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意識のハードプロブレムの答え15

1 :時計 :2021/12/20(月) 04:11:34.94 0.net
1の考え。
客観はある種の主観である。
脳神経系は机の上の本のようにある客体である。
そして、他者の意識は存在しない。
仮に存在すれば、それは主体の意識の内側である。

意識のハードプロブレムの答え14
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1637997170/

308 :非標準超球面論理Nexus/CDT(誤読と幻想) :2022/01/01(土) 01:51:02.30 0.net
主体は存在せず、ただ客体のみが存在する。
客観は存在せず、ただ主観のみが存在する。
主体と客観は幻想であり、それは主観による誤読である。
(ただし、それが正解であっても、たまたまであり、あくまでも幻想である)

主体・客観の世界と、客体・主観の世界は交換可能であり、表裏をなす。
これを主体・客体と主観・客観の「もつれ」と考えてみる。
そこには様相論理を拡張できそうな気配がある。

309 :時計 :2022/01/01(土) 02:34:21.19 0.net
>>302
正:>>
誤:>.>
……

310 :時計 :2022/01/01(土) 02:56:34.46 0.net
>>308
主体という概念は必要なのかなと思うことはあります。

311 :時計 :2022/01/01(土) 03:04:09.03 0.net
最近、気が付いたのですが、歩きながらスマホを見ていると、
画面は揺れずに安定していますよね。
逆に、スマホの方を揺らすと、よく見えません。

312 :時計 :2022/01/01(土) 03:26:10.61 0.net
>>311
頭を振りながらスマホを見ると、
私の言いたいことがより伝わるかもしれません。

313 :時計 :2022/01/01(土) 05:20:58.67 0.net
>>312
ここで、眼球が調整されているのか、
脳の視覚像が調整されているのか、気に掛かる。
後者だと面白いが。

314 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 08:40:26.79 0.net
>>307
語源の説明は、それが実際に歴史的な資料によって実証されるものか
どうかにかかわらず(歴史的な資料によって示される事実との矛盾が
明らかになる場合でさえ)、その表現の「解釈」にどのような意識が
働いているものと理解されているのかを知る手がかりとなる。

https://www.etymonline.com/search?q=void
void (adj.)
c. 1300, "unoccupied, vacant," from Anglo-French and Old French
voide, viude "empty, vast, wide, hollow, waste, uncultivated,
fallow," as a noun, "opening, hole; loss," from Latin vocivos
"unoccupied, vacant," related to vacare "be empty," from PIE
*wak-, extended form of root *eue- "to leave, abandon, give out."
Meaning "lacking or wanting" (something) is recorded from
early 15c. Meaning "legally invalid, without legal efficacy"
is attested from mid-15c.

ここで私が意識について語るのに、"void"がとても好都合であると
感じられる理由には、"void"の発音そのものが日本語の「を」に
類似したものであるとともに、英語の"want"を直ちに想起させる
ものであり、のみならず、 *eue- "to leave, abandon, give out."
と関係付けられて解釈される場合、そこで想定される"*eue-"は、
その発音と、それが想起させるものとされるイメージにおいて、
日本語の「ゆ(由)」とも重なっていることがある。

315 :時計 :2022/01/01(土) 09:11:47.76 0.net
チャーマーズの『意識の諸相』を読むと、
二元論は避けては通れないことのように思えるが、
実際にはチャーマーズは、唯物論には否定的だが、
唯心論には否定的でも肯定的でもない。
つまり唯心論とチャーマーズの議論は両立する。

316 :時計 :2022/01/01(土) 09:21:54.84 0.net
隣人愛について。あまり関係はない。:)
近所付き合いは希薄だが、見知らぬ人に親切である人はいると思う。
そう考えると、大切なのはただの愛じゃないかと思う。

317 :時計 :2022/01/01(土) 09:34:49.14 0.net
>>316
自らの国家や民族を愛するように異国人を愛しなさい
という方がインパクトはあったような気はしないでもない。

