2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【台湾】 頼政権「ウクライナ重視」の主張が物議、対米関係も緊張か 「肝心の台湾が必死で戦うつもりがないのに…」 [5/20] [仮面ウニダー★]

1 :仮面ウニダー ★:2024/05/20(月) 13:28:17.37 ID:hCWleFKj.net
ー前略ー
台湾の新総統に、蔡英文政権の与党・民進党の頼清徳氏が20日、就任する。「台湾の現状維持」を掲げる次期頼政権にとって、
脅威は中国だけではない。実は、味方であるはずの米国にも、根強い「台湾批判派」がいるのだ。

どういうことか。

日本では、まったく報じられていないが、共和党保守派からは、かねて「台湾は自主防衛に十分な努力をしていない」と
批判する声が出ていた。
代表格は、ドナルド・トランプ前政権で国防次官補代理として2018年の「国家防衛戦略」を執筆したエルブリッジ・コルビー氏だ。

同氏は11日付の台湾英字紙「台北タイムズ」に寄稿し、次のように論評した。

「台湾が昨年夏に発表した防衛予算は190億ドル(約2兆9300億円)で、国内総生産(GDP)の2・5%にすぎない。
公式発表に基づく中国の軍事費は、その12倍だ。実際の数字なら、37倍に上る。台湾は防衛に真剣とは言えない。
なぜ、防衛費を10%にしないのか」

コルビー氏は続けた

「台湾は『いつでも米国が守ってくれる』と思っているようだが、台湾は米国の死活的利益ではない。米国は台湾なしでも生き残れる。
われわれの指導者は米国の若者に、台湾が果たす以上の仕事を求めないだろう。
イラクやアフガニスタンで血みどろの戦争を経験した米国は『もう懲り懲り』と思っているのだ」

誤解のないように言うが、コルビー氏は米国でも指折りの対中強硬派だ。「米国は台湾を守らない」と言っているのではない。
「肝心の台湾が必死で戦うつもりがないのに、米国が命を賭けて台湾を守るわけがない」と本音をさらして訴えているのだ。

私は彼の論文にいくつも目を通してきたが、ここまではっきり書いたのは初めてだ。
何度も警告してきたのに、まさに「堪忍袋の緒が切れた」といった感じである。

コルビー氏の怒りに火を注いだのは、頼政権で国家安全保障会議の秘書長に就任する高官(前外交部長)が、
5月9日付の米外交誌「フォーリン・アフェアーズ」に寄せた1本の論文である。

高官は「ロシアのウクライナ侵攻を阻止することが、中国による台湾侵攻阻止につながる」と主張した。
米国の対中強硬派は、かねて「中国との戦いに備えるために、ウクライナ防衛は欧州に任せるべきだ」と訴えてきた。
高官の言い分とは正反対だ。

保守派の新聞「ワシントン・エグザミナー」のトム・ローガン記者も、昨年6月1日付の同紙で、
頼政権の副総統に就任する蕭美琴(しょう・びきん)氏のウクライナ重視発言をとらえて、
「ウクライナでスティンガー(携帯式ミサイル)を使い切ってしまったら、台湾の分がなくなるのは誰でも分かる」と
厳しく批判した。

彼らにしてみれば、「ウクライナ防衛が台湾防衛につながる」などという頼政権の主張は、まさに「裏切り」と映ったとしても
当然だろう。

それは、ジョー・バイデン政権の姿勢でもある。そうだとすれば、11月の大統領選でトランプ氏が復活すれば、何が起きるか。

私は「頼政権とトランプ政権の間で緊張が生じるのは避けられない」とみる。頼政権は対米関係でも、難しいかじ取りを迫られる。
日本の岸田文雄政権も同じだ。トランプ政権復活なら、バイデン政権と歩調を合わせてきたツケを払わされるに違いない。

■長谷川幸洋

全文はソースから
2024.5/19 10:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20240519-QA4PO3LKLNKRJM3TP2SU42VB7E/

※関連スレ
【台湾】新総統が就任 頼清徳氏、対中関係は「現状維持」―民進党が初の3期連続政権 [Ikhtiandr★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1716173942/

総レス数 34
18 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200