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【イスラム哲学】井筒俊彦を読む
- 1 :考える名無しさん:2017/05/24(水) 21:31:52.49 0.net
- 井筒俊彦(1914-1993)スレ
- 845 :考える名無しさん:2020/02/24(月) 10:06:59 ID:0.net
- 「うたが(疑)ふ」という表現は、「うた+か(交)ふ」と分解して解釈する
ことができ、岩波古語辞典においてもそのように説明されている。
この「うた」が、「うた(歌)」や「うたた(転)」と共通していることも
岩波古語辞典で指摘されるとおりだろう。だが、そのことから、
「うたがひ」が「自分の気持ちをまっするに表現する意」を表して
いるとする同辞典の解釈は完全に誤っている。というのも、
既に別の機会に指摘したとおり、「うた(歌)」や「うたた(転)」の
「うた」自体が「う(≒表面)+た(≒(手などで)触れる)」として
さらに分解されるからである。
- 846 :考える名無しさん:2020/02/24(月) 10:12:17 ID:0.net
- 「う(≒表面)+た(≒(手などで)触れる)+か(交)ひ」は全体として、
フランス語で表現するなら、試行錯誤としての《tâtonnement》
を表している。実際、「うたがふ」という動詞の意味は、
フランス語の再帰表現、"se tâter"にほぼそのまま対応する
だけでなく、発音のイメージにも共通性を見ることができる。
https://www.larousse.fr/dictionnaires/francais/se_tâter/76821
se tâter
Être indécis, s'interroger sur la conduite à tenir.
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