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【イレイザーヘッド】柄谷行人を解体する75【の現在】

725 :考える名無しさん:2024/05/09(木) 18:54:33.67 ID:0.net
『なぜ『資本論』は『大論理学』のように見えるのか?』
川 崎 誠

〈参考となる叙述をウィトゲンシュタインが遺している。この哲学者もまた 「論理的なもの」を生涯探究しつづけたのだから、先入見に捉われずまずは その説くところを参照しよう。「ノルウェーで G.E.ムーアに対して口述され たノート」の一節である。 <ムーア 112a(4) > 論理的命題の効用 ........ 。非常に複雑な命題で、それを 見ただけでは同語反復であることが分からないような命題もあろう;しか しその命題は、諸々の同語反復を構成するためのわれわれの規則に従って、 或る他の命題から一定の操作で導出されうることが示される;したがって 一つのことが他のことから帰結するということを、他の仕方では見てとる ことができないときにも、この仕方で見てとることができる。例えば、同 語反復が p⊃q という形式のものなら、q が p から帰結することを見てと ることができる;等々。 まず「論理的命題 logical propositions;logische Sätze」だが、これにつ いてはヘーゲルも同じく「論理的命題は同語反復である」と説いていること が注目される。『大論理学』第二版の「論理学の一般的概念」

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