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【マクダウェル】【ブランダム】の世界とは・・・

26 :考える名無しさん:2016/03/05(土) 13:38:01.10 0.net
>>24-25
その人はちゃんと読みきったのかな?
客観とか物自体は話題のいち部分であって主題ではない
マクダウェルはデネットなんかの自然主義という二元論に対して異議を唱えていて
人間がものを思考する際に経験からくる直観のような思考を脱呪術化してしまって
それが合理的思考だと考えることに異を唱えている
だからタイトルが『心と世界』なわけで
ちょっと彼が読めているとは言い難いな

27 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/05(土) 14:33:42.56 0.net
>>26 ちゃんと読んだよ。
内的知覚とか外的知覚とか意味がわからないってん。

まあ、ぼくは「物自体の表象」についての本だというから読んだのであって、
それについては稚拙なことしか書いてなかったとしかいえないな。

28 :考える名無しさん:2016/03/05(土) 14:40:58.84 0.net
>>27
マクダウェルによるカントの読みは分析哲学の伝統的な読み方として多数理解的な
読み方ではない
あえてそういう読み方を提示しているともいえる
それは自分自身の言いたいことをいうためのおとりのようなもの
クリプキも一般的なウィトゲンシュタイン理解とは違う読みをして持論を展開した
そもそも「心と世界」が「物自体の表象」の本だなんて言ったことはない
そんなことはあの本の帯をみたってわかるだろう
君は本筋を読んでいないからそうなる
本の読み方自体が間違っているよ

29 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/05(土) 14:43:08.70 0.net
>>28 うむ?
だが、「心と世界」は物自体の表象である我々の主観についての本だろう?
それはまちがいないはず。

30 :考える名無しさん:2016/03/05(土) 14:45:38.08 0.net
>>29
違う、それもないようを構成する一部
そんな単純な本ではない
あきれた

31 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/05(土) 14:47:51.01 0.net
>>30
そんな奥深いことは書いてなかったぞ。
今からもってくるから何か指摘してみて。

32 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/05(土) 14:50:45.23 0.net
あ、それとガダマーっていつの人?

33 :考える名無しさん:2016/03/05(土) 14:50:51.40 0.net
>>31
奥深いとかいう表現がもう間違っている
本の主題はもっと大きいところから語っているわけです
本を開いて個別の案件の真偽の審議でもするのか?
馬鹿馬鹿しい
それじゃ哲学の素人以下だな

34 :考える名無しさん:2016/03/05(土) 14:53:27.57 0.net
>>32
はあ???ガダマーも知らないのか…
ハイデガーの弟子筋でハイデガー以降の人だろ
現代哲学で解釈学
どうにならん
それでよく読んだといえるね
関連事項の不明を拭い去るまで調べてこそ読んだといえるわけだよ

35 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/05(土) 14:54:12.36 0.net
>>33
何ページのなんていうところがどういう意味をもっているからすごいとか、
そういうことは一か所もないわけ?

36 :考える名無しさん:2016/03/05(土) 14:57:32.98 0.net
>>35
あのねえ、分析哲学というのは基本が論理学なんだよ
つまり分析哲学の本は大陸哲学のように部分で判断も評価もできない
全体で「あるなにかのこと」について論理で囲い込んでいっている
だから読み方が間違っていると言っているわけです

37 :考える名無しさん:2016/03/05(土) 15:06:37.30 0.net
さてとPCで書きもの終了
疲れたから閉じるよ

38 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/05(土) 15:10:13.09 0.net
>>36
「知の欺瞞」と同じ目にあいませんか?

39 :考える名無しさん:2016/03/06(日) 08:03:24.29 0.net
>>38
勉強が足りなすぎ
蕎麦を食べて、こんなのラーメンじゃない
と言っているのと同じ
スタートの時点で間違っているからどうにもならない

40 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/06(日) 16:44:26.28 0.net
>>39 具体的な指摘を。

41 :考える名無しさん:2016/03/06(日) 16:57:49.63 0.net
>>40
具体的といっても君から具体的なことが出てきていない
それに「知の欺瞞」を例に出してくるのは賛成しないな
あれはポストモダン思想に対する数学的誤謬の指摘
だから例えるにしてもここでもピントがずれている

42 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/06(日) 17:03:23.97 0.net
だが、哲学が実験観察によって検証されずに、頭の中だけでこねくりまわしている現状を
おかしいのではと指摘するには「知の欺瞞」は充分、ふさわしい指摘だと思うね。

きみたちの指摘は、まったく、論理的でもないし、文学的でもない。

43 :考える名無しさん:2016/03/06(日) 17:08:12.23 0.net
そうだろうか?
ソーカルが指摘しているのは「数学ではこんな書き方はしない」という指摘
ラカンなんかの書き方に問題が無いとは全く思わない
しかし自由な図式として書いても別に悪いことでは無い
俺はもちろんラカンもフッサールもマクダウェルも好きだから
個人的には問題を感じてはいない

