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熊野純彦
- 1 :考える名無しさん:2013/09/16(月) 18:02:19.89 0.net
- 『存在と時間』とカント三批判書の翻訳をしながら、
『資本論』の読解本を出すとは驚異的な仕事量ですね。
- 171 :考える名無しさん:2014/09/01(月) 20:10:48.22 0.net
- >>170
どんな力だw
- 172 :考える名無しさん:2014/09/01(月) 20:12:43.93 0.net
- では、この書評は的を射たものですか?
>熊野は、所有の原初的状況を想定して、「最初の所有物」は「生命あるいは<いのちあるもの>」
>であったと主張する。生物の所有こそが、所有の原型・範型をなすのである。
- 173 :考える名無しさん:2014/09/01(月) 20:16:01.80 0.net
- かなり特殊な主張だけど、なんか根拠示してんのか?
- 174 :考える名無しさん:2014/09/01(月) 20:17:41.48 0.net
- 「原初的状況」とは何を指すのか、その「原初的状況」に遡る方法もプリーズ
- 175 :考える名無しさん:2014/09/01(月) 21:18:46.21 0.net
- >>159, 162
パンダスレ立てはなんJ(なんでも実況J)がオヌヌメ
- 176 :考える名無しさん:2014/09/01(月) 22:51:46.01 0.net
- やっぱり、どっちみち内容ナッシングですね
- 177 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 05:57:26.74 0.net
- じゃ、こういうネタはどう
http://ci.nii.ac.jp/search?q=%E7%86%8A%E9%87%8E%E7%B4%94%E5%BD%A6&range=2&count=20&sortorder=1&type=0
- 178 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 10:32:20.68 0.net
- ツマラナイ
熊野の議論の内容、or
その議論に対する反応(賛同でも批判でもいい)の方が興味がある
- 179 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 10:33:42.07 0.net
- 方が興味がある×
方に興味がある○
- 180 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 10:37:23.54 0.net
- このスレとか見て思うんだけどさ、日本の自称「哲学者」には、
自分の議論について学術論文以外の形でオープンな場で議論される
ことは忌むべきことなんですか?
- 181 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 10:38:55.90 0.net
- 熊野純彦先生に向かって自称哲学者とはなんだ!失礼な。れっきとした哲学者であるぞ、馬鹿者。
- 182 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 11:42:37.64 0.net
- >>180
哲学者が学術論文以外で議論することを辞めるべきなのか?
哲学者について学術論文以外で議論することを辞めるべきなのか?
どっちかな?
上は厳密な学者はそういう立場かも?
下は議論はいいけど、妄想による自分語りや、政治、内輪話は少なくとも学問板に相応しくないじゃないか
だから、テキストに添って語るべきだと思う
- 183 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 11:56:09.13 0.net
- だから下らない、哲学者と自称するに値しないと思うわけよ。
あくまでも「自分の哲学」みたいに属人哲学に拘泥している。
議論される内容が本当に哲学的であるなら、その議論は自称哲学者の
人格に縛られるものではないはず。
- 184 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:01:54.55 0.net
- 哲学者なら、テキストに沿って語るべきなのではなく、一般的な概念から
始めて、コモンセンスに沿って語るべきなのだ。独自に提示できる視点が
あるのであれば、それを提示すればいいだけのこと。ただし、哲学の場合、
独自の視点もコモンセンスに遡るものなので、その視点は提示する個人の
人格に属するものではない。
- 185 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:01:56.23 0.net
- >>182
二回目な気がするが、
お前のテキストイメージは貧困すぎる。
マルクスもたまげるだろう。
- 186 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:04:01.20 0.net
- マルクスはお前のような奴をみて、
哲学の貧困を書いたのかもしれん。
内容はさほど知らんが。
- 187 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:04:16.78 0.net
- >>183
おいおい、そんなこと言ったら西洋哲学史で誰が哲学者なんだ?
人格に縛られない哲学なんて西洋哲学にあったなら教えてくれ
- 188 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:07:20.05 0.net
- >>187
ノージック、パーフィット
- 189 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:13:45.54 0.net
- まあまず読もうや
- 190 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:23:02.94 0.net
- 熊野が研究する倫理学という領域、翻訳への意欲、あの独特の文体の関係をどう理解するか
- 191 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:26:23.03 0.net
- 倫理学と翻訳とああいう文体が結び付く人は多分幸せになれないと思う
- 192 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:27:51.13 0.net
- >>191
熊野先生は幸せを欲望するタイプなのでしょうか?
