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カール・マルクス 42

1 :考える名無しさん:2021/12/15(水) 19:52:29.65 0.net
カール・ハインリヒ・マルクス
Karl Heinrich Marx, 1818年5月5日 - 1883年3月14日
荒らしはスルーで

前スレ
カール・マルクス 41
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1637291060/

846 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 10:16:37.74 0.net
>>805
違うよ。
社会主義の非効率性の欠陥によるものだよ。
似たような国有化(笑)中心政策採用した国は軒並み同じような状態に陥ってる。

847 :学術@死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術師悪魔召喚居士:2022/01/01(土) 10:40:00.89 0.net
就職倍率ニーズがあれば雇用も増やすほうが。資本のほうがすんだことに苦しむ


848 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 11:08:24.02 0.net
今年の年頭の日本経済新聞はいまさら、

30年前にぼくが労働組合で訴えた北欧社会モデル賛美だった。

宇沢弘文の娘さんも登場し「社会的共通資本」を訴えてた。

849 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 11:13:31.19 0.net
今年の朝日新聞は西粟倉村の林業に基づいた自治のあり方をとりあげていたな。

850 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 11:15:16.58 0.net
伊藤計劃の小説も取り上げられていた。

851 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 11:18:42.57 0.net
スタバなどでの環境に配慮した消費も取り上げられていた。
日経って微妙だな。朝日が特別素晴らしいとまでは思わないが。

852 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 11:21:17.90 0.net
>>848
紙媒体?電子版?

853 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 11:51:59.14 0.net
>>852
紙媒体。

854 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 12:01:07.49 0.net
やっぱ電子版はやめとくか。

855 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 12:22:16.00 0.net
括弧内の記述は、別にそうであってはならないというモラルを語っている
のではなく、単に事実の指摘だと思うが?

早川タダノリ
@hayakawa2600
·
15時間
「過去を支配するものが未来を支配する。 現在を支配するものが過去を支配する」って書いてある有名な小説がありましたね

856 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 12:29:36.80 0.net
本来、日経って新自由主義イデオロギーの新聞じゃなかった?

857 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 16:36:37.33 0.net
論調はまあ経済的ナショナリズムだろう。

858 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 01:19:19.56 0.net
日経は新自由主義だよ

859 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 06:20:38.92 0.net
新自由主義の日経が北欧や反新自由主義の宇沢を少しでも取り上げるとは時代が変わりつつあるということだな。

860 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 11:39:48.53 0.net
そんなことに希望を見出しているのか、哀れだな
その希望か確実に失望に変わるだろう
すぐにまた偽の希望をつかまされるか、
同じ希望をつかまされる世代が交代するだけの話だが

861 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 11:46:56.01 0.net
>>860
確かにマルクス主義には失望と絶望しかないよねw

862 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 12:25:39.48 0.net
社会的共通資本はそんなに風変わりで異端のアイデアではなくて
従来の広く受け入れられてきた考え方であるインフラストラクチャーに、
外部性と考えられてきた自然環境を内部化していく
厚生経済学や環境経済学の基本となる考え方を付け加えたものだよね。

この内部化に市場が失敗する傾向があることはピグーのころから指摘されてきた。
脱成長論もローマクラブの「成長の限界」より前から
E. J. ミシャンが「経済成長の費用(代償)」で提唱した考え方ではあった。

でもこれが主流の経済界に真剣に受け止められるようになるまでは
資本主義経済が自ら減速しはじめ、原発事故や気候変動の悪影響が
自覚症状となって現れるのを待たなければならなかったね。
たいへん時間がかかった。
そのために地道に研究や仕事をされてきた方々はご苦労さま。

863 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 12:40:09.36 0.net
原発はEUでクリーン認定されたけどね

864 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 12:52:53.02 0.net
グレタとか登場するはるか以前の、海外で気候変動が話題として触れられる
ようになった(日本のマスメディアではまったく話題になっていない)最初期
から、そうなると予言していましたがなにか?

