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ラテンアメリカ・中南米諸国の歴史〜その2〜
- 1 :世界@名無史さん:2011/09/02(金) 05:39:09.54 0.net
- その名の通りラテンアメカ・中南米諸国の歴史について語るスレです。
前スレ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1296739671/
- 318 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/03/13(火) 08:48:24.43 0.net
- >>317
一応、スペインにおいてインディオは名目上はスペインの臣民だとされてて奴隷ではなかった。
エンコミエンダ制やミタ制などで奴隷みたいに扱いはしたけど、法的には奴隷ではなかった。
この点が黒人とは違う。これはラス・カサスなど宣教師による批判に対処するためでもあったね。
また、水も言ってるようにインカ帝国の王家の子孫は貴族としてクスコやリマで、
わりと贅沢な暮らしをしてたよ。祭りなどでも重要な役目を担ってたし。
18世紀後半にペルーで反乱を起こしたホセ・ガブリエル・コンドルカンキは、
トゥパク・アマルの子孫だと自称してたけど、彼は反乱を起こす少し前に、
自分が本当にインカ王家の血を引いてると認めてもらおうと訴訟を起こしたことがある。
結局、彼は証拠不十分で敗訴したけど、そもそも彼がこういう行動をしたのは、
インカ王家だと認められるとスペインから様々な特権が与えられるからであって、
このことからもスペインではインカ帝国の王家を結構厚遇してたことがうかがえると思う。
- 319 :!kab 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY :2012/03/13(火) 11:08:07.88 0.net
- >>317
まあ王から見れば先住民なんか奴隷も変わらんというかそのくらい下っ端
にしか見えなかったんだろうけど先住民貴族は特権とかあった。
スペイン風の服装許可とかw
あと有名所で地域によってだが免税の特権持つ先住民貴族も多かったな。
まあそうは言っても特権はながくは続かんかったけど。
特権の廃止後はまあうまくやったかどうかで決まったんだろ。
現代でも先住民貴族出身のやつとか金持ちも結構いるらしい。
没落した奴の方が多かった。
- 320 :世界@名無史さん:2012/03/13(火) 22:36:09.77 0.net
- >>318
>>319
なるほど、インディヘナは全員奴隷じゃなかったのか。
イギリスやオランダの領土はどうだったのだろうか?
- 321 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/03/15(木) 09:26:36.51 0.net
- >>320
オランダは知らないけどイギリス領の場合も全員が奴隷だった訳ではないでしょ。
奴隷として売買されたインディアンも結構いるけど、後のアメリカ合衆国なんかを見るに、
イギリスの場合はインディアンを入植地から追い出した場合も多いと思うし、
イギリスと同盟を結ぶインディアンもいなくなはかったからね。
イギリスの場合は奴隷にするよりも戦争などで追い出すほうが多かったかな。
- 322 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/03/15(木) 09:27:11.33 0.net
- ×イギリスと同盟を結ぶインディアンもいなくなはかったからね。
○イギリスと同盟を結ぶインディアンもいなくはなかったからね。
- 323 :!kab 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY :2012/03/15(木) 09:55:23.60 0.net
- インドなんかは藩王国とかあったからその時代は先住民貴族とかいたんじゃないか?
俺もオランダは知らなくてすまんが。
- 324 :世界@名無史さん:2012/03/16(金) 22:42:37.93 0.net
- 植民地や属国の身分って結構重要ではあるな。
全部奴隷にしたら反乱起こされるし、かと言って貴族とか王族を本国のそれと同一にすると本国民の反感を買うし。
- 325 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/03/16(金) 22:59:39.93 0.net
- >>324
実際、16世紀のスペインではインディオの扱いや身分をどうするかで結構もめたみたい。
ラス・カサスなど宣教師がそこら辺を批判したこともあってエンコミエンダ制なんかは、
わりと早い段階で廃止されたくらいだし。インディオの奴隷化もすぐにやめさせたらしい。
これはインディオが反乱することに対する恐れもあるけど宣教師からの批判のせいでもある。
インディオの扱いは独立後のラテンアメリカでも問題になったことだしね。
- 326 :!kab 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY :2012/03/17(土) 00:13:41.24 0.net
- そういやコロンブスが奴隷をイザベル女王に献上したら女王が
植民地支配が過酷かどうか調査してたな。
本国でも結構気にしてたのかな?
奴隷化をやめさせたとかいうのは先住民が少なくなりすぎて
エンコミエンダとか機能しなくなってきてたんだよな。
廃止が宣言されたのは1760年くらいじゃなかったっけ?
大部分の先住民は無料?というか売り買い関係なく徴用されていたから
奴隷とはちょっと違うとかそんなんじゃなかったか?
先住民奴隷もいたけど。まあ先住民は奴隷より扱いがひどかったとかいう話だね。
- 327 :世界@名無史さん:2012/03/17(土) 00:13:59.43 0.net
- >>325
後で入ってきた中国系や日系、インド系は一律平民扱いだったのだろうか?