318 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 09:49:28.56 0.net
>>299
>この場合の「注目」とは、
反応の反応[の反応...]、となる2つ目以降の反応でしょうね。<

対話は、いろいろなところから始めることができます。
>「意識」とは「反応(reaction/response)」の一種ですね。
という書込みに対して、私は、化学反応との類比で考えるなら、
「反応」とは変化の一種であり、何らかの変化に特に注目される
場合に「反応」と呼ばれている、という一般に通用している理解を
引用したわけです。それに対して、
>「注目」とは、反応の反応
であると考えることができるというレスが再びあったわけですが、
すると、反応とは、「変化に対する変化に注目すること」であることになり、
「注目する」とは、注意を向ける行為を目を向けることに代表する
メトニミー的な表現であると理解できるわけですから、結局、
「反応」とは、「変化に対する変化に『注意する』こと」となり、
何かに注意していることがその何かを「意識している」ことであると
するなら、そのように表現してみることは、単に「意識」について
表現することを先送りしているだけのようにも見える。それでも、
このような言い換えも、私には無駄ではないように思えます。

319 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 09:51:06.81 0.net
誤:ことに代表する
正:ことに代表させる

320 :非標準超球面論理Nexus/CDT(誤読と幻想) :2022/01/01(土) 10:19:22.99 0.net
化学反応の場合、注目している主体は化学反応自身ではありませんね。
意識の場合は、なんらかの反応において、その反応を修正する反応主体が
その反応に注目して修正する、すなわち学習Uレベル以上のものだと考えます。
学習Tのレベルでは修正できませんから、自然淘汰による進化論的な種としての学習になるでしょう。
学習Tは種としての「意識」ですねw
とすれば、学習Uが個としての「意識」。
ならば、ゼロ学習は世界としての「意識」w

321 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 10:27:39.78 0.net
例えば、私が自宅でキッチンの空間を利用するとき、私はそこに
テーブルがあることを意識している。もし、私がそこにテーブルがある
ことを意識していなかったとしたら、キッチンの空間で動き回るときに、
私は「不意に」テーブルにぶつかってしまうことになるでしょう。
それはちょうど、道を歩いていて、そこにあることを意識して
いなかった石につまづいてしまうようなものです。したがって、
私がキッチンの入って、「ただそこにテーブルがある(ように見える)」
ことそのものが、そのテーブルが意識されてあることになり、
その「在り方」をハイデガー的に表現するなら、"vorhanden sein"
/「目の前にある」("-handen"は「手」にかかわるので、訳語
の表現とはうまく対応していないのですが)ということになるでしょう。

322 :非標準超球面論理Nexus/CDT(誤読と幻想) :2022/01/01(土) 10:34:57.72 0.net
学習Vを、個を個として認識したものとするならば、
これが、やっと一般的な人としての意識でしょうね。
工業規格におけるロボット(三軸)に相当します。
これを自由度3とするならば、最低でも三次元+変化という世界が必要なのだということになります。

323 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 10:56:31.45 0.net
>>321
ところで、ここで私が自宅のキッチンの空間にあるテーブルについて
述べたのと同様のことは、あらゆる事物について該当すると言うことが
できるでしょう。すると、まずなによりも、世界そのものが事物として
「目の前にある」/"vorhanden sein"、言い換えるなら、世界は「意識
されたもの」としてあるのでしょうか。そのような問ひに、「意識の
問題」としてというより、存在論としてアプローチしたのが、ハイデガー
であったと言うことができるでしょう。

324 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 11:23:50.48 0.net
まずなによりも、世界そのものが事物として「目の前にある」/"vorhanden sein"
のかという問ひに対して、ハイデガーは、否定的な見解を示しています。
事物は「目の前にある」/"vorhanden sein"よりもまず先に、「手頃にある」/
"zuhanden sein"というのが、ハイデガーの存在論の根幹でしょう。