- 193 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:35:17.70 0.net
- >>192
まだ分からないです
カント、ハイデガー、レヴィナスを読んで哲学史に沈静する人はいる
あるいは、カントを読んで運動に行く人、ハイデガーを読んで実践に赴く人、レヴィナスを読んで啓蒙に勤める人もいる
しかし熊野は自信なさげな文体で、この三人の哲学者の大著を一気に翻訳する
- 194 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:39:15.33 0.net
- ルーマンを読んで宮台真司の様になるという事は割りと良くある
- 195 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:40:44.11 0.net
- カントとマルクスを読んで柄谷の様になるという事も珍しくはない
- 196 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:44:46.15 0.net
- 倫理に興味がありながら、自意識が広松、宮台、柄谷の様に外部との関わりに向かわず、また自分の生活への埋没にも至らず、古典的大著の翻訳に向かう熊野
- 197 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:46:13.95 0.net
- つまり、批評、運動に向かわず、翻訳に行く
- 198 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:53:19.33 0.net
- そうじゃないと東大本郷の教員になれません
- 199 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:54:45.53 0.net
- すでになってるんだから翻訳しなくても良いじゃん
独自研究をすればいい
- 200 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:56:40.69 0.net
- 倫理学を修めた人が、独自の批評などしなくてもいい、それよりも翻訳を選んだというのは意味深い気がする
- 201 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 12:57:23.73 0.net
- >そんなこと言ったら西洋哲学史で誰が哲学者なんだ?
正しい疑問は、「誰が哲学者なんだ?」ではなくて、「何が哲学的問いか?」ですね。
- 202 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 13:02:03.50 0.net
- それを怠惰と見るか、蓮實重彦的につまらないと切り捨てるべきなのか、そこは微妙だけど
- 203 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 13:04:12.94 0.net
- 個人的には、今ふと頭に浮かぶのは、思想的に蓮實重彦と遠からぬ、「リトゥルネロ」を書いた浅田彰
- 204 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 13:43:55.80 0.net
- 翻訳はこんにゃくみたいだからね。
ある意味ひかくだけしていればいいわけで、
現実?リアル?を見?なくて済むからなあ。
- 205 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 14:32:31.60 0.net
- 熊野純彦がどういう仕事をするかは、本人の勝手だから別にいいんだよ。
そんなことより、哲学版の熊野純彦のスレでありながら、どうして
熊野の議論なり、熊野の扱う概念が話題の中心にならないのか、
そのことをとても奇妙に思う。別に熊野を貶したいと思ってるわけじゃ
ないから、すばらしい議論をしてるなら紹介すればいいだろう。
そもそも、議論や概念が検討されることで個人が貶されているなどと
考えるのは、哲学的な態度ではない。
- 206 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 15:07:09.03 0.net
- 翻訳しかやっていないから哲学していないというのは間違い
他国語で書かれたテクストを母国語で語り直すという営為は
母国語によって思考された体系を通じてのみなされるわけだ
だから翻訳という行為それ自体が〈哲学すること〉なのだよ
- 207 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 16:08:38.43 0.net
- >>184
それじゃ、別にオレちゃん哲学語ればよく
熊野スレに来る必要ないっしょ
>>185-187
マルクスなんて基準にしてもなあ
>>188
パーフィットがなぜ人格に縛られないか全く理解できないな
- 208 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 16:18:41.25 0.net
- 残念ながら翻訳は哲学者の業績として数えられないからね
もちろん多少の金にはなるが
翻訳というのは翻訳家の仕事
- 209 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 16:20:18.92 0.net
- >>207
マルクスは具体例。
話題は、君のテキストイメージの貧困さ。
- 210 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 16:23:34.27 0.net
- >>208-210
要するに自説が絶対って妄想家だな
そんなんじゃ話し合う意味がない
ここで偉そうにしたいだけのネラ一般ですね
- 211 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 16:28:00.55 0.net
- 210ですが、209の中の人と私とは別人です。
というわけで、君のほうこそネラ一般確定ですね。
裏も取らずに妄想垂れ流しているんですもの。