アルゼンチンやチリによくいるイタリア系とかも本国の身分を継承できたのか、平民扱いだったのか、どうだったのかな?
- 328 :世界@名無史さん:2012/03/17(土) 00:18:11.82 0.net
- >>326
>>254でも書いたが、正戦思想というものがあって「正しい戦争=異教徒の侵略を退ける」というものだった。
なので攻撃してきたわけでもない相手を意味もなく攻撃して殺戮するのは間違いという認識が存在した。
もちろん異教徒なので征服の上で改宗させようという発想もあったのだが、改宗すれば同じキリスト教徒・カトリック信者として扱わないとまずいという意見も出てきた。
- 329 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/03/17(土) 00:24:48.20 0.net
- >>326
正式に廃止されたのは1760年頃だけど、16世紀後半にはすでにインディオの奴隷は、
あまり行なわれなかったという話を聞いた。あなたも言うように奴隷よりもミタ制などで、
強制労働させてたりアシエンダで働かせたりしてたから奴隷みたいな売買の対象には、
ならなかったらしい。まぁそれが奴隷よりマシだったかどうかまでは判断しかねるけど。
>>327
中国系や日系なんていうのは基本的に独立後でしょ。ペルーなんかでは、
植民地時代に日本人奴隷がいたという記録もあるみたいだけど少数派だ。
現在ラテンアメリカにいるアジア系の大多数は19世紀以降にやってきた移民でしょ。
その頃のラテンアメリカ諸国の多くでは(実質的にそうだったかは置いといて)、
法的には身分制度はほぼなくなってた。貴族や奴隷みたいな身分は独立後、
しばらくしてほとんどの国でなくなったし。まぁブラジルなんかは奴隷制廃止遅いけど、
日系移民がブラジルにやってきたのも奴隷制が廃止されてからのことだからね。
- 330 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/03/17(土) 00:27:25.24 0.net
- >>328
インディオの扱いはスペイン本国でもキリスト教のイデオロギーと絡まって、
随分問題になってたらしいね。宣教師などが大いに批判したのもそのためだし。
スペインにおける正戦思想というのが関係してるという訳か。
- 331 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/03/17(土) 00:33:57.50 0.net
- >>327
ついでに言えばアルゼンチンなどに良くいるイタリア系も基本的には、
19世紀以後にやってきた移民だよ。その頃のアルゼンチンは共和制で、
貴族や奴隷や平民みたいな身分の区別はとっくになくなってたからね。
- 332 :!kab 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY :2012/03/17(土) 00:35:35.08 0.net
- >>324
確か先住民領主はカシケとかいう称号をもらってたな。
あくまでも「先住民の領主」で本国の領主とは違ってたな。
貴族も同じで先住民貴族だった。
>>327
ブラジルだと奴隷解放後の外人労働者は小作人だったよ。はじめは奴隷の代わりの
労働力として受け入れられてた。
収入は農園主と山分けで農園主のほうがはるかに儲けてたけど改善されたんだよな。
植民地の公職は1700年代後半までは金で買えたから金のある奴は金で
買ったんじゃね?
- 333 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/03/17(土) 00:44:35.54 0.net
- >>332
カシケってもともとはインディオの言葉なんだよね。
それをそのままインディオたちの首長の称号に使ったということだね。
ブラジルにおける日系人は20世紀になると徐々に自作農も増えてきたらしい。
この頃から日系ブラジル人の成功が言われるようになったみたいだ。
- 334 :世界@名無史さん:2012/03/18(日) 00:49:52.98 0.net
- 独立後は全部平民なのかな?それとも各国とも途中で貴族制を廃止していったのだろうか?
- 335 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/03/18(日) 08:34:34.46 0.net
- >>334
国によって少し異なるけど基本的に貴族制はほとんどの国で独立時に廃止され共和制になった。
まぁ、あくまで法的な話で実態はカウディーリョみたいに貴族的な寡頭支配層はいたけどね。
ラテンアメリカの独立運動はアメリカ独立戦争に憧れて行なわれた部分が大きいから、
アメリカ合衆国が共和制にして貴族制を廃止したのを見習ったんだよね。
そもそも貴族というのは宗主国のスペインから与えられる称号でもあった訳だから、
それをなくすことはスペインからの完全な独立を意味することにもなるしね。
- 336 :世界@名無史さん:2012/03/18(日) 09:17:12.02 0.net
- ややすれ違いになるが、カナダやトリニダード・トバゴなど元英国領のアメリカ諸国も独立で貴族制廃止なのかな?