私はここで、ハイデガーの存在論を解説するつもりも、それに寄り添った議論
をするつもりもないのですが、ハイデガーの存在論の表現を、「意識」について
語る観点から読みかえることは、意識についてより明確に表現するのに役立つ
ように思えます。その読み換えは、ハイデガーが、「手頃にある」/"zuhanden sein"
という存在の様態をどのような説明によって明らかにしようとしているかに
注目することにより、ただちに可能となるでしょう。

325 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 11:48:45.49 0.net
「手頃にある」/"zuhanden sein"という存在の様態はそのものとして、
テーブルが「目の前にある」/"vorhanden sein" ように、ただそこに
ある(ように見える)こととして、意識されてあることではない。そうではなく、
むしろ、その存在の様態は、普段は、「な(慣)れ」や「ここち(心地)」
として別段、「意識されていない」と言わざるを得ない。では、どのような
ときにそれが現れるのかと言えば、それは、「手頃にある」/"zuhanden sein"
ことに「反して」、「扱いにくい」/"unzuhanden sein"こととされる
「な(慣)れない」変化や、「ここち(心地)悪い」変化が生じた場合
であり、そのことによって明らかとなる「不(本)意」(その事態によって
示される"void"/「欠損」)により、逆に「手頃にある」/"zuhanden sein"という
在り方が知られることになる。

326 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 12:08:22.14 0.net
言い換えるなら、「扱いにくい」/"unzuhanden sein"ことによって
明らかとなる「不(本)意」は、呼びかけの「を」となり、"void"/「欠損」
を示すと言うことができる。したがって、その"void"/「欠損」が
埋められたなら、「不(本)意」は、解消され、「手頃にある」/
"zuhanden sein"という存在の様態が回復されて、その回復された
状態は、「な(慣)れ」や「ここち(心地)」 としてやはり、別段、
「意識されない」こととなる。その一方で、繰り返し"void"/「欠損」
が生じて、それが再び埋められることが繰り返されるなら、その
ように"void"/「欠損」を埋めることは、「代替物」と見なされ、
そのようなものとしてあることが「意識される」ようになるだろう。
それが、「目の前にある」/"vorhanden sein"という在り方である
と言うことができる。言い換えるなら、物事がただそこにある
(ように見える)、すなわち、意識されたものとしてあるというのは、
「"void"/『欠損』を埋める『代替物』としてある」ということでもある。

327 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 12:11:43.69 0.net
それは、世界の「物象化」でもある。

328 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 12:12:27.43 0.net
>>321
誤:私がキッチンの入って
正:私がキッチンに入って

329 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 13:07:17.19 0.net
>意識されたものとしてあるというのは、「"void"/『欠損』を埋める
『代替物』としてある」ということでもある。<

この世界の物象化のプロセスは、単に「"void"/『欠損』が埋められる
ことの反復」ということではない。そうではなく、何らかの事象が
生じるなら、それは「"void"/『欠損』を埋めるように生じている
はずである」、つまり、「その事象は、何らかの呼びかけの「を」に
応えて生じたものだ」という呼応関係を「ひっくり返した見方」と
しての反復でもあるだろう。

330 :時計 :2022/01/01(土) 13:16:56.38 0.net
とりあえず、ハイデガーに関する興味は失せた。:)

331 :時計 :2022/01/01(土) 13:19:40.69 0.net
>>330
まあ、もし「手頃にある」ということを執拗に語っているならだが。

332 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 13:30:09.89 0.net
まあ、こういう一般的な表現から考えてもよさそうな気がするが

Gewohnheit(ドイツ語)の日本語訳 - コトバンク
https://kotobank.jp › dejaword › Gewohnheit
ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部) - [ゲヴォーンハイト] [女] (―/―en) ([英] habit)(個人の)習慣, 癖, 習性;

