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【儒教】孔子の哲学【論語】
- 1 :小魔玉 ◆.c.c.k.k.. :2012/02/14(火) 01:11:11.08 0.net
- 今から2500年前に五常(仁、義、礼、智、信)と五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)を以って
理想社会の実現を夢み、独自の哲学を持っていた孔子の教えを色々な視点から議論するスレです
- 500 :考える名無しさん:2013/09/03(火) 21:00:48.10 O.net
- 衛霊公問陳於孔子 孔子對曰 俎豆之事 則嘗聞之矣 軍旅之事 未之學也 明日遂行
衛の霊公陳を孔子に問う。孔子對して曰く、俎豆の事は、則ち嘗てこれを聞けり。
軍旅の事 未だこれを學ばざるなり。明日遂いに行く。
衛の霊公様が先生に陣形について質問した。
先生が答えた。
「祭礼の俎豆などの扱いなら知ってますが
軍隊のことは皆目学んでおりませぬ」
そういって先生は次の日、衛を去った。
- 501 :考える名無しさん:2013/09/04(水) 21:36:51.24 O.net
- 在陳絶糧 従者病 莫能興 子路慍見曰 君子亦有窮乎 子曰 君子固窮 小人窮 斯濫矣
陳に在りて糧を絶つ。従者病んで能く興つことなし。
子路慍って見みえて曰く、君子も亦や窮することあるか。
子曰く、君子固より窮す。小人窮すれば、斯に濫す。
陳の国を通過しようとした際に、先生一行は軍隊に包囲され食糧が途絶えたのだった。
従者は病んで立つこともできなかった。
子路さんがブチ切れて先生に言った。
「君子という者が天に見放されこのような目に遭って困窮するなどありえましょうか」
「君子だって食糧がなければそりゃ困窮するさ。
しかし小人は困窮してそのうえ取り乱し大声で喚く」
- 502 :考える名無しさん:2013/09/05(木) 20:26:10.49 O.net
- 子曰 賜也 女以予爲多學而識之者與 對曰 然 非與 曰 非也 予一以貫之
子曰く、賜や、女は予を以って多く學びて爲之を識る者と爲すか。
對して曰く。然り、非なるか。
曰く、非なり。予は一以ってこれを貫く。
先生がおっしゃった。
「賜ちゃん、お前はワシがたくさんの知識を学んでそれを知る学者の先生だと思ってるのかい?」
「ええ、違うんっすか?」
「それが違うんじゃ、ワシは一本の道をただ歩んできたに過ぎぬのじゃ。
日本でもいうじゃろ
神武元来世に二道なしと」
- 503 :考える名無しさん:2013/09/06(金) 09:27:36.08 0.net
- 孔子の言葉よりユダヤ教の教えのほうが身に迫ってくる
やはりイエスやブッダよりかは何段か落ちるだろう
貧しき人は幸いなり、天国はその人のものなり
- 504 :考える名無しさん:2013/09/06(金) 20:48:47.34 O.net
- 子曰 由 知徳者鮮矣
子曰く、由や、徳を知る者、鮮なし。
由ちゃんや、言葉で徳について知っている者は多いが徳について本当に知っている者は少ないんじゃよ。
- 505 :考える名無しさん:2013/09/07(土) 07:14:51.06 O.net
- 子曰 無為而治者 其舜也與 夫何爲哉 恭己正南面而已矣
子曰く、無為にして治むる者は、其れ舜なるか。夫れ何をか爲すや。己を恭しくして正しく南面するのみ。
何事も成さずにこの世を治めることができたのは舜だな。
彼は何をしただろうか。己を恭順なる態度で律して正しくして南に向かって瞑想してたに過ぎないのだから。
- 506 :考える名無しさん:2013/09/08(日) 07:51:45.90 O.net
- 子張問行 子曰 言忠信 行篤敬 雖蠻貊之邦行矣 言不忠信 行不篤敬 雖州里行乎哉
立則見其參於前也 在輿則見其倚於衝也 夫然後行 子張書諸紳
子張行を問う。子曰く、言忠信、行篤敬なれば、蠻貊の邦と雖も行われん。
言不忠信、行不篤敬ならば、州里と雖も行われんや。
立てば則ち其の前に參なるを見る。輿に在れば則ち其の衝に倚るを見る。夫れ然して後に行われん。子張諸れを紳に書す。