- 337 :世界@名無史さん:2012/03/20(火) 13:26:51.52 0.net
- 【ポルトガル】ルゾフォニア【海上帝国】
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1323345943/l50
- 338 : ◆8JPeox.cXLBV :2012/03/25(日) 10:53:16.48 0.net
- ピーナツ食べたら下痢をした。
- 339 : ◆ABpTr1nzVU :2012/03/25(日) 10:54:11.51 0.net
- 銭湯で溺れた
- 340 :世界@名無史さん:2012/04/07(土) 15:46:17.99 0.net
- 【オランダ海上帝国】フランドル史【白領コンゴ】
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1333719883/l50
- 341 :世界@名無史さん:2012/04/16(月) 01:08:29.90 0.net
- 中南米にもアメリカみたいなワナビー(先住民では無いのに先住民と自称する人)って、
いるんですかね?
- 342 :世界@名無史さん:2012/04/21(土) 11:01:40.77 0.net
- 自称「ニカラグア研究の第一人者」の佐々木祐が大阪市立大学の特任講師(任期付)になった件について
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/soc/staff/other.html
さよなら佐々木先生
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8385979
- 343 :世界@名無史さん:2012/04/25(水) 00:19:52.64 0.net
- Brazil Funneled Soviet Weapons to Argentina During Falklands War, Says Report | Fox News Latino Published April 23, 2012
報告書によると、ブラジルはフォークランド戦争時にアルゼンチンへソ連の武器を送り込んだと言う
http://latino.foxnews.com/latino/news/2012/04/23/brazil-supplied-soviet-weapons-to-argentina-during-falklands-war-report/
- 344 :世界@名無史さん:2012/05/12(土) 12:00:15.75 P.net
- なんで中南米ってあんなに殺人率高いの?
- 345 :世界@名無史さん:2012/05/12(土) 12:04:28.55 P.net
- なんで中南米ってあんなに殺人率高いの?
中南米というか中米+南米大陸の北部
- 346 :世界@名無史さん:2012/05/12(土) 17:23:06.15 0.net
- 強姦殺戮スペインポルトガル人の子孫だから
- 347 :世界@名無史さん:2012/05/13(日) 19:15:48.25 0.net
- 北米も殺人率高いだろ
というか北米の方が高いんじゃないか
- 348 :世界@名無史さん:2012/05/18(金) 01:31:45.04 0.net
- 銃を気軽に買えるというのが大きいと思う。
- 349 :世界@名無史さん:2012/05/20(日) 21:00:43.24 O.net
- フランス革命の影響を一番受けたのは中南米だと思うが完全にスルーされているな。
- 350 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/05/20(日) 22:01:50.25 0.net
- >>349
スルーされてるっていうのは、日本の一般的な歴史教育においてっていうこと?
それともこのスレにおいてということかな。前者だったら、別にスルーされてはないと思うけど。
少なくとも僕の学校では、フランス革命に関連した事項としてラテンアメリカ諸国の独立を習った。
確かに、フランス革命はラテンアメリカ諸国の独立においてあらゆる面で影響を与えてるね。
思想面における影響はもちろんのこと、ナポレオン戦争によって本国のスペインが混乱したことが、
ラテンアメリカ独立運動のきっかけになった訳だからね。ポルトガルも、ナポレオン戦争のせいで、
リオデジャネイロに遷都するはめになり、それが後にブラジルが独立するきっかけになったんだし。
- 351 :世界@名無史さん:2012/05/29(火) 16:49:18.93 0.net
- メキシコのアステカ文明を生みだしたのは韓国人であることが判明
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1338258393/
【韓国BBS】メキシコのアステカ文明を生みだしたのは韓民族!?[05/29]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1338259068/
メキシコのアステカ文明を生みだしたのは韓国人であることが判明
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1338256983/
【韓国BBS】南米のアステカ文明を生みだしたのは韓民族?…「『メキシコと私たち韓民族の共通点』などの論文もありますよ。」
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1338269171/
メキシコのアステカ文明を生みだしたのは韓民族!?