333 :非標準超球面論理Nexus/CDT(誤読と幻想) :2022/01/01(土) 23:48:12.60 0.net
注目する主体が反応の外部にいるとき、ゼロ反応(ゼロ学習)であろう。
この注目する主体(認識主体)が、反応の側にいなければ「意識」と呼べるものには
ならないのだが、
集合ではなくクラスを考えると、ゼロ反応・ゼロ学習・ゼロ意識である。
空集合ではなく、空クラス(このような用語があるのかどうか知らんw)になる。
空集合は「区別」できないので「ひとつ」しかないが、
空クラスは「区別」できるので複数ありうる。

334 :時計 :2022/01/02(日) 05:09:30.30 0.net
>>333
ゼロ学習は出力一定ですよね。
そのような学習があるのかどうかよく解りません。
学習Vはキャラクターの変化ということでいいのかな。
家と職場ではキャラクターが異なるというような。

335 :時計 :2022/01/02(日) 05:18:43.03 0.net
>>334
ゼロ学習が解ればゼロ意識も解るのかなと思いますが、
それほど単純ではないのかな。

336 :時計 :2022/01/02(日) 05:19:53.54 0.net
>>335
目的は、飽くまでゼロ意識を理解することです。

337 :時計 :2022/01/02(日) 06:36:43.33 0.net
意識とはあまり関係ないが、いじめについて。
私は、いじめる者は法に触れたくはないが殺意を持っていると思う。
そういう二律背反的な状況にあると想像する。
いじめられた者が自殺したりするのは、
その殺意に屈することになる。
だから、生きることは最大限のリベンジなのだろう。
私は、あまりいじめに関わったことはないのだが、ふと思った。

338 :時計 :2022/01/02(日) 06:39:11.65 0.net
>>337
いじめる側もいじめられる側もダブルバインド的状況なのかもしれない。

339 :時計 :2022/01/02(日) 07:11:59.09 0.net
>>338
いじめる者の悲哀に共感しないこと。
周囲の人間にはこれは求められると思う。

340 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 07:43:21.99 0.net
>>333
人の言葉遣いをそのまま借りていると、本当は考える必要のあることを
前提としてしまって、他人に誘導されるままとなってしまうことが
よくあります。「主体」はなぜ「『主』体」なのでしょう?
「主体」/「従体」として「主体」であるのなら、自らの意に沿ふ
ようにさせる側が「主体」で、そうさせられる側が「従体」ですよね?
「主体」/「〇(?)体」として、「主体」と対比される側を、
「主体」が自らの意に沿ふようにさせることのできる可能性が不明なら、
「〇(?)体」は、「従体」ではなく、「物体」ということになるの
でしょう。これに対して、「主体」/「客体」というのは、
「主」として「ふるまふ」側が「客」を「もてなす」ということ
になると思います。

「意識」についてより明確に語ろうとするなら、まずはそのような
用法の区別を丁寧に言葉によって記述していく必要あるでしょう。

341 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 07:50:40.06 0.net
Twitterで「神学は『自然言語』ではない言語で書かれて」いるという
発言を目にしましたが、確かに神学は他人の言葉遣いを規制して
誘導することを意図する「不自然な言語」で書かれているのではないか
という気がします。

342 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 07:53:17.47 0.net
だからこそ、神学の縛りを離れて、哲学をしようとするなら、
神学の言葉遣いそのものを哲学の営みにおける言葉遣いの反省によって、
日常言語において考え直すことができるように解体していく必要が
あるのでしょう。

343 :時計 :2022/01/02(日) 07:59:09.33 0.net
>>340
それがハードプロブレムじゃないんだよね。
解っているならいいが。

344 :時計 :2022/01/02(日) 08:00:31.09 0.net
>>343
基本的には発話者の自由に任せています。

345 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 08:04:51.73 0.net
ハードプロブレムといえば、歯が立たない一般に難しい問題と理解されます。
ソフトであるなら、いろいろやりようがあるということでしょう。

346 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 08:05:42.12 0.net
歯が立たない一般に難しい × 
一般に、歯の立たない難しい 〇