フランスが原発エネルギー国なのだから最初から分かっていたことだ。

865 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 12:56:09.86 0.net
結局全体のバランスだからな
コロナどころじゃない未知のすげえウイルス
でたら、今人権侵害と言われている事柄も
ほかの原理とのバランスで容認されることも
ありうる

特に原発なんて科学技術だから遠い未来
今の原発とは違うものになっている可能性が高い

866 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 12:56:51.68 0.net
現在に至っては政府の介入形態である炭素税でさえも
その効果に懐疑的な声が広まっている。

環境問題対策のいま筆頭に挙げられているのが
アメリカの場合、政府自らが積極的な財政出動政策に打って出る
グリーンニューディールだね。
ケインズのいう投資の社会化に近い考え方?

脱成長論者はグリーンニューディールに賛成しているけど、
それだけでは実現可能性に懐疑的で脱成長が付加される必要もあるとする。

1930年代の政府主導の経済インセンティブを活性化させる動きになっている。
これが成功するかどうか。
一部のマルクス経済学者はそれが資本主義の範囲で実現するかどうかに懐疑的。

867 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 13:00:49.10 0.net
アメリカの禁酒法は大失敗だったが
現代、世界の一部地域ではもしかしたら
きちんと機能するかもしれない

868 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 13:16:27.01 0.net
原発にはいまのところ、メルトダウン、核拡散、
放射性廃棄物、ウラン採掘のリスクなどの社会的費用、
つまり外部不経済があり、
トータルでは再生可能エネルギーより
将来の負担となる費用がかかると言われている。

869 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 13:24:27.91 0.net
グリーンニューディールに込められている期待には
現在の資本主義で弱まっている投資活性化のインセンティブがあるね。

グリーンニューディールは単なる環境問題対策ではなくて
資本主義を再活性化させるという思惑・期待とセットになっている。

ケインズのいう投資の社会化に沿った考え方だね。

マルクス経済学者がこれをどう見るかは見解が分かれるだろうなあ。
ある種の唯物史観からすると、
資本主義の発展とその遺産が共産主義の土台になる部分なので
資本主義にはもう少しがんばってもらう必要があるかもしれない。

870 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 13:27:40.88 0.net
原発はいまや公害問題というよりは
経済的採算の理由で廃れていっている。

871 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 13:40:57.63 0.net
資本主義のサイクルの一部である破壊的創造という
マルクス=シュンペータ的観点からすると、
ある種の外部不経済は資本主義を再活性化する
外部経済へと転化する可能性を持っている。

つまりGAFAMみたいな新興産業の機会を作る。
それが弱体化した投資を活気づける。

ただし、マルクスの理論はそれらをすべて折込済み。

872 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 13:50:33.92 0.net
>>838
セドラチェク氏はマルクス主義の唯物史観をまったくご存じないか、
意図的に知らないふりをしているのかだね。

西側の先進諸国が公害問題を脱したのは政治家の政策のおかげ?
市場経済のおかげだったんだろうか?
たんに経済発展して第二次産業主体から第三次産業主体にシフトしたことが
最大の理由だったのではないか?
その証拠に、中国の国民が公害に苦しんでいるのに
中国の商品を買うことに反対しなかったよね。

アダム・プシェヴォスキ氏のほうが民主主義をよく理解している。

873 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 13:53:11.79 0.net
気候変動対策に市場が失敗してきたことはよく言われているが、
そういう人でも民主主義はそうじゃないと思っている節がある。

しかし現実には民主主義も失敗してきたんだよね。
グレタさんみたいな人は以前からいた。
彼女が注目されたのは彼女が注目されやすいタイミングで出てきたからでもある。

874 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:02:15.00 0.net
民主主義がややユートピア主義的に語られている。
そのくせ、ポピュリズムを批判したりする。
この整合性は政治哲学的にしっかりと整理されていないと思う。

「民主主義」なるものは現実の政治というよりは
ある種の理想主義的概念として言説的に機能している。
語る人の正義論として機能していて、
それが現実に機能する民主主義を問題にしていない。

社会主義のユートピア性を相対化せよというのならば、
民主主義だってそのユートピア性の相対化をいずれ迫られるだろうね。

875 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:09:24.41 0.net
>頭部を銃撃されたマララ・ユスフザイさんの頭蓋骨に入れられる
チタン製プレート(ロンドン)(2013年01月30日) 【AFP=時事】

銃弾を頭部に受けて、頭蓋骨の一部を大きく取り除き、代わりに
チタン・プレートを埋め込む手術を受けるような負傷にもかかわらず、
衝撃波で脳が大きな損傷を負って重大な後遺症が残ることもなく
元気に回復したマララは、人類としてだけでなく、哺乳類全体で
見ても、生物の個体としてとてつもない成功例だと思うけどな。