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1338263820/
- 352 :世界@名無史さん:2012/06/01(金) 10:03:34.21 0.net
- 征服期のスペイン人にこんな人もいたんだな。
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Gonzalo_Guerrero
1511年パナマから今のドミニカへの航海中難船してユカタン半島に漂着、
乗員の大部分はすぐさま生贄にされたが一部は脱走して別の部族に捕まり奴隷化、
うち二人ゴンサロとアギラルはコルテスの来航まで生き延びたが、
ゴンサロは内戦で頭角を現し武将となり首長の娘と結婚していた。
8年後コルテスは噂で二人の事を知って来て征服に加わるように手紙を寄越し、
アギラルは以後通訳としてコルテスに従ったがゴンサロは
「顔に刺青もあり耳に穴の開いた自分をみて同胞は何と言おうか」
ここの軍隊の長であり妻も子もあるので行かないと同行を断った。
20年近く後、ユカタン半島にスペイン人が征服に来た時
50艘の戦闘カヌーに乗ったマヤ人を引き連れてゴンサロが来援し、火縄銃で撃たれて死んだ。
- 353 :世界@名無史さん:2012/06/01(金) 11:56:53.09 0.net
- ずっと上の方に「生贄の犠牲者」とか「生贄犠牲者」とかいう言葉が使われているが、
生贄と犠牲とはだいたい同じ意味だから変だぜ。
- 354 :!kab 忍法帖【Lv=27,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY :2012/06/01(金) 13:45:35.67 0.net
- >>352
>乗員の大部分はすぐさま生贄にされたが一部は脱走して別の部族に捕まり奴隷化、
知らなかった。この二人脱走してたのか。
>マヤ人を引き連れてゴンサロが来援し、火縄銃で撃たれて死んだ。
これも初めて聞いたな。調査が進んだおかげか。
日本語の本ではどの本読んでもその後の消息は不明としか書いてなかった。
まあアギラールは敬虔なカトリック信者だったから先住民には同化できなかっただろうね。
コルテスに救出された時でもまだ聖書を捨ててなかったし漂着してた時の服着てたとか。
- 355 :世界@名無史さん:2012/06/12(火) 00:09:34.14 0.net
- ttp://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/2012061101002416.htm
ガルシア・マルケス氏が認知症か 中南米文学の代表作家
【リオデジャネイロ共同】中南米文学を代表するコロンビアのノーベル賞作家、ガルシア・マルケス氏(85)
が認知症を患っていると同氏の親友の作家が明らかにした。同氏が住むメキシコなどのメディアが11日ま
でに伝えた。
親友のコロンビア人作家によると、同氏は友人らを認識できなくなっており、過去5年間、電話で話してい
ないという。同氏は1999年に患ったリンパ腫を克服した後、2004年に10年ぶりの新作を発表して以来、
新作を出版していない。
マルケス氏は67年発表の長編「百年の孤独」などで中南米文学の旗手と呼ばれるようになり、82年に
ノーベル文学賞を受賞した。
- 356 :352:2012/06/14(木) 16:51:40.50 0.net
- スペイン語版の方がずっと詳しいし図版も多い。
ttp://es.wikipedia.org/wiki/Gonzalo_Guerrero
先に弩弓で腹を貫かれそれから火縄銃で撃たれたとか。
- 357 :世界@名無史さん:2012/06/19(火) 13:55:26.34 0.net
- 百年の孤独、いっぺん和訳を読んだけどほとんど内容を覚えていない。
- 358 :世界@名無史さん:2012/06/25(月) 11:39:01.15 0.net
- William Henry Hudsonの「遥かな国遠い昔」を読んだ人!
俺はこの本からラテンアメリカの歴史に入りました。
もっともダーウィンの「ビーグル号の航海」の方を先に読んでいるけど。
ブラジル在住中にアルゼンチンに旅行したとき、残り2日という時にふと思いついて
ハドソンの生地を訪ねました。苦労した。一日では訪ね切れなかった。
- 359 :世界@名無史さん:2012/07/06(金) 08:51:39.62 0.net
- >>345
銃が野放しになってるし、マフィアと警察が癒着してる。
- 360 :世界@名無史さん:2012/07/06(金) 09:06:25.21 0.net
- 人命も安い。十ドルで殺人を引き受けるチンピラが普通にいる。
長距離バスに乗る時保険に入らされるが、その死亡保険金の安さには笑ってしまう。
もちろん薬物原料の栽培・加工と北米への密輸が巨大な資金源となるから
それを巡っての争いも起こるし、抗争も派手になるわけだけど。
- 361 :世界@名無史さん:2012/07/06(金) 09:07:37.30 0.net
- あと犯罪者の逃げ場所に事欠かない。
警察は金を掴まされて腐敗しやすいし。
- 362 :世界@名無史さん:2012/07/29(日) 13:26:35.69 0.net
- 【Puerto Rico】 プエルトリコ 【プエルト・リコ】 [アメリカ板]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/usa/1343534533/
【ペルー】 中米・南米旅行総合スレ8 【イグアス】 [海外旅行板]
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/oversea/1330555745/
【キューバ】カリブ海情報【ドミニカ】 [危ない海外板]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1338077667/
「中米カリブでは野球が一番」人気という大嘘 [球界改革議論板]
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/npb/1334851431/
【Puerto Rico】★プエルトリコ ★ Part2 [卓上ゲーム板]
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1256548672/
スペイン語総合スレッド [外国語板]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/gogaku/1319102469/
- 363 :世界@名無史さん:2012/07/29(日) 20:09:06.75 0.net
- 畑恵子って人にスペイン語習ってるんだけどこの人ってすごい人ですか?
