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うるせーよトロマン

1 :名無しオンライン:2019/03/06(水) 10:56:23.27 ID:dGaSau6D.net
うるせーよトロマン
https://i.imgur.com/3mLOs42.jpg

2 :名無しオンライン:2019/03/06(水) 10:57:09.77 ID:hf3Th4Gj.net
俺も今週、”感謝祭”ですよ。

3 :名無しオンライン:2019/03/06(水) 11:02:54.35 ID:fh4eTg1Y.net
肛門文学ください

4 :名無しオンライン:2019/03/06(水) 11:14:47.02 ID:1cxOdLp9.net
木村は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。木村には政治がわからぬ。
木村は、村の牧人である。ホラを吹き、パチンコで遊んで暮して来た。けれども不遜に対しては、人一倍に敏感であった。
きょう昼過ぎ木村は村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此のセガビルの市にやって来た。
木村には竹馬の友があった。菅沼である。今は此のセガビルの市で、たい焼き屋をしている。
 その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。
歩いているうちに木村は、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、
 けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきな木村も、だんだん不安になって来た。
路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が緊急に行き、まちは賑やかであった筈だが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。
しばらく歩いて老爺に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。
 木村は両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「王様は、人を殺します。」
「なぜ殺すのだ。」
「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」
「たくさんの人を殺したのか。」
「はい、はじめは緊急ゲーで。それから、HDDバーストで。それから、EP5で。それから、運営語録で。それから、ダークブラストで。それから、使い回しで。」
「おどろいた。国王は乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、信者の心をも、お疑いになり、オフイベに参加する者以外の声は聞きません。
 御命令を拒めばもんじゃをかけられて、殺されます。きょうは、94.4人殺されました。」
聞いて、木村は激怒した。「呆れた王だ。生かして置けぬ。」
木村は、単純な男であった。買い物を、背負ったままで、のそのそ王城にはいって行った。
 たちまち彼は、巡邏の警吏に捕縛された。調べられて、木村の懐中からは短剣が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。木村は、王の前に引き出された。
「こんな短刀でアタシに何するつもりだったわけ?」暴君酒井は静かに、けれども威厳を以もって問いつめた。
 その王の顔は不遜で、眉間の皺は、刻み込まれたように深かった。
「市を暴君の手から救うのだ。」と木村は悪びれずに答えた。
「まァじで?」王は、憫笑した。「アナタごときがアタシを殺せるわけないじゃないのよアッハーーーーwwwww」
「言うな!」とメロスは、いきり立って反駁した。「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。王は、民の忠誠をさえ疑って居られる。」
「先に裏切ったのはアナタ達じゃない、人の心なんて信じちゃいけないわけよまァじ」
 暴君は落着いて呟やき、ほっと溜息をついた。「アタシだって、平和を望んでいるのよ。」
「なんの為の平和だ。自分の地位を守る為か。」こんどは木村が嘲笑した。「罪の無い人を殺して、何が平和だ。」
「おだまりなさい下賤の者!」「んっ!あなたさぁ〜それ小学生だったらいいよ?二十歳過ぎて謀反とかヤバいよまァじで」
「うるせーよトロマン」
酒井がさっと顔を挙げてみると、なんと王の度重なる不遜により限界に達した木村が”平成の侍”になっているではないか。
彼は持っていた短刀ではなく腰から自慢の”25cm刀”を沈んでいく太陽の10倍も速く抜刀、すでに酒井のトロマンに挿入していた。
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!」
「喘いでんじゃねーよ!」
「信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか」
「なれ!仲間になれ!」
「アイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!」

 どっと群衆の間に、歓声が起った。
「万歳、王様万歳。」
 ひとりの少女が、緋のマントを木村に捧げた。木村は、まごついた。佳き友は、気をきかせて教えてやった。
「木村、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い娘さんは、木村の裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」
 勇者は、ひどく赤面した。

5 :名無しオンライン:2019/03/06(水) 13:07:35.33 ID:hMJDfFO5.net
むかしあるところに、木村といふ荒くれおりけり 
よろずを断ちたる妖刀を持ち、各地を巡りて人を斬りつつ 
生き血を求めて彷徨いにけり 

さて江戸の地主が子に、さかいとゐふ艶かしきものありけり 
木村なる荒くれの音をきき、我倒さんとて立ち上がり 
果たして木村かのちに入りて、その姿を目入られば 
「やゐ、このをれをきつてみ給え」とあなかましく言うなり 
さればと木村さやを捨てつつ、かたなを前に構えたれば 
たちまちさかい後を返りて、肛を向けて待ち受けるなり 
これをみるに皆驚きて、口々に「げにおろかなり。命(たま)捨てたるとは」といふ 

木村もまたあきれ果て、ゑゐと肛に突き立てば 
むんずと刀を穴に入れつつ、たちまちこれを飲み込みにけり 
これに怒りて柄を持ち、力のかぎりに動かすも 
肛いとやわらかく、のれんを押すが如くして露も斬れず 
やうやう力も尽き果てて、木村もまた果てにけり 

人々これを伝え、彼のちに江戸の守酒井を授かるなり

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