子張さんが人に物を伝え行われる為の心構えを聞いた。
「言葉が忠実で信用があり、行いは篤実で敬虔であれば、北斗の拳の世界に言っても通用する。
そうでなければ自分のホームでも通用しない。
立っていても視線の先全てのものに忠信篤敬で対して、車に乗ってる掴み棒にさえ忠信篤敬の気持ちで掴む。
そのようであって初めて他人に意思が伝達され実行されるようになる。
子張さんはそれを忘れないよう帯にデカデカと忠信篤敬と書きしるした。」
- 507 :考える名無しさん:2013/09/09(月) 08:43:10.91 O.net
- 子曰 直哉史魚 邦有道如矢 邦無道如矢 君子哉キョ伯玉 邦有道則仕 邦無道則可巻而懐之
子曰く、直き哉、史魚。邦に道有るも矢の如く。邦に道なくも矢の如し。
君子哉キョ伯玉、邦に道有らば則ち仕え、邦に道なくば則ち巻いてこれを懐にすべし。
真っ直ぐなもんだな、子魚さんは、国に道がある時もない時も矢のように真っ直ぐ突き進んだ、マグロみたいなもんだな。
君子だなキョ伯玉さんは、国に道ある時は仕官して、
道が行われてない時は才能をまるごとくるくる小さくまとめて懐に隠してしまった。
- 508 :考える名無しさん:2013/09/10(火) 08:21:47.81 O.net
- 子曰 可與言 而不與之言 失人 不可與言 而與之言 失言 知者不失人 亦不失言
子曰く、與に言うべくして、これと言わざれば、人を失う。
與に言うべからずして、これと與に言えば、言を失う。
知者は人を失わず、亦た言を失わず。
話すべき人と話しをしなければその人のことは知らずじまいで終わってしまいます。
共に話しをすべきでない相手と話しをすれば無駄話で終わってしまいます。
知者は人も言葉も疎かにしません。
by仔牛
- 509 :考える名無しさん:2013/09/11(水) 09:07:01.74 O.net
- 子曰 志士仁人 無求生以害仁 有殺身以成仁
子曰く、志士仁人は、生を求めて以って仁を害することなく、身を殺して以って仁を成すことあり。
志ある仁の人というものは、自分可愛さや、生命への愛着から仁の道を害するようなことない。
かえって自己一身を犠牲にして仁をなすことさえある。
- 510 :考える名無しさん:2013/09/12(木) 08:29:14.71 O.net
- 子貢問爲仁 子曰 工欲善其事 必先利其器 居是邦也 事其大夫之賢者 友其士之仁者
子貢仁を爲することを問う。子曰く、工、其の事を善くせんと欲すれば、必らず先きに其の器を利くす。
是の邦に居るや。其の大夫の賢なる者に事え、其の士の仁なる者を友とせよ。
子貢さんが仁の実践について質問した。
「大工がいい仕事をしようと思えば、道具を研いで鋭くするものだ。
そのようにどんな国にいても、重臣の中から賢い人を選んで仕え、仲間は仁なる人を選べ」
- 511 :考える名無しさん:2013/09/13(金) 07:29:47.34 O.net
- 顔淵問爲邦 子曰 行夏之時 乗殷之輅 服周之冕 楽則韶舞 放鄭聲 遠佞人 鄭聲淫 佞人殆
顔淵邦を爲むることを問う。子曰く、夏の時を行い、殷の輅に乗り、周の冕を服し、楽は則ち韶舞。
鄭聲を放ち。佞人を遠ざく。鄭聲は淫、佞人は殆し。
顔回さんが統治について質問した。
暦は夏王朝、馬車は殷王朝のもの、冠は周王朝。
音楽は韶舞を用いよ。鄭の音楽を廃止し、口だけのものは遠ざけよ。
鄭の音楽は淫乱を助長するし、口だけのものはいろいろと殆い。
- 512 :考える名無しさん:2013/09/14(土) 07:23:12.63 O.net
- 子曰 人無遠慮 必有近憂
子曰く、人にして遠き慮りなければ、必ず近き憂いあり
長期的観点から考える視点を持たない者にはあれやこれやと身近に憂いが発生するのじゃ。
人は少なくとも1万2000年先を見越して行動するぐらいでないとダメじゃ。
そのぐらい長期的スパンで物事を見れば自ずから憂いはなくなる。
- 513 :考える名無しさん:2013/09/15(日) 09:06:46.08 O.net
- 子曰 已矣乎 吾未見好徳如好色者也
子曰く、已んぬるかな。吾れ未まだ徳を好むこと色を好むが如くする者を見ざる也。
オージーザス!