876 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:26:37.73 0.net
シュムペータの創造的破壊の概念はふつうは
企業の内部から変革を起こすみたいに考えられているかもしれない。
でもそれは間違いだと思う。
この概念には資本蓄積の過剰と破壊の循環が含まれている。
それは設計的で創造的なものじゃない。
資本主義の内部構造によって天災のように疎外的に働く。

877 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:27:53.36 0.net
>>874
民主主義はユートピアでも何でもないよ!
「民主主義は最悪の体制だ。人類がこれまで経験したあらゆる体制を除いて。」
        ウィンストン・チャーチル

878 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:33:09.00 0.net
>>877
それがユートピア主義なんだよ。観念論。
社会主義も共産主義も既存の体制よりもマシな次のステージだと考えられたものに過ぎない。
しかも唯物論的な限界の中で。
それをユートピアとして相対化するなら、民主主義にもその論理を適用すべき。
それをしていない語り手が多い。その点で彼らに社会主義や共産主義を批判する資格はない。

879 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:33:20.05 0.net
>>872
ソ連型社会主義は農業国から工業国へのキャッチアップには有効だが、そこから次の段階の経済発展には行けなかった。

880 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:35:12.72 0.net
>>879
だからそれはマルクス主義史観の教条主義的考え方そのもの。
その正しさをソ連はむしろ証明してしまった。

881 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:38:02.55 0.net
しかし資本主義の発展に成功した先進諸国は
今もうすでにその次の局面に入っている。

882 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:40:46.98 0.net
中国は再生可能エネルギーを急成長させている。
これが民主主義によって起こっただろうか。

883 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:47:48.26 0.net
>>878
意味不明の詭弁だなぁ!

884 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:49:47.04 0.net
>>880
そもそもマルクスが間違いじゃないかと疑ったことないの?
何事も疑うことが大切!

885 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:52:12.53 0.net
>>878
一応、社会主義や共産主義も民主主義じゃないの?
毛沢東的に言えば新民主主義かも知れないけど。
共産党も実態はともかく民主集中制を名乗る。

886 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 14:52:59.83 0.net
そもそも次の段階が何か分かる奴は居るの?
分からないからブレイクスルーをひたすら待ち続けるだけなんだが

887 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 15:26:06.48 0.net
>>884
マルクスやマルクス主義ほど懐疑されてきた存在はいないよ。
彼や彼の思想は他の思想に比べたらもっとも懐疑に曝されている。
真の懐疑主義者は世間一般の懐疑主義にも懐疑の目を向ける。

888 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 15:38:49.37 0.net
>>883
理解できなくてよろしい。それが唯物論。

889 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 15:50:15.51 0.net
>>885
民主集中制には詳しくないけど、
これに反対した人たちがボリシェヴィキに属さず
メンシェヴィキになったのかな。

レーニンによる理念としての民主集中制は、
熟議民主主義に軍隊式の組織の原則をまるで融合させた印象だね。
どうやら党のセキュリティ思想から来ている。

890 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 15:53:38.43 0.net
ボリシェヴィキを強い外圧から防衛するインセンティブが
民主集中制なる党則を生み出した歴史がどうやらあるようだね。

891 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 15:59:05.76 0.net
軍隊式と書いたけど、
資本制私企業も同じ組織の原則を持っているけどね。
民主集中よりも独裁色がはるかに強い。

892 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 16:08:56.42 0.net
議論を経て一端決まったルールはルールなんだから
それがルールとして存在する以上それをとにかく守るのが筋だ
自分に合わないルールだからってそれを勝手に破るのは非行だ違法行為だ
断固として許してはならない、組織から追放すべきだ、
という考えに賛同する人は自覚のない民主集中主義者なんだろうね。

893 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 16:44:21.72 0.net
>>888
???

894 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 16:47:36.46 0.net
銅貨100枚で銀貨1枚、銀貨100枚で金貨1枚、金貨100枚で白金貨1枚

895 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 16:56:11.92 0.net
普通に政府のSDGS政策と消費喚起策は真っ向から矛盾している

896 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 16:57:17.23 0.net
>>887
外側からの懐疑や批判にさらされてて盲目的に信じる人がいるのはカルトの特徴だよ。

大手カルトは共産主義と創価学会。

897 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 16:57:28.80 0.net
SDGSと資本主義経済、日本政府と経団連は何がしたいんだろう?

