【PSO2】アークスの劣等生

名無しオンライン

オーザ「おい、安藤！　さっきの防衛戦でのお前の動きはなんだ？　ガッツポーズをとっては逃げ回ってばかりでまるで戦力になってないじゃないか！」

ハンス「貢献度も最低ランクだったしな。おかげで壁が壊されそうだったぜ。こんな人が自分と同じアークスだなんて我慢できねぇよ」

安藤「……」

マールー「待ちなさい。貴方達、安藤君に助けられたというのにその言い方はなんなの？」

オーザー「俺達が助けられただと？」

マールー「そうよ。貴方達は彼のスキル……『ウォークライ』によって無防備になった敵を殴っていただけなのよ」

ハンス「ちょっと待てよ。安藤はフォースだろ？　ウォークライはハンターにしか習得できないはずだぜ」

オーザ「そうだぞ。そんな基本的な事も知らないとはやはりフォースは駄目だな」

安藤「……」

アザナミ「……『サブクラス』、ね？」

オーザ「な……！」

ハンス「馬鹿言うなよ、『サブクラス』は一部の優秀なアークスにしか設定できないはずだ！　こんな新人なんかに使えるはずないだろ！」

安藤「さすがですね。マールーさん、アザナミさん。二人の仰るとおり俺はFoHuです」ﾄﾞｯｸﾝ（ウォークライ）

ティア「流石です、お兄様！」

オーザ「ば、馬鹿な……！」

ハンス「……」（バツの悪そうな顔）

マールー「わかったかしら。彼のせいで壁が壊されそうになった？　違うわね、彼が居なければ壁なんてとっくに壊されていたのよ」

リサ「二人のプライドを傷つけないために敢えて黙って罵倒を受けようとするなんて……ちょっとお人好しすぎますねえ」

アザナミ「だけどそこが安藤のいいところでもあるのさ」

安藤「……」ﾌｯ