君のテキストイメージの裏が透けて見えてきました。
- 212 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 16:29:04.91 0.net
- ああ、>>210
に対してです。
210でした。
- 213 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 16:29:28.88 0.net
- 結局、内容ゼロだな。発言を封じることができるように
言論空間を埋めることだけ目的の発泡スチロール・スレ。
- 214 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 16:34:00.33 0.net
- >>211
それは誤認だった。失礼。
と、誤認を認め、謝れるネラは少ないと思うけど、
対象を腐す数行しか書けないのはネラだろ
まあ、もうほんと不毛だから辞めるけど
- 215 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 17:57:16.66 0.net
- 二重性(デュープリシティ)が主体の本質的な規定に属することを
近現代の哲学は軽視しすぎてきたと思うね。発言の意図は、
意図の説明よりも、効果から読み解かれるべきだろう。
スレという言論空間を設定すると同時に、そのスレを無内容な
発言だけで埋める。その発言の意図をどう説明しようと、
その発言の効果は明白だ。
- 216 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 18:09:25.45 0.net
- 他者をどう捉えるか
それをシステムにおいて捉えるならば、倫理学の目的はシステム認識、改革になる それに連なる論者としてはマルクス、廣松、宮台
- 217 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 18:12:38.88 0.net
- ○社会システム
もし他者を社会システムにおいて捉えないとしたらどうなるか
他者を単なる他者として捉えるとしたら
そういう場合は、カントの定言命法に尽きてしまうのではないか
- 218 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 18:17:04.01 0.net
- 倫理学を先行する熊野は、若年時に廣松から強い影響を受けていながら、何故マルクス的なシステム論的方法を表面化させなかったのか
何故レヴィナスなのか
- 219 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 18:19:07.11 0.net
- レヴィナスにカントを補うマルクス的なシステム論を読んだのか
- 220 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 18:21:24.99 0.net
- あまり現実的とは言えない定言命法を、現実的に可能にするための所謂「顔」の存在をあらわにするレヴィナス、という事なのか
- 221 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 18:24:57.62 0.net
- 定言命法と存在論の結び付けによる、倫理的態度の確立
カントの自由を、刑として人に課する他者の顔 カント、ハイデガー、レヴィナス
ここに漏れるのはヘーゲル
- 222 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 18:30:56.82 0.net
- システム論的思考に反対したのがフランス現代哲学だった
一つ疑問なのは、何故マルクスが彼らに受け入れられたか、どう受け入れられたか
フランス現代哲学によるマルクスを日本において展開しようとしたのは浅田彰だった
曰くマルクスのポップ化
- 223 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 18:32:26.34 0.net
- しかしフランス哲学を経由したシステム論的でないマルクスというのは一体なんなのか
- 224 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 18:32:45.95 0.net
- 「存在と時間」の翻訳は高田珠樹訳の方が個人的には好き
熊野純彦ももうそろそろ主著を出して欲しいよね
人気がある学者のわりには大した仕事をしていないし
- 225 :224:2014/09/02(火) 18:39:49.54 0.net
- そこにはシステムにおいて捉えられる他者はおらず、しかし人を関係において見たマルクス的であるが故に定言命法はそれ自体には付属しない
つまり倫理が浮いてしまう
こういう前置きを持って諸著作を実際に読んでみるか
- 226 :224:2014/09/02(火) 18:43:14.40 0.net
- 廣松、レヴィナス、ヘーゲル、マルクス
- 227 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 18:55:21.67 0.net
- >>213
なかなか優秀ではないか。
君のような人間が発言する必要はない。
それではごきげんよう。
- 228 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 20:26:33.55 0.net
- >>225
承認欲求がすごいんだろうな
弟子はツイッター師匠は翻訳
- 229 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 22:07:08.73 0.net
- 浅田彰のREAL kYOTOでの平易で明解な文体を見れば、彼が
新たに数十年ぶりのベストセラーの執筆に備えてることぐらい
分かりそうなもんだがw
あの文章スタイルなら10万部以上を確実に狙える。
- 230 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 22:25:15.78 0.net
- >>229
浅田彰とか柄谷とかいいか