898 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 16:59:08.74 0.net
大枠が矛盾して歩調バラバラなら物事うまくいくわけないわな

899 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:00:27.21 0.net
>>869
君こそ内部性のバイアスに毒されて科学的に中立の目線を持てなくなっていないかい?
外部性を持つことが大事だよ。
反共中心の資本主義のイデオロギー的偏見に引きずられず
外部性を視野に入れることができるか、理論を公平に比較できるかが科学的に大事だよ。

900 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:03:46.39 0.net
マスコミが安易に流通させた「カルト」論や「マインドコントロール」論が
科学的にどれほど検証されたかどうかもバイアス抜きに考えてみたことがある?

901 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:16:00.56 0.net
現実の社会と個人個人の自由(選択肢)が経済的なことに
これほど大きく振り回されているのにもかかわらず、
それらに目を瞑るかのように経済決定論を頭から否定することも
一種の宗教だよ。

902 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:26:07.96 0.net
「民主主義」という概念さえも盲目的に信仰せず、
科学的にちゃんとテストされる必要がある。

それでないと民主主義も神の恣意的使用法と同じことになる。
都合がいいと神、都合が悪いと悪魔と言い換えることが起こる。

「ポピュリズム」という言葉を使うのは違反だよね。

903 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:27:00.81 0.net
>>899
そもそも資本主義がイデオロギーかどうかについて懐疑したことないの?

904 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:30:33.01 0.net
>>901
僕の場合、経済が全てを決定するという意味の経済決定論は否定するし歴史的に違うと思うけど経済が重要な要因の一つだということを否定したことはない。

経済は十分条件ではないが必要条件だとは思っている。

905 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:42:19.90 0.net
>>903
イデオロギーの定義によるけど、
資本主義がイデオロギーかどうかという論点とその話は関係ない。

資本主義社会で支配的な反共イデオロギーに染まっていると
その内部性のバイアスによって目を曇らされやすい。
資本主義社会の内部に生きるマルクス主義者にすらそれがある。

イデオロギーについてはマルクス学派の中にもいくつかの見解があり、
アルチュセール派あたりの定義だとイデオロギーには歴史がなく、
つまりイデオロギーそれ自体はいつの時代にもあることになる。

906 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:44:00.16 0.net
>>904
だから経済決定論をめぐる論争の多くはストローマン論法に陥っていて
噛み合っていないね。
そこを冷静に見れば、経済決定論批判の下らなさを客観化できるようになるよ。

907 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:49:55.85 0.net
>>904
例えば、経済を土台に見立て政治をその上部に可能となるもの
とするアナロジーがあったとして、
このアナロジーはそれほど間違っていると思う?
おかしいと攻撃するほどマルクス学派に特有の考え方だと思うの?

資本主義の世界に暮らす多くの人が直感する
極めて庶民的な感覚とフィットしていない?

908 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:54:22.57 0.net
時折、経済的利害ががっちり組まれてれば争いや戦争は起きないという論調がある。

しかし第一次大戦で敵対したイギリスとドイツは互いに最大の貿易相手であり、単純な経済的利害では戦争は互いに損になることは明白だった。

しかし両者は戦争した。

909 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 18:59:40.29 0.net
>>908
その種の主張はマルクス主義者以外がふつうにしているでしょう。
よく目や耳にするよ。
んで、その主張をマルクスやマルクス主義者がどこがしていたならその箇所を教えて。

910 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 19:00:01.12 0.net
>>907
資本主義下では経済システムが大きな意味を持つが部族社会を調査した経済人類学の成果ではそうではない。

又経済的土台が一方的に上部構造を決定するという構図は間違いで相互に影響しあうものだ。
相互に影響しあう以上、経済のみが決定要因とは言えない。

レギュラシオンあたりは経済土台を基調としつつそれを修正してるように見えるけど。

911 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 19:03:43.52 0.net
>>910
だーから、マルクスかエンゲルスかその他のマルクス主義者が
そうした論陣を本当に張っていたことがあるとするならその箇所を教えて。