- 364 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/07/29(日) 23:59:53.97 0.net
- >>363
ラテンアメリカ史の研究では結構たまに名前をみるから有名なほうだと思うよ。
いくつか本も共著で出してるしね。
- 365 :世界@名無史さん:2012/07/30(月) 07:49:52.56 0.net
- >ラテンアメリカ史の研究では結構たまに名前をみるから
「結構たまに」
結構なのかたまになのかどっちなんだよw
歴史の前に日本語勉強して来いよw
- 366 :!kab 忍法帖【Lv=34,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY :2012/07/30(月) 12:17:30.15 0.net
- >>363
名前知らなかったからググってみたらこの人の本読んだことあったわ。
俺の代わりにサイン貰っておいてくれ。
- 367 :世界@名無史さん:2012/07/31(火) 22:03:43.13 0.net
- 南北アメリカの殺人率は異常。
殺人数の記録も3桁がザラだし。
- 368 :世界@名無史さん:2012/08/02(木) 10:54:54.68 0.net
- インカ帝国ではコカの葉を噛むのは貴族と教師と飛脚だけに許されていたんだってね。
これを噛んでいると寒さ・飢え・渇き・疲労に耐えやすいからと。
ボリビアとパラグァイとの戦争 (チャコ戦争) では双方とも
補給の絶えた前線の兵隊にコカの葉を飛行機で投下したという。
この戦争の主戦場では水場がごく少なく、井戸のあるところには砦が築かれていた。
ボリビア軍が人口の多い高地で徴兵し戦場に送った兵隊は暑熱と渇きで病気になりバタバタと死んでいった。
この戦争のことはアスンシオンの戦争博物館で展示品を見たり、
当地で買った「ある斥候の日記」という本をパラパラ読んだりした。
死んで取り残された者はそのままミイラ化したようだ。
- 369 :世界@名無史さん:2012/08/02(木) 11:03:56.54 0.net
- ついでに書くとアスンシオンでは本屋というものがなく、
キオスクみたいな店でしか本は買えなかった。今は違うかもしれない (1980年代終わり頃の話)。
しかも本は皆セロハン紙で包装してあって、タイトルと表紙で内容を推し量るしかなかった。
ひと頃は富強を誇り南米で最初の鉄道も引いたパラグアイなのに、その落ちぶれぶりは悲しかった。
日本では最初に敷かれた新橋横浜間の鉄道なんか軌道も駅も跡形も無いだろう?
パラグアイでもそうだろうと思ったんだが違った。そんまんま残っていた。しかもほとんど観光用。
沿線は廃墟が目立った。大型の高速バス網はあるんだが、車輌は外国製だ。
- 370 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/02(木) 22:28:10.29 0.net
- >>368-369
コカは植民地時代にも、ミタ制で働いてるインディオたちが使用してたらしいね。
重労働での疲労や渇きや飢えに耐えるにはうってつけのものだったんだろうね。
1980年代終わり頃のアスンシオンというと、だいたいストロエスネル時代の末期か。
この頃のパラグアイって首都にすら本屋がなかったのか。
独立直後のパラグアイは、フランシア博士による開発独裁がそれなりに上手くいってたらしいけど、
その後のパラグアイ戦争での敗北などを通して一気に衰退してしまったね。
チャコ戦争も結果的にはパラグアイの勝利で終わったとは言え、その被害は凄まじかったそうだし。
- 371 :世界@名無史さん:2012/08/02(木) 22:38:05.11 0.net
- >>370
パラグアイ戦争の結末は衝撃的すぎたな。
生き残った男はハーレム状態になったそうだが。
- 372 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/02(木) 22:50:30.24 0.net
- >>371
パラグアイ戦争は近代のラテンアメリカにおける戦争の中では最も悲惨だったとしばしば言われるしね。
パラグアイの人口はこれによって大いに減り、男女比がかなりアンバランスになったらしいね。
これによってパラグアイは一気に衰退することになってしまった。
- 373 :世界@名無史さん:2012/08/03(金) 00:11:42.29 0.net
- 三国同盟戦争に関する日本語の本って無いですかね?