44 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/06(日) 17:36:34.40 0.net
だから、マクダウェルのどこが良いのか具体的に説明してくださいよ。

45 :考える名無しさん:2016/03/06(日) 17:45:40.21 0.net
>>44
君はフッサールは好きだろ?
しかしフッサールは「読んでいて退屈」という意見が多くて
木田元なんかの高名な現象学者でさえそういう表現をする
君も俺もさいわいマクダウェルを読んでいる
君から語られたマクダウェルというものを期待してしたが
残念ながら物自体の表象と主観にについてのコメントだった
何れも『心と世界』の主題には近くない
マクダウェルの講義をここでする気は全く無いよ
だいたい無理だしね
俺がどう読んたかではなくて君がどういうことが書いてあったかを
綴る方がまったくもって意味がある
君にとってね

46 :学術デジタルアーカイヴ:2016/03/06(日) 18:17:21.34 0.net
現象てなんだったの。精神現象じゃないやつ。

47 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/06(日) 20:35:57.58 0.net
>>45
ぼくは物自体の表象について書いた本だというのだから、
マクダウェルを読んだのだし、その文脈は慎重に確認していたが、
他の文脈には価値のあるものを見い出せなかったね。

ところで、メイヤスーの方はどうなんだい?
カントへ批判的なそうだが。

48 :考える名無しさん:2016/03/06(日) 20:49:14.28 0.net
>>47
物自体の表象とかさあどれだけピンポイントなんだよ(笑)
そういう問題はけっきょくは認識論の範疇でしょう
そして問い自体が古すぎるよ
科学の成果からみても立ち位置によってなんとでもいえる程度のもの
物自体の表象といったところである程度の大きさなら力学的にも運動方程式が成り立つ
しかし電子顕微鏡でしか見えないような表象はあくまでも「電子顕微鏡の表象」
つまり電子といいうのは電荷を帯びているから光学式とは違う表象があらわれる
  
長くなるからこの程度するけれおども君の問いの範疇ということならば
いわゆる科学哲学や認知科学なんかの本をあたった方がいいと思う
メイヤスーはもう学者間で批判があがっているし君の問いの本ではない
ジョン・R・サールの『マインド-心の哲学』という入門書ならもっと近い
議論が沢山出ていると思う

49 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/06(日) 21:03:42.74 0.net
>>48 ああ、そういう話がしたかったんだよ。
やはり、哲学板では詳しい人がいるなあ。

電子顕微鏡の表象というのはちょっとおかしいのではないか。
電子顕微鏡の観察対象とでも呼ぶべきものだろう。
だが、それが表象として現れるというのは納得できる。
面白い指摘だ。

科学哲学や認知哲学といわれても、良本が何なのかまったくわからない状況でね。
日本の哲学者の書いた科学哲学はとりあえず、まったく話にならないな。

50 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/06(日) 21:05:20.69 0.net
いや、すまない。
電子顕微鏡の表象でおかしくないな。

51 :考える名無しさん:2016/03/06(日) 21:10:13.42 0.net
>>49
物自体の表象となると形而上学では手に負えないんだよ
だからけっきょくは科学の議論に入っていかなければならない
しかしそこはもう哲学の世界ではない
だから現代の科学哲学といっても海外のものもすでに古くなっている
つまりそれより先を論じる手立てが無いという意味においてね
まあアマゾンにあたってみて参考にいくつも下に出てくる科学の本を読んだほうがいい
クオリアとかいっているのはそもそも駄目ね
脳科学とかいうエセ科学のこと

52 :考える名無しさん:2016/03/06(日) 21:19:30.25 0.net
>>50
それから参考までに
フランスで「ジャン・ニコ賞」という有名な学術賞がある
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%82%B3%E8%B3%9E
 
その受賞者の記念講演集が日本でも刊行され始めた
★ジャン・ニコ講義セレクション
http://www.keisoshobo.co.jp/search/s3216.html
 
これも重要なものではある

53 :記憶喪失した男(愛知県):2016/03/06(日) 21:31:26.42 0.net
で、結局、客観は存在しないというのには賛同してもらえるの?

54 :考える名無しさん:2016/03/06(日) 21:43:10.84 0.net
>>53
それはすこぶる難しい問題だよ
使用するカテゴリーによっても違ってくる
科学において客観を否定してしまうと観測問題や人間原理という問題が出てくる
カントはあまり考えずに物自体と言っていると思う
これはマクダウェルも指摘していることだな
それでこうしたことをウィトゲンシュタインが語るとしたら「そんなもの言語の問題だ」
ということになる
ラカンやフロイトなどの精神分析や心理学・精神医学だったらば躊躇なく主客といういい方をする
それは便宜上ということね
だから使用する文脈次第というふうに自分では思っている

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