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意識のハードプロブレムの答え40

587 :でこすけ:2024/03/02(土) 16:04:10.22 0.net
>531
脳皺さんの物質の定義からすると、心同士が互いに影響を与えあっているものならば心も物質ということになりますが、そのような理解でよろしかったでしょうか。
そのような考え方は平均的な人々にとって一般的ではないだろうと思いますけど、哲学の界隈ではむしろメジャーかもしれないくらいで、つまりいわゆる唯物論だと思いますが、私も物質の定義によってはそれもアリのつもりです。
私が問題だと思っているのはじつは二元論です。二つの異なる実態を想定するから意識のハードプロブレムのような矛盾(それは問題ではなくて、ただの矛盾というのが私の予想)が起こるという考え方です。
私は唯心論とか言っていますが、それは物質という概念を否定するための便宜的な表現にすぎないつもりでいます。

で、私が想定している物質の定義は「物理学的空間に依存して存在するもの」です。
これは空間的な広がりを持っているものだけではなく、空間上の点も含まれます。物理学的な空間を前提にして成立しているものということです。
これは私の印象にすぎないかもしれませんけど、心は脳とされるもの中に空間的な広がりを持って内在しているような印象がありません。かといって数学的な点でもない気がします。心は物理学的空間に依存しなくても成立しているもののような気がするのです。
じつは私は物質以前に物理学的空間の実在に懐疑的です。ですから自動的にそれを前提にしている物質も存在しないことになります。
広がりや奥行きといったクオリアは、色や音などと同様に、意識の内部にしかない気がします。意識の外側にそのままがあるようには思えません。奥行きなどは、ステレオグラムから受ける印象により、錯覚だと考えます。
心のネットワークは数学的な空間として想定できるとしても、物理学的な空間とは違うものだと考えます。少なくともそれは三次元空間ではなさそうです。
物理学が三次元空間に疑念を持ちはじめているという風潮を、私は勝手に追い風だと思うことにしています。
 

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