ワシはこれまでエロより徳を好む者を見たことがない!
- 514 :考える名無しさん:2013/09/16(月) 09:15:51.04 O.net
- 子曰 藏文仲其竊位者與 知柳下惠之賢 而不與立也
子曰く、藏文仲は其れ位を竊む者か。柳下惠の賢を知りて、而も與に立たざる也。
藏文仲はその地位を盗んだようなもんだ。
柳下惠の知恵を知りつつ彼を登用しなかったのだから。
- 515 :考える名無しさん:2013/09/17(火) 19:00:50.00 O.net
- 子曰 躬自厚 而薄責於人 則遠怨矣
子曰く、躬自ずから厚くして、薄く人を責むれば、則ち怨みに遠ざかる。矣
人の分も自己を反省して、人を責めることが少なければ、怨みから遠ざかる。
- 516 :考える名無しさん:2013/09/18(水) 21:07:56.36 O.net
- 子曰 不曰如之何如之何者 吾未如之何也已矣
子曰く、これを如何これを如何と曰ざる者は、吾これを如何ともするなきのみ。
「どうしたもんか、どうしたもんかと徹底して思い悩んでる段階でない限り、私だってなんともしようがない」
- 517 :考える名無しさん:2013/09/19(木) 22:10:23.07 O.net
- 子曰 羣居終日 言不及義 好行小慧 難矣哉
子曰く、羣居終日。言は義に及ばず。好んで小慧を行う。難い哉。
一日中つるんでも話は全く義に触れることさえない。
小賢しいことばかり抜かす、ダメ過ぎる。
- 518 :考える名無しさん:2013/09/20(金) 21:10:15.30 O.net
- 子曰 君子義以爲質 禮以行之 孫以出之 信以成之 君子哉
子曰く、君子は義を以って質と爲し、禮を以ってこれを行い。
孫以ってこれを出だし、信を以ってこれを成す。君子哉。
君子というものは正義を以って本質とし、禮を以って何事も行い。
謙遜を以って自己を表出し、信頼を以って完成する。
義禮孫信これを完備して君子ってもんだ。
- 519 :考える名無しさん:2013/09/21(土) 00:41:43.15 O.net
- 子曰 君子病無能焉 不病人之不己知也
子曰く、君子は無能を病みとす。人の己を知らざるを病みとせざるなり。
君子は自分の不徳の致すところから来る不能を悩みとする。
他人が自分を理解しないなどと名声欲に駆られた悩みを持たない。
- 520 :考える名無しさん:2013/09/22(日) 08:53:39.60 O.net
- 子曰 君子疾没世而名不稱焉
子曰く、君子は世没えて名の稱せられざるを疾む。
君子というものは死んだ後に自分の名が後世に残るかどうか心配する。
- 521 :考える名無しさん:2013/09/24(火) 08:35:11.59 O.net
- 子曰 君子求諸己 小人求諸人
子曰、君子は諸れを己に求め、小人は諸れを人に求む。
あらゆるものの原因を君子は己に求める。小人は全ての責任を他人に帰っする。
- 522 :考える名無しさん:2013/09/24(火) 08:40:07.07 O.net
- 子曰 君子矜而不争、羣而不党
子曰く、君子は矜かにして争わず。羣して党せず。
君子は誇り高いが争わない。人と仲良くするが派閥に入らない。
- 523 :考える名無しさん:2013/09/25(水) 22:46:12.61 O.net
- 子曰 君子不以言擧人 不以人廢言
子曰く、君子は言を以て人を擧げず。人を以て言を廢せず。
君子は言葉でその人を抜擢しない。人柄が怪しいという理由でその言葉を無視したりしない。
- 524 :考える名無しさん:2013/09/26(木) 22:59:32.38 O.net
- 子貢問曰 有一言而以終身行之者乎 子曰 其恕乎 己所不欲 勿施於人
子貢問いて曰く、一言にして以って終身これを行うべきものありや。
子曰く、其れ恕か。己の欲せざる所を、人に施すことなかれ。
子貢さんが質問した。
「一生涯でこのことだけ行っておけというものはありますか」
「思いやりだな。自分の嫌なことは他人にしない」
- 525 :考える名無しさん:2013/09/28(土) 06:21:58.44 O.net
- 子曰 吾之於人也 誰毀誰譽 如有所譽者 其有所試矣 斯民也 三代之所以直道而行也