347 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 08:07:40.55 0.net
>>343
似非神学的な言葉遣いの規制は、哲学には無用です。

348 :時計 :2022/01/02(日) 08:08:06.85 0.net
>>345
ハードプロブレムの拡大解釈ですね。
それも一興かと思いますよ。
ソフトから攻めるのもまた。

349 :時計 :2022/01/02(日) 08:09:07.29 0.net
>>347
個人的には神学は大アリなんですよね……
人それぞれということで。

350 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 08:12:56.68 0.net
>ハードプロブレムの拡大解釈ですね。

違いますよ。「ハードプロブレム」の一般的な理解です。
「ハードプロブレム」というのは、英語のカタカナ表記であり、
日本語として一般に通用しているわけではありません。
では、英語を母語とする人々に向かって"That is a hard problem."
と発言したらどのように理解されるでしょうか。それはそのまま、
「それは難しい問題だ」に相当する意味で理解されるでしょう。

351 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 08:16:48.25 0.net
ですから、その「a hard problem」という表現の一般的な理解を制限して、
何らかの規制に他人を従わせるように議論を進めたいなら、そのように
他人に求める側に、それがどのような規制なのかを明確に理解できるように
説明することと、他人がその規制に従うことの有用性を示すことが求められる
わけです。

352 :時計 :2022/01/02(日) 08:17:01.50 0.net
>>350
意識の難問とは、ある難問を指しているわけで。

353 :時計 :2022/01/02(日) 08:17:50.84 0.net
>>351
それはそうですね。Wikipediaなどにもありますよ。

354 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 08:21:02.82 0.net
「ある難問」の「ある」は「或る人」と同様に、発言者が、「対象を
特定することは避ける」という意図を聞き手に知らせる表現なのですよ?

355 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 08:26:14.82 0.net
それに>>1に記載される
>脳神経系は机の上の本のようにある客体である。
というようなことを問題としているのなら、
>>321からつづけて書き込んだ説明で十分に言葉を尽くしていると思いますが?

356 :時計 :2022/01/02(日) 08:35:47.70 0.net
>>354
the hard problemの方が誤解はなかったかな。

>>355
脳神経系は客体であるということに力点はあります。

357 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 09:18:13.28 0.net
神学的な言葉遣いで議論をしても不毛な「神学論争」になるだけで、
その論争を解決する手段は、宗教戦争による勢力争いしかなく、
その結果としてもたらされる安定した覇権の確立が「解決」となる。
大抵の場合、すべてを覆い尽くす覇権を確立することは難しい
ので、その「解決」は、"agree to disagree"、つまり、
「同意しないことに互いに同意する」という並立関係を生んで、
決着を見る。「神学論争」の不毛さと「宗教戦争」のもたらす
悲惨さが人々の生活を圧迫するようになったことが、神学を離れた
哲学が求められるようになった大きな要因でしょう。
それなのに、哲学的な議論をするのに、わざわざその必要もないのに
神学的な言葉遣いで自らを縛ろうとするのは愚かなのですよ。

358 :時計 :2022/01/02(日) 09:24:00.98 0.net
>>357
日本語で国家神道という言葉がありますが、
国家キリスト教が問題なのではないでしょうか。
そういう意味では、宗教戦争を解決したのは、
哲学というより政教分離の原則だったのかなと思います。

359 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 09:26:04.45 0.net
>哲学というより政教分離の原則だったのかなと思います。

政教分離によって、制度として神学から切り離された哲学が
それなりの地位を確立することができたのではないですか?