- 231 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 22:32:12.03 0.net
- 東よりはいい
- 232 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 22:35:32.95 0.net
- http://realkyoto.jp/blog/kozotochikara/
は1年前の記事であって、
最近の浅田の文章はクリアさを、さらに高めている。
これでは、編集者が浅田に本を書かせねば収まらないだろ。
>>230
今の浅田の良さは文章の明解さだろう。
そういうのと柄谷は関係ない。
柄谷はNAMの負の体験を引きずってる人達が柄谷から
離れられないだけだろう。
柄谷を読んでる人達は置き去りで良いだろう。
- 233 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 22:39:07.62 0.net
- 柄谷もトラクリあたりから文章が明解になった
- 234 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 22:41:42.49 0.net
- 文章の明快さと内容の単純さは違う
個人的には明快な文章で書かれ、やむを得ず複雑になった本が好きだ
- 235 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 22:45:43.60 0.net
- 比喩は多くても良いけど構文はシンプルなほうが良い
- 236 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 22:46:49.41 0.net
- >>232
ただの評論家で適当な妄想語ってるだけにしか思えないは
こういう輩はどうでもいい
といって『構造と力』『逃走論』とかリアルタイムで読んじゃったけど
あの頃は何も分かってなくて文だけ読んでた気がするは
- 237 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 22:48:35.00 0.net
- >>236
何歳だよおっさんw
- 238 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 22:49:11.65 0.net
- 当時の浅田は二十台半ば
- 239 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 23:04:49.69 0.net
- しかし余り影響は受けないな
読者への呪縛力という意味で言うと、浅田にそれは余りないと思う
「リトゥルネロ」でも明快なヴィジョンが語られていて魅力的ではあるが、不思議と後に残らない
- 240 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 23:12:43.59 0.net
- ファシズムに転化しない流動的な心地の良い残酷さ
- 241 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 23:16:57.42 0.net
- それが感じられる状態は、たやすく人間関係に取り込まれ、制度化され、意味を付与されて権威化し、ルサンチマンを生む
- 242 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 23:30:26.87 0.net
- ユーモアは通常持続せず、一転して「一本調子の真剣さ」に堕する
確かにその通りと思う
隠喩的に言って、周囲に響く音楽に耳を傾け、自己を粒子化し、現在そこにある演奏しつつ演奏される音楽に同化し、そのコスモスを目指すように生きる、というヴィジョンは明快だし、魅力的
しかしこれは、他者に対して残酷かつ調和的に生きるという一言に回収され尽くしてしまいはしないか
そして他者に対して残酷かつ調和的に振舞うというのはどの様な状況の下でも常に妥当してしまう現実ではないか
一本調子の真面目さと、コスミックなユーモアの対立は、平板に過ぎたのではないか
- 243 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 23:33:21.44 0.net
- つまり硬直化したファシズムと残酷でコスミックな音楽、というテーマが不適当だったのではないか
- 244 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 23:35:21.99 0.net
- 「リトゥルネロ」が狙う自由や倫理や美は、その対立の中にはないのではないか
無い所に自由等の目標物を設定し、探す事を読者に誘っているのではないか
- 245 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 23:41:19.57 0.net
- あるいは、そこで称揚されるメタリックな音楽とは、自由等の理念の単なる言い換えなのではないか
もしそうならば、「リトゥルネロ」は単なる自由賛歌になってしまう
- 246 :考える名無しさん:2014/09/02(火) 23:57:32.56 0.net
- 大方の人は常に他人に対して、意味を廃しユーモアと残酷さを持って向かい合っていないか
「リトゥルネロ」は、伝統を欠いた保田輿十郎的なのか。。。
- 247 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:02:26.58 0.net
- 諦めのない日本浪漫派
- 248 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:03:20.97 0.net
- なぜならアイロニーではなくユーモアを取るべきだとされているから
- 249 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:03:49.19 0.net
- >意味を廃しユーモアと残酷さを持って向かい合っていないか
「リトゥルネロ」とか知らんし、音楽全然分らん。
文学でいえば「ティル・オイレンシュピーゲル」みたいなものか?