子曰く、吾の人におけるや、誰をか毀り誰をか譽めん。
如し譽むる所ある者は、其れ試むる所あり。斯の民や、三代の直道にして行う所以なり。
私は普段人をけなしたり褒めたりということはない。
褒めるならそれは褒めることによってその人を伸ばそうと試みているに過ぎない。
それ故に私は三代の古来以来の直道を以て人にあたるのだ。
褒めたりけなしたりをもってする法家のような人心掌握術はダメである。
- 526 :考える名無しさん:2013/09/28(土) 21:40:40.67 O.net
- 子曰 吾猶及史之闕文也 有馬者借人乗之 今亡矣夫
子曰く、吾れなお史の闕文に及ぶなり。馬ある者は人に借してこれに乗らしむ。今は亡くかな。
昔の歴史家は文章に疑問があればそこは空白のままにした。
また馬を手に入れた人は他人に貸して調教してもらった。
この文章を日本語に今翻訳している者も疑問の所をさも分かったように流暢に翻訳しているのだから、
困ったものである。
- 527 :考える名無しさん:2013/09/30(月) 07:16:40.10 O.net
- 子曰 巧言亂徳 小不忍 則亂大謀
子曰く、巧言は徳を亂る。小を忍ばざれば、則ち大謀を亂る。
うまい言葉は徳を乱す。小さいことを我慢しなければ大きい計画を乱す。
- 528 :考える名無しさん:2013/09/30(月) 22:02:33.03 0.net
- 子曰 衣敝縕袍 與衣狐貉者立 而不恥者 其由也與 不忮不求 何用不臧
子路終身誦之
子曰 是道也 何足以臧
先生は言ったのだ
アルマーニのスーツ野郎を前にして、ユニクロで恥ずかしがらないのは由ぐらいだな
「『殺してでも うばいとる』とか『他人が持ってるとそれだけで欲しくなるのぉぉぉぉ』とか駄目ゼッタイ」
って詩経に書いてあるとおりに生きてる男だな
これを聞いた由ちゃん舞い上がってこの一節を死ぬまで歌ってた
先生は言ったのだ
まあ道ってのはそういうもんじゃけど、そればっかりってのは駄目だわな
- 529 :考える名無しさん:2013/10/01(火) 04:50:44.83 O.net
- 子曰 衆惡之 必察焉 衆好之 必察焉
子曰く、衆これを惡む。必らず察す。
衆これを好む。必ず察す。
みんなが憎んでもそれを鵜呑みにせずこれを調べる。
みんながいいといっても鵜呑みにせずに必ず調べる。
- 530 :考える名無しさん:2013/10/01(火) 08:04:07.52 O.net
- 子曰 人能弘道 非道弘人
子曰、人能く道を弘む。道が人を弘むにあらず。
人が道徳の拡充に努めるのであって、道が人の拡充に努めるのではない。
- 531 :考える名無しさん:2013/10/02(水) 17:52:10.78 O.net
- 子曰 過而不改 是謂過矣
子曰く、過って改めざる是を過ちと謂う。
間違いをして改めないことが実際は過ちなのだ。
- 532 :考える名無しさん:2013/10/03(木) 23:11:54.44 O.net
- 子曰 吾嘗終日不食 終夜不寝 以思 無益 不如学也
子曰く、吾れ嘗て終日食わず。終夜寝ず。以って思う。益なし。学ぶに如かざるなり。
「わしはかつて一日中食べず夜も寝ないで一人考えたが無駄じゃった。
読書から学ぶことには敵わない。」
- 533 :考える名無しさん:2013/10/04(金) 22:40:56.50 O.net
- 子曰 君子謀道不謀食 耕也餒在其中矣 學也祿在其中矣 君子憂道不憂貧
子曰く、君子は道を謀りて食を謀らず。
耕やして餒え其の中に在り。
學びて祿其の中に在り。
君子は道を憂いて貧しきを憂えず。
「君子は道について考えても食べ物の心配などしない。
直接農耕に勤しんでもその中にやっぱり飢饉の心配が伴うし、学問をしてもいささかの俸禄を貰うことは可能である。
君子は道について思い悩むが貧乏を悩まない。」
- 534 :考える名無しさん:2013/10/05(土) 23:22:53.97 O.net
- 子曰 知及之 仁不能守之 雖得之 必失之
知及之 仁能守之 不荘以リ之 則民不敬
知及之 仁能守之 荘以リ之 動之不以禮 未善也
子曰く。知これに及べども、仁これを守ること能わざれば、これを得ると雖ども、必らずこれを失う。