360 :時計 :2022/01/02(日) 09:29:26.10 0.net
>>358
聞いた話では、ハイデガーはナチズムに関与していたらしいですし、
政治に関する哲学の功罪はあると思います。
ヘーゲルの哲学に全体主義の萌芽を見る人もいるそうです。

361 :時計 :2022/01/02(日) 09:31:29.77 0.net
>>359
政教分離によって神学と政治が分離したと
考えられるのではないでしょうか。

362 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 09:32:40.30 0.net
131考える名無しさん2021/01/28(木) 14:00:15.760
>しかし地上における神のみわざは啓示されなかった。神は、ご自身の
みわざの代行者がいかなる行動によって、いやそれどころかいかに人々
を導いて、この世の用件に介入すべきかを、啓示なさらなかった。
キリストの受肉により神の恩寵が法に取って替わって以後、神が
告げられたのは、キリストの再臨までの短い期間、苦しみながらも
世の支配者たちに従うべしということだけだった。地上における神の
みわざは、この世の正しい秩序であり、人間の争いの対象である。
この争いが深刻になればなるほど、争いの当事者たちは神のみこころ
についてその都度自分の解釈をますます堅く信じて疑わなくなる。
この争いは、自分の信念こそが神のみこころであると述べ立てるために、
聖書の註釈を利用する。< 
エーリヒ・アウエルバッハ、『中世の言語と読者』、pp.314-315

363 :時計 :2022/01/02(日) 09:41:43.11 0.net
>>362
その方は近代の人らしいですが、何か問題はありますか。

364 :時計 :2022/01/02(日) 13:23:54.86 0.net
この年末年始で、ヘーゲルの『精神現象学』を読んでいます。
難しいですが、面白いです。
意識という言葉も度々出てきますが、
意識のハードプロブレムに関するものではないようです。
あと、ガロア理論の本を読んで、出てくる定理を1日1つずつ
理解するということを始めました。
目標は5次方程式の解の公式の存在しないことを理解することです。
ゆくゆくは圏論を理解したいですが、いつになることやら。

意識のハードプロブレムに関しては、この私の脳と、
あの他者の脳とは、何が異なるのかということに着目しています。
この問題は、唯物論では解けないように思います。
そこで、唯心論あるいは主観主義に移るわけですが、
私は物質は実在すると考えていますから、
当初の問題も無内容ではありません。
私の脳が私の脳であることは、偶然的、そう言えるかもしれません。

365 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 15:43:16.18 0.net
>この私の脳と、あの他者の脳とは、

それなら、「この私」と「あの他者」がどう区別されているのかを
考える方が先では?

366 :時計 :2022/01/02(日) 16:02:49.32 0.net
>>365
確かに。この私とあの他者の異なりを
この私の脳とあの他者の脳に置き換えていると言えますね。

367 :時計 :2022/01/02(日) 16:03:20.66 0.net
>>366
正:この私の脳とあの他者の脳の異なり
誤:この私の脳とあの他者の脳

368 :時計 :2022/01/02(日) 16:07:16.83 0.net
>>366-367
私は物質は実在すると考えますから、それは自然な推論だと考えます。

369 :時計 :2022/01/02(日) 16:09:26.41 0.net
>>368
しかし、私は他者の脳、それも写真等でしか知りません。

370 :時計 :2022/01/02(日) 16:15:22.35 0.net
>>369
写真という言葉が出てきましたが、
私は脳の働きを近似的に便宜的にカメラによる撮影のように考えています。
だから、この私のカメラとあの他者のカメラの異なりと
比喩的に表現することもできると思います。

371 :時計 :2022/01/02(日) 16:16:09.44 0.net
>>370
正:脳の感覚の働き
誤:脳の働き

372 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 16:17:50.77 0.net
同窓会くらい行けんのか?

373 :時計 :2022/01/02(日) 16:19:56.18 0.net
>>371
また間違えました。:)
正:脳の視覚の働き
誤:脳の感覚の働き

374 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 17:55:41.53 0.net
>この私のカメラとあの他者のカメラの異なり

カメラだったら、それが私のものか、他人のものかは、単に所有権の違いでは?
例えば、同じ監視カメラの映像を見ていても、その監視カメラの所有権を
譲り渡したら、権利譲渡前は、自分のカメラで映像を見ていたのに、
権利譲渡後は、他人のカメラで映像を見ていることになるよね?