- 250 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:10:34.99 0.net
- 「リトゥルネロ」は浅田彰が書いた「ヘルメスの音楽」に収められた論考の一つ
「リトゥルネロ」だけを読む限り、こういう感想を抱かざるを得ない。
- 251 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:16:09.12 0.net
- ああ、「ヘルメスの音楽」のあとがきを付け加えておく。
「
絶対的なaffirmationの力。ほとんど痴呆的なオプティミズムに輝く力。
そのような力に貫かれた書物を作りたいと思っていた。
多くの人のおかげでこの夢がかなえられて、いまかつてない幸福のうちにある。
この後ぼくはさらなるクリティックの作業へとラセン状の軌跡を描いていくだろう。
その前に一度、ぼくはこんも小さい美しい書物が本当に好きだ、と言って置きたい。」
青春への決別宣言だと思った。
- 252 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:17:15.03 0.net
- 決別宣言、あるいは、出発点にナイーブな基礎を据える。
- 253 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:18:45.75 0.net
- ここを意外と見落とされてる気がする。
- 254 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:27:26.13 0.net
- 「ヘルメスの音楽」は、これを基礎に今後「さらなるクリティックの作業」を「ラセン状の軌跡を描いて」始めるための意図的な「痴呆的なオプティミズム」によって書かれた本。
「リトゥルネロ」はそのナイーブな基礎としての本に用意される遍歴の、冒頭に据えられた論考。
つまりこれは、自身が書いた「逃走論」の戯画と見られるべきではないか。
従って、浅田の逃走論は、現代においてはアイロニカルに読まれるべきではないか。
- 255 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:31:20.50 0.net
- 「逃走論」の出版の一年後に、自己批判の結果として、さらには成熟の書として生まれた「ヘルメスの音楽」。
後者の出版後、後浅田は単著をほぼ全く書かなくなる。
- 256 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:32:34.42 0.net
- 浅田と熊野はなんの関係があるの?
熊野の話しろよ
- 257 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:34:03.82 0.net
- 「逃走論」においてスキゾ的人間を打ち出した後、間髪入れず、それを受け反省しつつ、今後の批評活動への礎として「ヘルメスの音楽」を書く。
そこから単著の出版が止まる。
- 258 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:36:02.20 0.net
- 柄谷だの浅田だのの名前が出てくると途端に議論が活発になるあたり、哲学板にはいまだニューアカブームの残滓があるというのがよくわかるな。
きっとあの時代の空気がいまだに忘れられないおっさんが多いんだろう。
- 259 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:36:29.79 0.net
- 倫理学者熊野の翻訳と、あれほど明快な理想モデルを提起した浅田の、単著者としての沈黙には、符合する点があるように思う。
浅田はモデルを捨てた。
- 260 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:37:10.24 0.net
- 二十代です。
- 261 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:38:18.25 0.net
- 浅田は「ヘルメスの音楽」を以って哲学的な書物の執筆を止め、時評と編集に専念する。
- 262 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:40:10.21 0.net
- 「構造と力」から「逃走論」までの勢いと、「ヘルメスの音楽」におけるアイロニーと、その後の第一次作品の著者としての沈黙。
- 263 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:45:24.13 0.net
- 浅田のスキゾをマトモに受けるには相当の勇気が無いと。
- 264 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 00:46:28.36 0.net
- スキゾフレニアさんかっこいい
- 265 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 04:39:03.17 0.net
- いや「リトゥルネッロ」は素晴らしい論考だとは思うんだ。
コンパクトでイノセントな理想の表現。読んでいて心地よい。
しかし読後に引きずるものはない。どうやらその理由はこの作品の欠点によるのではなく、その成功によるものな様だ。
- 266 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 04:48:54.22 0.net
- この作品は読み返しても飽きない。飽きないだけでなく、読むことから得られる悦ばしさが減る事もない。
- 267 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 04:57:30.90 0.net
- 「反意味性の記号体制」とでも呼びうるものを言葉で説明し、多分それに成功している。
- 268 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 05:04:31.10 0.net
- コードをくみ上げる事無く、寧ろ逆にそれを崩しながら、しかし破綻しない。
。
- 269 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 05:16:42.95 0.net
- 戦争機械について、一次文献に基づく具体的な理解が欲しい。
- 270 :考える名無しさん:2014/09/03(水) 05:24:00.74 0.net
- 定住民と、遊牧民、自分の為にではなく、後者のために武器を誂える鍛冶師。
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