興味が有ってもネットで検索するぐらいしか出来なくてね・・・
- 374 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/03(金) 07:32:19.32 0.net
- >>373
パラグアイ戦争だけについて書かれてる本は知らないなぁ。
ラテンアメリカ史やブラジル史、パラグアイ史などの関連本の中に書かれてる場合がほとんどかな。
パラグアイ戦争は、ラテンアメリカ史においてはわりと重要な戦争なので、
その手の本ではそれなりにページ数を割いて説明してるよ。
- 375 :世界@名無史さん:2012/08/03(金) 08:55:49.05 0.net
- 男女比で人口が回復しなかっただけじゃないよ。
ブラジルと降伏交渉した連中は前政権・前々政権により海外に追われていたか
留学していた連中で、結局傀儡政権となるしかなく、
ブラジルは二度とパラグアイが強い国になれないように
不平等な条約を押し付け、産業の振興を妨害したんだよ。
日本だって本土侵攻前に鶴の一声で手を上げなかったら、
その後の米-ソ中の対立が進まなかったら、
どこまでやられたか分からなかった。
- 376 :世界@名無史さん:2012/08/03(金) 09:30:54.57 0.net
- >>370
いや、ある所に行けばあったのかも知れないけどね。
道で本屋はどこか聞いても屋台店以外無いって言われた。
パラグアイ対ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイの戦争のことは
パラグアイでだけ三国同盟戦争と呼んで、他の当事国その他ではパラグアイ戦争というね。
日本語の本があったら読みたいね。
渡(南)米する何年か前に神田のイタリア書房でパラグアイの中学(?)の自国史の本を買ったが、
それにはかなり詳しく書かれていた。
その時持ち金が足りず、押さえといてくださいと店番の兄ちゃんに言ったら、
不足分は後でいいですよと言ってくれた。うれしかった。
- 377 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/03(金) 09:35:12.54 0.net
- >>375
パラグアイ戦争を通してブラジルはパラグアイを徹底的に弱体化させたからね。
この戦争を通じてパラグアイがブラジルから受けた被害は凄まじかった。
領土も大幅に取り上げられ、政治的にもブラジルの影響下に置かれることになってしまった。
経済的にもアルゼンチン人に公有地を多く買い取られ、その後外国資本の影響が強まったね。
- 378 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/03(金) 09:45:07.73 0.net
- >>376
へ〜、そうなの。まぁ本屋が全くなかったとは限らないけど、どっちみち首都にすらほとんどなかったことには変わりない訳だ。
やはり、パラグアイでの歴史教育ではこの戦争はかなり重要な出来事として詳しく書かれてるのね。
- 379 :世界@名無史さん:2012/08/03(金) 13:58:44.69 0.net
- ここ数年、南米史の日本での出版事情もラテンアメリカ史からラテンアメリカ各国史としての出版が
出てきているけどもここ最近ではキューバ、ボリビア、コスタリカ辺りが出たけどパラグアイも日本語で1冊くらいまとまった通史を出してほしいな。
まあパラグアイ史なら英語でも数点あるようだけど。
- 380 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/04(土) 15:47:46.40 0.net
- >>379
パラグアイの通史を書いた日本語文献は今のところないのかな。
ラテンアメリカ史は通史を書きやすい地域だと思うので各国史はどんどん出して欲しいよね。
- 381 :世界@名無史さん:2012/08/04(土) 15:51:50.97 0.net
- パラグアイの通史なんて誰が読むんだよw
サッカー、タンゴ、エビータ、日系人で繋がりが深く
日本人なら誰でも知っているアルゼンチンですら
日本語で書かれた通史がないんだぞ
- 382 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/04(土) 17:04:29.69 0.net
- >>381
でも、マイナー度でいうならそんなに変わらないボリビア史なんかも出てる訳で、
出る可能性が全くないとは言えないんじゃないかな。
一応、パラグアイ戦争なんかは日本でも少しは知名度あるし。
- 383 :世界@名無史さん:2012/08/04(土) 17:12:50.95 0.net
- でもその日本語のボリビア史はケンブリッジ各国史シリーズの翻訳。同シリーズに収録さ
れてなかったらそもそも出版されてない。
本家でパラグアイが出てないから日本語でパラグアイ史単独の本が出るのなんていつの
ことになるのやら。
- 384 :世界@名無史さん:2012/08/04(土) 17:15:57.46 0.net
- ちなみに同シリーズの中南米系ではメキシコが翻訳されているが、何故かブラジルは未翻訳。
本家ではカリブ諸国史というのもある。
- 385 :世界@名無史さん:2012/08/04(土) 17:16:21.58 0.net
- >一応、パラグアイ戦争なんかは日本でも少しは知名度あるし。
歴史オタか南米史研究者の中ではな。
歴史オタ歴史研究家でも分野が中国とか朝鮮とか東南アジア中東とかなれば
まずパラグアイ戦争なんて知らないだろうな。
ましてや高校の世界史(受験世界史含む)でパラグアイ戦争なんて一言も出てこないから
歴史に興味ない人達はまず知らない。
- 386 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/04(土) 18:58:43.28 0.net
- >>383
確かにボリビア史はケンブリッジ各国史シリーズで出たのの翻訳だからね。
向こうで出てない限りは日本でパラグアイ史の本が出る可能性も低いか。
日本で出てるラテンアメリカの各国史だと、メキシコやブラジル、キューバ辺りが特に多いかな。
後、マイナーなっところではコスタリカなんかも明石書店が歴史教科書を翻訳してるけど、
やはりまだまだ全体量は少ないね。
>>384
へ〜、ブラジル史は出てないんだ。どうしてなんだろう。
日本語でもブラジルは通史がいくつか出てるので翻訳されてもおかしくないのに。
>>385
