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ハイデ(ッ)ガー読書5
- 761 :ixtlan:2017/05/04(木) 09:16:27.99 0.net
- >>760
前の投稿のお仕舞いで、「(Entwrulf)」は、「企投」のあとに付けてください。
ちなみに、この企投とほとんど同じ意味で使われるのが、<超越>。こっちのほうは、<事実性>と対になっている。
企投−Entwrulf−超越
被投性−Geworfenheit−事実性
まずこの対へ向かって、『『存在と時間』は進む。その際、人間の心性の対が重ね合わされている。
つまり、企投には<了解>が、被投性には<気分>が。
だが、基礎存在論が人間を超えると自負していても、このように人間の存在様態を絶対視しているのだから、ハイデガーが言うほど「基礎的」でも、また<脱認識論的>でもなかった。
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