マルクスは人はまず食べて生きていなければ哲学はできないと
言っているに過ぎないよ。ブルジョワ思想家はそれを忘れていると。

912 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 19:04:21.13 0.net
>>902
ローティは民主主義は市民宗教であり、根拠があるわけではないが、今までそれが他のやり方に比べうまく行ってるというプラグマチックな理由で維持すべきだという。

共産主義も民主主義の一形態であり、実態としてはともかく理念としては政治分野だけでなく経済分野にも民主主義を徹底させようという思想。

913 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 19:06:17.41 0.net
>>905
バイアスは否定しないけどマルクス主義信じてる人の方が偏見は大きい事が多いのも事実だろう。

914 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 19:09:29.53 0.net
あなたと私がここでこうやってインターネットを介して
コミュニケーションできているのも
それらの技術を作り支える様々な人々の労働などの経済活動と
その成果があってだよね? それらを否定するの?
マルクスはそれをちゃんと踏まえることを唯物論だとみなしているんだよ。

915 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 19:09:51.74 0.net
>>911
「人はまず食べて生きていかなければ哲学はできない。」
というのをマルクスはどの著作のどの箇所で述べてるの?

916 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 19:12:31.01 0.net
>>914
労働価値説はマルクス以前からあり、特に唯物論特有の思想ではないが?

917 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 19:39:45.75 0.net
マンコススレ消えてるね

918 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:20:40.04 0.net
>>915
もちろんその字義どおりに述べられているわけではないけど、
個人はともかくもその生存のために生計を立てなければならないよね。

で、そのために個人は自らの生活様式と行動パターンと個性を
その生産条件・経済条件に合うように反しないように作っていく必要がある。

その社会的現実に真正面から向き合う社会理論を作っていくというのが
ドイツ・イデオロギーなどでマルクスとエンゲルスが論じた彼らの科学哲学。

生活者がその生活の土台を経済活動に依拠しているという
紛れもない現実に根を下ろした社会理論を作るというのが彼らの唯物論。

919 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:25:20.48 0.net
>>916
経済活動に「労働など」が含まれると労働価値説なの?

920 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:35:37.18 0.net
話はかわって労働価値説について言及すると、
これまで得られたいくつかの実証研究によるデータは
マルクスの仮説と矛盾していないことが分かっている。

マルクスの労働価値説は強い相関関係によって
支持されている可能性が高くなってきていて
少なくとも現時点でそれを否定的に見る科学的根拠はない。

921 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:41:27.59 0.net
少なくともベイジアンだったら
労働価値説を現時点でその蓋然性・信憑性において支持する。

922 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:49:32.98 0.net
ただし、その後のエンゲルス、さらにはレーニンは、
マルクスの唯物論をそれ以上のものへとかなり拡張しすぎたかもしれない。
マルクスは唯物論を形而上学的命題にまで拡張していないと思う。

923 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:54:02.18 0.net
ちなみに、いわゆる転形問題は、
スラッフィランとかネオリカーディアンとか分析的マルクス主義とか、
そちら系のマルクス解釈から導出された理論上の整合性問題。
労働価値説なしに搾取理論を導出したそれらの解釈の功績は大きいけど、
マルクスの労働価値説自体を否定するものじゃない。

924 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 23:04:04.24 0.net
>>912
多様な資本主義、多様な社会主義、多様な民主主義があり、
民主主義も例外なく科学的まな板の上で検証しないと意味がないね。

925 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 23:19:41.00 0.net
マルクス学派の場合、
仮に経済決定論があると言っても批判的経済決定論だけどね。

宗教やポストモダン思想がやったような(?)、
「経済は幻だよ、ものの考えよう、気の持ちのよう問題だよ」
では片付かないということw

926 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 08:28:28.25 0.net
1995年に野口悠紀男の1940年体制論が出た。

1940年の総力戦体制による経済への国家介入政策が戦後経済体制を決定付けたという論。

国家が介入する護送船団方式や規制による資本主義のことだ。

様々にあった労働組合も産業報国会として統合され協調組合方式が採用される。
産業報国会は戦後直後総同盟となり社会党の支持母体になる。その後の同盟や総評の前身組織。


1940年体制を築いた戦時革新官僚はマルクス主義の強い影響を受けていた。

1940年体制論が出ると保守派ばかりでなく左翼まで戦争体制は良くないとオルタナティブ提示された新自由主義に流れた。

927 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 08:32:49.04 0.net
僕は1940年体制論は分析として正しいがむしろ1940年体制を改良しつつ継続すべきだったのではないか?
と思う。
1940年体制を最初に破壊しようと試みた中曽根改革、次の橋本改革、さらに小泉改革もろくなことにならなかった。