確かにそうだね。高校の世界史でラテンアメリカ関係で出てくることは、
古代のインカ・アステカや、ボリバルなんかによるラテンアメリカ諸国の独立なんかが主だしね。
まぁ独立後のラテンアメリカ史も主要なところはやるけど、パラグアイ戦争は出てこない。
ラテンアメリカじゃ最も悲惨な戦争と言われてるぐらいなのにね。
- 387 :世界@名無史さん:2012/08/04(土) 23:13:27.44 0.net
- >>386
日本の歴史教育の問題の1つは地域の偏向がひどい点。
平和教育とか言いながらパラグアイ戦争を教えないとか研究不足もいいところだし、
フォークランド紛争も1982年発生としか教えず、なぜそうなったのかを教えていない。
- 388 :世界@名無史さん:2012/08/04(土) 23:19:13.84 0.net
- そんなの答えは簡単じゃん。
受験に役立たないことは教えないし教師側も教えられない。
どうしても複雑な中国史・ヨーロッパ史・近代史がメインになっていく。
- 389 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/04(土) 23:52:31.79 0.net
- >>387-388
一応、現役高校生として手元にある世界史の教科書(具体的には東京書籍の「世界史B」)を見てみると、
ラテンアメリカ史で載ってるのは、だいたい以下の事柄だけだった。
・古代のインカ帝国やアステカ帝国について
・スペインやポルトガルによるアメリカ大陸の植民地化とその支配
・ハイチ革命や、シモン・ボリバルたちによるラテンアメリカの独立運動
・フアレスやディアスやマクシミリアンなど、19世紀半ばのメキシコ史
・米西戦争や棍棒外交やパナマ運河など、20世紀初頭のアメリカ合衆国とラテンアメリカの関係
・マデロやサパタなど、メキシコ革命
・ヴァルガスやペロンやカストロなど、ラテンアメリカにおける民族運動
・解放の神学や債務問題、軍事政権から文民政権への移行など
こうやって項目だけを挙げると、意外と多いように感じるけど、一つ一つの記述はそんなに多くない。
やはり全体的な割合としてはヨーロッパなんかのほうが多いように感じるね。
とは言え、最近の世界史はちゃんと中国史やヨーロッパ史や近代史以外も教えるので、
>>388が言うほどにはヨーロッパ史・中国史・近代史偏重にはなってないかな。
とは言え、依然としてそこら辺の分野の量が多いのには変わりないんだけど。
最近は受験でもヨーロッパ史や中国史や近代史以外の分野も多く出てるよ。
ラテンアメリカ史だって、東大とかだと普通に出てるからね。
- 390 :世界@名無史さん:2012/08/05(日) 00:16:08.24 0.net
- 確かにパラグアイ史は日本語で通史を出してほしいね。
あとアルゼンチン史も。
ハイチ史も出してほしいところだ。
中南米史で各国史の存在を確認しているのは
メキシコ、コスタリカ、キューバ、カリブ全域、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、チリ、ボリビアくらい。
まあ、スペイン語やポルトガル語が読めなくても中南米各国史は英語でもいろいろ出ているからね。
- 391 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/05(日) 00:52:12.93 0.net
- >>390
ハイチ史は日本でも浜忠雄氏がすでに出してたと思うんだけど。
この人はハイチに関する本を結構色々書いてるので、探せば多分見つかると思うよ。
- 392 :世界@名無史さん:2012/08/05(日) 07:21:32.85 0.net
- パラグアイよりもアルゼンチンの通史が日本語でないのが不思議。
植民地時代も早くから拓けて内戦・経済成長そして破たんとみていると
日本語で書いてもブラジル史並みに内容はテンコ盛りだけどね。
これだけ日本と関わりが深い国なんだから1冊くらいアルゼンチンの通史の本があってもいいと思うんだが・・・
- 393 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/05(日) 08:40:43.84 0.net
- >>392
確かに、アルゼンチンはラテンアメリカの中でもブラジルやメキシコなどと並ぶ大国だし、
内容も色々書くべきことが多そうなのに、何故か日本語の通史が存在のは不思議だ。
国としての知名度もサッカーやタンゴなどでそれなりに有名なほうなのに。
- 394 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/05(日) 08:41:34.65 0.net
- 脱字訂正
×何故か日本語の通史が存在のは不思議だ。
○何故か日本語の通史が存在しないのは不思議だ。
- 395 :世界@名無史さん:2012/08/05(日) 09:08:58.66 0.net
- このスレ見ていると「日本語で○○国の通史を出せ」「出してほしい」ばかりだが
だったら、おまえらが書いてあるいは権利取得して英語やスペイン語の書籍を翻訳して出版すればいいじゃんwww
自分が興味があって個人で勉強したいなら洋書文献をあたれよ。
カリブの小島とかスリナムのようなマイナー国でなければ中南米各国史はスペイン語が出来なくても英語で通史が出てるから。
おまえら他力本願にもほどがある。学問をやる姿勢ではない。
- 396 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/05(日) 09:46:58.76 0.net
- >>395
まぁ、その気なら洋書も読むけどね。日本語文献もできれば出てほしいということでしょ。
それに、コスタリカとかは出てるのに、アルゼンチン史の通史がないのを不思議がるのも分からなくはないし。
- 397 :世界@名無史さん:2012/08/05(日) 11:09:22.09 0.net
- >>396
そいつ、暑さで頭が逝っちゃった奴だからレス不要
- 398 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/05(日) 11:17:12.06 0.net
- >>397
あ、そう。じゃあ、レスしないようにするけど。
まぁ、ともかくアルゼンチン史なんかは日本でも通史が出てほしいところだ。
- 399 :世界@名無史さん:2012/08/05(日) 12:09:41.80 0.net
- オツガイへ
日本の各国史出版事情がどんだけお寒いかわかっている?
