ソ連軍が満州やドイツで行なった強姦、輪姦【７】

世界＠名無史さん

朝日新聞 2000年12月20日朝刊
外交文書公開

旧満州から引き揚げ遅れ窮状予期せず混乱

　ソ連参戦と中国内戦、そして引き揚げの遅れ、旧満州（中国東北部）では終戦後のどさくさで銃弾も飛び交い、難民
と化した日本人のうち、約20万人（推定）が命を落とした。
　　　　　（中略）
　「満州蒙疆北鮮では日本軍及邦人に対する無法なる発砲略奪暴行強姦など目に余る行為発生、逐次治安維持不可能と
なり……」
　全面降伏から8日後の8月23日、外務省がマニラの連合国軍総司令部（ＧＨＱ）に送った電文を読むと、ソ連占領地域
の悲惨な状況を日本政府がかなり把握していたことが分かる。

読売新聞 2000年12月20日朝刊

過酷「ソ連復興労働」

　―――――ソ連軍進駐
　占領下では「ソ連将兵による想像を絶する掠奪、暴行」が行われた。「溶鉱炉、ダムの発電機」のような産業施設や
中央銀行などの保有する「金塊通貨」が「徹底して撤去」されたほか、個人所有の「時計、貴重品を始め衣類トランク等
に至るまでが強奪」され、また「婦女子に対する拉致、暴行」（満州国の終焉と居満邦人の状況）が横行した。

　―――――連　　行
　こうした中、9月には日本人将兵のソ連領への送致が開始された。また、ソ連軍は同じころから「捕虜数の不足を補う
ためか」（満州に於ける日本人状況）、軍人以外の一般男子をも街頭や家から拉致し、捕虜と一緒に移送した。