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カール・マルクス 48

807 :考える名無しさん:2022/06/23(木) 06:15:46.29 0.net
マルクスの学説は地動説的ではあるがまだ太陽が中心だという地動説の弊から免れていないと思える。
地動説は実はまだ周転円が必要だったとものの本に書いてある。
政治学者滝村隆一はマルクスの思想は否定するがその政治学の学的方法は唯一無二であると評価している。
唯物史観も思想を取り除いて捉える必要を説いている。
いわゆる止揚ということだろう。
マルクスは進化論の画期性はある面ですぐ理解したが、実は共産主義の否定につながることは時代の限界もありわからなかった。
板倉氏は学生運動もやったが共産諸国の実態から人間社会には向いていないと否定した。
彼は科学史から論理と自然が必ずしも=ではないことに気が付き、論理の性格を「新哲学入門」で説いている。
わたし自身は板倉氏の指摘は不十分だが本質に迫っているとは思える。
いわゆる観測問題の合理的理解を放棄しているが、彼は論理の本質を一歩進めればそれができたとわたしは理解する。
三浦氏はマルクス主義を推し進めようと学問を展開したがいたって否定の道を示し滝村氏はその成果を継承し七十年代初頭に共産主義実現は困難であるとし、八十年代末に本格的に展開してソ連崩壊を予測した。
ちなみにエンゲルスは「反デューリング論」の自然科学の章ですぐれた理解を示し、彼ならば光速度一定の原理の意義をすぐ理解したと思える。
また「自然の弁証法」でも優れた視点を提供している。

ある科学者は「資本論」からいわゆる三段階理論を抽出して展開してみせ赤ん坊を産湯とともに流すなと語った。

わたしもまたすべて否定するのではなく十分検討し止揚に値するのではと考えている。

彼らは科学者は哲学を軽視するがその実最悪の哲学に囚われていると述べた。
その通りではないかと。

科学は転換期で革命が必要な段階だと洋の東西でそう認識している科学者たちがいる。
マルクスは地動説であり、また止揚するに値するとは思っている。

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