375 :時計 :2022/01/02(日) 18:02:08.88 0.net
>>374
所有権と異なることの1つは、
他者に譲り渡すことができないことだと思います。

376 :「をなり神」が「世界」である:2022/01/03(月) 08:46:59.32 0.net
https://ja.wikisource.org/伝道の書(口語訳)
>伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空である。

このような「をし(教)へ」に対して、
「よかろう、『空虚』/"void"を指し示す『を』の呼応関係/"correspondence"
の成立、『を・な(成)り神』/『意の成就』こそが現に世界としてあるのだ」
というのがニーチェ的な読みかえなのです。

ニーチェがそれを乗り越えるべきものとしたロマン主義としてであれ、やはり、
「『を』の呼応関係/"correspondence"」を表現しているのが、エマソンの
"prayers/the will of the Supreme Being"であると見ることができる。

> His prayers, in a certain sense, are like the will of the Supreme Being:

His word leaps forth to its effect at once,
He calls for things that are not, and they come.

His prayers are granted; all prayers are granted.
Unceasing endeavors always attend true prayers, and,
by the law of the Universe, unceasing endeavors do not fail of their end.<

― "Ralph Waldo Emerson: Selected Essays, Lectures and Poems", p.64

377 :時計 :2022/01/03(月) 08:57:05.82 0.net
>>376
何度言われても、私は「〜を」は対象を示すと思うが。:)

378 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:02:48.41 0.net
では、ここで"prayers"は、行為としてそれをすることが何を示すのですか?

379 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 09:06:59.19 0.net
>私は「〜を」は対象を示すと思うが

そもそも、私は、「〜を」が対象を示さないなどと主張したことは一度も
ありませんよ。むしろ、ハイデガー的な文脈で読むなら、「を」の呼応関係
の成立として、「目の前にある」/"vorhanden sein"ように「対象」として
現れている(ように見える)のが世界であると表現することもできる。

380 :時計 :2022/01/03(月) 09:34:10.82 0.net
>>378
英文の方ですよね。
存在しないがやって来るものを必要とするとありますが。

>>379
私は呼応関係は省略という文法的事項だと思います。
例として、「太郎!」等。

381 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 10:19:41.69 0.net
>例として、「太郎!」等。

「太郎!」と言挙げするのは、「〜は?」という問いかけでしょう。
さらに、「太郎」を呼んでいるのであれば、「〜は『を(居)』るか?」
ということになりますね。

382 :時計 :2022/01/03(月) 11:03:50.63 0.net
>>381
「〜だ」とか「〜よ}とか色々と考えられますね。

383 :時計 :2022/01/03(月) 11:04:36.73 0.net
>>382
「〜を」もあり得ます。

384 :時計 :2022/01/03(月) 11:05:53.82 0.net
>>383
助詞無しですから、さらに色々なケースが考えられると思います。

385 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 11:40:25.30 0.net
>「〜だ」とか

どうみても呼びかけではありませんね

386 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 11:50:04.35 0.net
>思ひ出づる折りたく柴の夕煙むせぶもうれし忘れ形見に(新古今和歌集巻第八『哀傷歌』)

「を(折)りたくしば(柴)」とは何でしょうね?

387 :時計 :2022/01/03(月) 12:56:43.25 0.net
>>385
「〜だ」の省略は、確かに呼び掛けではないケースかな。
「〜よ」の省略は、呼び掛けでは?

