意識のハードプロブレムの答え25
- 693 :2:2023/02/16(木) 03:24:14.64 0.net
- >>690
>その(第三者の)新鮮な反応がまた新しい刺激になる(赤ちゃんにとって)そのインタラクティブな刺激が人間に「主観」を生み出させるのだろう、と思っています
自己の承認欲求が他者の意識を要求して形成する。また、他者の意識が承認欲求を刺激する。この循環に於いて、それぞれが他方を通じて自らを形成する。
つまり、他方を通じて、他者の意識と自己の承認欲求は自らを形成する。つまり、自己としての「主観」は自己原因的に現れる。
その自己意識に於いて、言語的区別がある。そして、目前にあるとするリンゴについて、「『リンゴ』という言葉」と「リンゴの感覚」の関係を見る。
それらは、さながらシニフィエ・シニフィアンの関係のように結びつく。「リンゴの感覚」がその言葉を可能にし、また「『リンゴ』」が感覚を可能にするのである。
ある感覚はその言葉により可能になるし、ある言葉はある感覚により可能になる。つまり、その場合に於いても、自らが(他方を通じて)自らを形成する。
言葉と感覚の区別と相互性の運動、いわゆる非一元論と一元論の行き交う思惟により、意識は自らを自覚する。
357 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver.24052200