知これに及び、仁能くこれを守れども、荘を以ってこれにのぞまざれば、則ち民敬せず。
知これに及び、仁能くこれを守り、荘以ってこれにのぞめども、これを動かすに禮を以ってせざれば、未だ善からざるなり。
知性によってある地位まで到達しても
仁によってそれを守れなくては失うことになるだろう。
知性によってある地位に到達して仁によってそれを守っても
ある種の厳しさがないと民は敬わないだろう。
知性で地位につき仁で守って厳しさをもってのぞんでも
禮をもってしなくてはまだ善とはいえない。
知仁荘禮が大事じゃ。
- 535 :考える名無しさん:2013/10/06(日) 23:52:57.60 O.net
- 子曰 君子不可小知 而可大受也 小人不可大受 而可小知也
子曰く、君子は小知すべからずして大受すべし。小人大受すべからざるして、小知すべし。
君子は細々したことを知っているわけではないが、大きな仕事はできる。
小人は大きな仕事は任せられないが細かいことなら詳しく知っている。
- 536 :考える名無しさん:2013/10/07(月) 20:00:51.41 O.net
- 子曰 民之於仁也 甚於水火 水火吾見蹈而死者矣 未見蹈仁而死者也
子曰く、民の仁におけるや、水火よりも甚だし。
水火は吾蹈みて死する者を見る。未だ仁を蹈みて死する者を見ざるなり。
民の仁との関係は水や火よりも密接である。
水や火を踏んで死んだ者を見たことはあるが仁を踏んで死んだものはいない。
つまり水や火はそれなりのリスクが付き纏うが仁にはそれがないのだから大いに励むべきである。
- 537 :考える名無しさん:2013/10/08(火) 20:25:13.06 O.net
- 子曰 當仁 不讓於師
子曰く、仁に當りては師にも譲らず。
仁に関しては師匠にさえ譲歩するべきでない。
- 538 :考える名無しさん:2013/10/09(水) 19:46:13.33 O.net
- 君子貞而不諒
君子は貞にして諒せず。
君子は貞正を重んじるので簡単に諒しない。
- 539 :考える名無しさん:2013/10/10(木) 20:53:09.30 O.net
- 子曰 事君敬其事而後其食
子曰く、君に事うるには其の事を敬みて其の食を後にす。
君主に仕えるに仕事を敬い、給料のことは後回しにする。
- 540 :考える名無しさん:2013/10/11(金) 21:07:13.61 O.net
- 子曰 有教無類
子曰く、教え有りて類なし。
教育が問題なのであって人に種類はない。
- 541 :考える名無しさん:2013/10/12(土) 01:38:21.08 i.net
- 儒教はクズの思想
- 542 :考える名無しさん:2013/10/12(土) 20:34:52.78 O.net
- 子曰 道不同不相爲謀
子曰く、道同じからざれば相い為に謀らず。
道が違えば行く道のことで相談し合うことはできない。
- 543 :考える名無しさん:2013/10/13(日) 18:59:28.12 O.net
- 子曰 辭達而已矣
子曰く、辭は達するのみ。
言葉は意思伝達をまず重視する、装飾は副次的なものだ。
- 544 :考える名無しさん:2013/10/14(月) 20:23:00.07 O.net
- 師冕見 及階 子曰 階也 及席 子曰 席也 皆座 子告之曰 某在斯 某在斯 師冕出
子張問曰 與師言之道與 子曰 然 固相師之道也
師冕見ゆ。階に及ぶ、子曰く、階也。
席に及ぶ、子曰く、席也。皆な座す。子これに告げて曰く、某は斯に在り、某は斯にあり。師冕出づ。
子張問いて曰く、師と言う道か。子曰く、然り。
固より師を相くる道也。
盲目の音楽家の冕さんが階段を昇ろうとうすると先生は「階段ですよ」と告げるのだった。
席の前では「席ですよ」と告げるのだった。
一同着席すると「某はあそこにおります」「何々はそこにおります」と席次を告げるのであった。
冕さんが退出してから子張さんが質問した。
「あのようなやりかたが盲目の音楽家への接しかたなんですね」
「そうじゃ、あれが盲目の音楽家の介添えの仕方じゃ」
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