>>386
「折って焚いた柴」と、ウェブにありました。

388 :時計 :2022/01/03(月) 12:57:24.78 0.net
>>382
正:「〜よ」
誤:「〜よ}

389 :時計 :2022/01/03(月) 13:18:10.60 0.net
>>387
あと、「太郎!」は省略ではないという考えも正しいかもしれません。

390 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 14:19:37.80 0.net
「〜を」がどのようにして対象を示すのか、どのような機能的な求めに
応じて使われているのかに先立って、「対象を示す文法機能を担う助詞
として「〜を」が存在する」とする見方そのものが、「目の前にある」/
"vorhanden sein"ことの方を、「手頃にある」/"zuhanden sein"に
優先させる、つまり、物象化を呼応関係の成立に先立たせることに
なる存在論的な転倒なのですよ。

391 :時計 :2022/01/03(月) 14:45:18.91 0.net
>>390
どのようにして対象を示すのかに関しては、
一般的に対象を示すのが「〜を」だと考えています。

392 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 15:07:04.38 0.net
またまた訳の分からないことを

393 :時計 :2022/01/03(月) 15:15:48.78 0.net
>>392
そうですか…… 疑問が一般的過ぎて答えようがありませんが。:)

394 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 16:37:59.88 0.net
アイデンティティが維持されとらんなw
消化されないものでも食べとるのかw

395 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 17:48:52.54 0.net
「〜を」でなにか哲学的な事を言っているんだろうけど、正直意味わからないな

396 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 19:04:52.28 0.net
https://manyoshu-japan.com/10306/
第13巻 3272番

うちはへて 思ひし小野は 遠からぬ
その里人の 標結ふと 聞きてし日より
立てらくの たづきも知らず 居らくの 奥処も知らず にきびにし
我が家すらを 草枕 旅寝のごとく 思ふそら
苦しきものを 嘆くそら 過ぐしえぬものを
天雲の ゆくらゆくらに 葦垣の 思ひ乱れて
乱れ麻の をけをなみと 我が恋ふる
千重の一重も 人知れず もとなや恋ひむ 息の緒にして

397 :時計 :2022/01/03(月) 19:10:31.90 0.net
>>376,395
ニーチェ的読みかえは、「よかろう」だとか、
何で教えてもらっているのに偉そうなの、って感じ。:)

まあ、冗談はさておき、
「言う」の助詞は「を」ではなくて「と」ではないかな。
仮に「を」だとして、そして、
「をなり神」が現に世界にあるとして、何なのか。
教えてもらって、意が成就して、良かったんじゃないかな。
あと、文章がよく解らない理由は、
受動と能動がややこしいことにあると思う。

398 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 19:43:39.63 0.net
またまたご冗談を

399 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 19:46:01.26 0.net
ところで、「言え」というのは命令ですよね、ふつう
では、「バカを言え!」というのは命令なのでしょうか?w

400 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 22:49:00.63 0.net
「馬鹿も休み休み言え!」とう命令ですよw

401 :考える名無しさん:2022/01/03(月) 23:16:12.36 0.net
では、「嘘を言え!」はどうなのですか?w

402 :考える名無しさん:2022/01/04(火) 00:36:54.45 0.net
いつまでも嘘を言えという命令w

403 :考える名無しさん:2022/01/04(火) 01:47:10.59 0.net
反出生主義思想とは、一種の【暴力装置】である
ということもまた同時に理解しないといけないね2022年

404 :時計 :2022/01/04(火) 03:46:31.44 0.net
>>398
またまたはそちらこそ。:)

>>399
弟子たる者、師の言ったことの中から、大切なことを
自ら探すのではないかな。
プラトン然り、儒学然り。

>>399-401
否定の「いえ」と呼応しているのかもね。

405 :時計 :2022/01/04(火) 03:51:43.18 0.net
>>403
自由だと思うが。
私は将来的には国家が出生の管理を担うべきだと思うけど。

406 :時計 :2022/01/04(火) 03:57:21.97 0.net
>>397
「と」だと「となり」で平和的でいいんじゃない。

407 :時計 :2022/01/04(火) 04:23:48.75 0.net
>>404
正:>>400-402
誤:>>399-401

408 :時計 :2022/01/04(火) 04:25:13.32 0.net
>>407
いや、違った。:)
正:>>399-402
誤:>>400-402
なんかややこしいね。

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