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意味論

193 :考える名無しさん:2019/11/01(金) 11:39:05.52 0.net
>>189
「にく(憎)し」が、「ぐにゃぐにゃ」していて、「歯切れが悪く」、
「咀嚼しにくい」様態を表していたと解釈した場合、以下のような
用例は、どのように解釈できるだろうか。

学研全訳古語辞典
@しゃくにさわる。気に入らない。いやだ。憎らしい。
出典枕草子 にくきもの
「にくきもの。急ぐことあるをりに来て長言(ながごと)するまらうと」
[訳] しゃくにさわるもの。急用があるときにやって来て、長話をする客。

私には、「咀嚼しにくい」様態からの連想として、この「にくし」の
用法は、英語の"cannot stomach"という表現にうまく対応するように思える。

確定的なことが言えないとしても、このような類推を働かせることが
意味解釈に役立つことが分るはずである。

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