針）」は「日帝の鉄杭打ち」をモチーフにしたものだ。日帝がヒョル（穴）に鉄杭を打ち込み、我が民族精気を抹殺しようとしたというものだ。これを「風水侵略」と呼ぶ。

映画「パミョ」で、このように対話が短く交わされる。
「（鉄の杭は）土地測量用だと言ったじゃん。99%が偽物じゃないか」（ヨングン-ユ・ヘジン）
「じゃあ1%は？」（サンドク-チェ・ミンシク）

映画の中でチェ・ミンシクとユ・ヘジンは、その1%の鉄杭を探しに出る。北緯38.3417度、東経128.3189度だ。韓半島の腰であり休戦線にふさがれ、南側から行ける白頭大幹(太白山脈)の最北端だ。

映画が上映されると、本当に鉄の杭は韓民族の精気を断つためにヒョル（穴）に打ち込んだのだろうか。それとも、隅々まで侵奪をするための土地測量用だったのかという論争が起きこった。ある風水地理学者は「鉄の杭が問題ならば現在の山中の送電塔と電信柱は何か」と反問した。特定の「穴」に打ち込む鉄杭と公共用送電塔を建てることは別個のことだ。

2024年3月17日付、朝鮮日報のコラムに「『パミョ』の中の風水の誤解と真実」が載せられた。このコラムでキム某教授は、「鉄杭は三角点の誤解だ。三角測量をする時、基準として定める三点だ。1895年、日本は約200人の測量士を送って、朝鮮の土地を測量した」とし、鉄杭は測量用だったので誤解しないでと擁護した。この際、鉄杭を見て朝鮮人が反発すると、「1912年、朝鮮総督府が『三角点標石の下に魔鬼を埋めたから災が迫るという、流言飛語にだまされるな』と示達するほどだった。日本は朝鮮を強奪したが、風水侵略はしなかった」と弁護した。朝鮮強奪が侵略そのものだが、その中で風水侵略はなかったとは矛盾した言葉だ。

しかし、保坂祐二教授は自身のFacebookで別の主張をする。「鉄杭は韓半島の名山のさまざまなところで発見され、一時世間の関心を集めた。しかし、鉄杭は日帝が韓半島の気運を奪うためではなく、近代的な開発のために打ち込んだという主張が出て、一般人の関心から遠ざかった」と指摘し、映画「パミョ」はそのような鉄杭に対する関心を再び呼び起こさせたとし、「例えば北漢山（三角山）の頂上には、26個も鉄杭が一ヵ所に打ち込まれていたと、それを記憶する江北（カンブク）区の元公務員が証言する。人の名前を書いた紙や布きれなどに鉄杭を打ち付けて呪詛する方法は、日本で陰陽師がよく使った呪詛方法の中の一つだった」と実情を知らせている。

映画のように、実際に日帝鉄杭抜き運動が大きく広がったことがある。1995年2月28日、内務省（現在、行政安全部）は、「光復50周年を迎え、日帝が植えた鉄杭を大々的に抜く」と発表した。「大韓民国史年表」にはこの日、公式的に「内務部は日帝が全国名山154ヶ所に設置した鉄杭除去を決定」したと記録している。鉄杭抜きがキム・ヨンサム政府の主導で始まった。

翌日の3·1節記念式で、政府は朝鮮総督府の建物だった中央庁を取り壊すと宣布し、続いてこの日の夜、KBS「9時ニュース」は京畿道（キョンギド）楊口（ヤング）の大岩山（デアムサン）の麓から日帝の鉄杭を抜くシーンを生々しく報道した。

楊口（ヤング）文化院長の立ち会いの下、大岩山のカメ岩に埋め込まれていた1.8メートルの鉄杭を20名が動員され、半日の作業の末に苦労して引き抜いた。村人たちは50年ぶりに日帝の鉄杭が抜かれたと作業員たちと万歳を叫んだりもした。それは明らかに測量用ではなかった。

国史編纂委員会が1990年代に発刊した『韓国史論』の7巻『風水地理説と民俗』には、「風水は生活文化の方便であり信仰ではない。しかし、風水地理説が歪曲され、弾圧を受け始めたのも日帝時代だ。日帝は朝鮮総督府から『朝鮮の風水』を発刊し、風水地理説を惑世誣民する迷信として分類し、近代化の障害要因だと毀折させた」とし、このような名分を仕立てた日帝は「山の血脈を絶ったり、ヒョル（穴）に鉄杭を打ち込むやり方で民族精気を断とうと試みた。同じように、都市近代化を志向するという名分の下、鉄路と新作路を作り、地脈を切断したり、文化財を毀損させる反風水的な蛮行を日帝時代に犯した」と記録している。

鉄杭抜きは今また始まる。鉄杭抜きは、我々の意識の中で歪曲された歴史を正すことだ。

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