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【イレイザーヘッド】柄谷行人を解体する75【の現在】

389 :考える名無しさん:2024/03/03(日) 15:31:34.60 0.net
地中海貿易に関して言えば、イオニアの自然哲学の勃興の前に、ブロンズ時代から鉄の時代への移行期における
地中海の諸都市国家間の理論的裏付けの乏しい技術知識の交換があり、それへの反省が自然哲学の勃興になったのだろう。
自前で鉄の製造や加工の理論を産み出すよりも、他の都市国家の鉄の製造・加工技術を真似することが先行した。
技術交換(模倣)のメリットは偉大だった。鉄は古代ではugly metal醜い金属と言われることもあったが、とにかく
軽い割に非常に丈夫な実質価値の高い金属だった。それまでは重い金属ほど価値があるとされていた。
比重では金>銀>ブロンズ>鉄
これも、イオニア自然哲学の勃興に関係してるような。
その他にも、古代地中海では技術の模倣が科学理論に先行した例はむしろ、たぶん理論先行より遥かに多い。





>>388
wikiに翻訳書も研究書もかなり出てる。

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