928 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 08:42:15.68 0.net
僕はネグリの「ファシズムはマルクス主義の鬼子だ。」という主張やハイエクの国家介入型経済としてマルクス主義とファシズムを計画経済、統制経済として同じ分類にしてるのに全面的に賛同する。

そもそもファシズムの創始者ムソリーニ自体が社会主義者出身でレーニンから高く評価された人物。

マルクス主義にしろ、ファシズムにしろ無政府的資本主義をどう統御するかの方法論だ。

日本ファシズムの1940年体制が国家による経済介入体制としてマルクス主義と似た政策取ったのも頷ける。

1940年体制を推進した戦時革新官僚の一人和田博雄は戦後左派社会党の書記長にもなった。

929 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 08:42:23.34 0.net
日本は文人肌の自由人志向が知識人の間で強いが、
それは政治家にも当てはまるということかな。

930 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 08:49:52.26 0.net
ネグリの言うようにマルクス主義とファシズムは親子関係にある。

これは良い意味でも悪い意味でもそうだ。

931 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:00:23.39 0.net
1995年に1940年体制論が出てから総力戦体制である1940体制脱却の試みとして新自由主義が導入されたが状況悪化を招いただけだった。

932 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:10:04.52 0.net
丸山眞男、鶴見俊輔、久野収あたりと新自由主義は対抗関係にありつつ
共犯関係にあったのだろうな。

933 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:10:22.36 0.net
>>874
民主主義ってのは単に多数決により決定する数量概念でしかない

934 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:10:59.02 0.net
電力会社などは1940年体制の日本ファシズムにおける戦時統合による国家介入体制がいまだに維持されてる。
新自由主義手法の電力自由化で少しずつ崩れてはきてるが。

935 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:31:15.70 0.net
議会制民主主義で決まることが必ずしもいいとは限らないという考えから
枢密院が戦前はあったのだろう。

936 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:40:49.85 0.net
直接民主主義なんてもっと危なっかしいし
民主主義は完全ではないからあるんであって
それと投票権も共産主義がいいのかってことじゃない

937 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:46:16.18 0.net
共産主義になっても議会は残るだろう。
委員会とかの生中継が増えそうだけど。

938 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:46:28.11 0.net
民主主義批判で最も鋭いのはカール・シュミットだろうね。

ワイマールの決められず混乱した民主主義を批判し、例外状態における決断と独裁もアリだと言ってた。

ナチスのイデオローグにもなった。

ナチス経歴にも関わらずその説得力ある論理からいまだに注目され、近年クローズアップされてる。

939 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:49:04.51 0.net
カール・シュミットの議会制民主主義批判は説得力ある人

940 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:50:11.54 0.net
世界中の共産党が政権を取る国々でさえ民衆に自立した投票権はないでしょ
日本でも日本共産党での投票は民主集中制で党中央の方針で全会一致で決まるでしょ
今できないことを将来できる根拠がないわけよ

941 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:51:19.94 0.net
北朝鮮は公称で投票率100%でしょ
それが本当だと信じられるひといるのって話

942 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:54:52.91 0.net
日本の場合、れいわとかと連立するかたちになるでしょ。
共産党単独での政権はなさそう。

943 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:57:09.25 0.net
当時、世界一民主的と言われたワイマール体制でドイツは混乱に陥った。

ドイツでは議会制民主主義批判が高まった。

そして人心は議会制民主主義を否定するナチスと共産党に流れた。

議会制民主主義を否定するナチスが政権を握り、確かに決められる政治にはなったが暴走して多大な犠牲を出した。

その苦い経験から戦後西ドイツは議会制民主主義否定勢力としてナチスと共産党を禁止する闘う民主主義を掲げた。

944 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:59:18.09 0.net
弱小政党として共産党はあるけどな。

945 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 10:00:20.66 0.net
>>942
だろう、なかろうは未来のことだから書いてるんだろうけど今でさえ党内でできてないでしょ

946 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 10:03:05.65 0.net
>>945
そこら辺は不破がいなくなって不破が担当してた資本論を理解する一般人が増えたら
状況は変わるでしょ。

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