古代から現代まで書くこと満載のエジプトですら通史は出ていない。
カンボジアもアンコールワットなどがあって日本も占領していた経緯があり
馴染みが深い国なのに古代史はあっても通史はない(中世カンボジアはタイとベトナムの属国だから書くことないかも)
同じく日本になじみが深く相撲などで交流があるモンゴルも元やチンギスハーンについての書籍は
出ていたけど通史が出たのは本当につい最近。それまではモンゴル通史はなかった。
高校の世界史でも北方民族の興亡という形で中国史の延長線上で出てくるのに。
こんな状況だからアルゼンチン通史がなくてもおかしくはない。
どうも日本の出版社は地域史的な見方、大国史偏重の方針でよろしくない。
ボリビア史が出たのは奇跡に近いと思っていいと思う。
- 400 :オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/08/05(日) 14:04:16.85 0.net
- >>399
エジプトは確かに時代ごとに本は出てるけどまとまった通史は出てないね。
まぁ、古代エジプトと現代じゃ全然違うからまとめて書きにくいのかも知れないけど。
それでも書こうと思えば書けたはずだからね。モンゴル史も確かに宮脇敦子氏のが出るまでなかったかな。
そういうことを考えると、確かにアルゼンチン史がないのも分からなくはないか。
でも、ボリビア史以外にもコスタリカやチリやベネズエラやハイチだって通史が出てるんだからなぁ。
これだけマイナーな国の通史を出すんだったら、アルゼンチン史だって出したって良いじゃんと思わなくもない。
- 401 :世界@名無史さん:2012/08/05(日) 14:55:56.90 0.net
- スレチだが一つ
エジプトは古くていいなら歴史教科書の和訳があったはず
明石書店のとは違う出版社だったけどな
- 402 :世界@名無史さん:2012/08/05(日) 18:41:18.56 0.net
- どうして日本語での各国通史の刊行が英語より見劣りするのか
それについても語ろう。やっぱり商業的な理由?
- 403 :世界@名無史さん:2012/08/06(月) 00:27:33.33 0.net
- アルゼンチンも何か大きな出来事があれば通史が出そう。
アフガニスタン通史も9・11とアフガニスタン紛争で一気に2冊もでて
しかもそのうち1冊は最高のものだしイラク戦争で初めて
イラク通史(といってもオスマン末期から)がでたからね。
- 404 :世界@名無史さん:2012/08/06(月) 08:50:01.27 0.net
- 歴史書じゃないが、W.H.ハドソン「遥かな国遠い昔」は面白いぞ。
ロサス時代が背景。岩波文庫にあったよ。今あるかな?
- 405 :395:2012/08/06(月) 17:59:59.08 0.net
- >>397
はぁ?頭が逝っちゃっているのはおまえだろう。
だって、出版社社員でもない奴が2chで出せ出せって言って出ると思う?
そもそもこんな他力本願な姿勢じゃ日本語でアルゼンチン通史が出ても読まないよ。
本当にアルゼンチン史に興味があるんだったら英語でもいいから洋書をあたれよ。
日本語でアルゼンチン通史が欲しければ翻訳なり自筆なりで出版社に売り込む
ないしは自費出版でもすればいいじゃん。
それもできないやろうともしないでわーわー言っているおまえらの方が頭が逝ってることに気がつけよクズ。
- 406 :世界@名無史さん:2012/08/09(木) 15:38:16.19 0.net
- スレ止めてんじゃねえよ、ボケ。頭冷やせ。
- 407 :世界@名無史さん:2012/08/09(木) 21:49:08.11 0.net
- 昔からキチガイが湧くとスレが止まると言われてたからな。
特に世界史板のように過疎傾向が強い板ではなおさら。
さて、アルゼンチン史だが俺も確かに出してほしいと思っていたよ。
見たことあるのは移民やら日本との関係史やらペロン時代の研究書とか。
通史はなかなかないね。
もしかしたら日本でアルゼンチン史を研究している人がいないのかもな。
- 408 :世界@名無史さん:2012/08/10(金) 09:09:27.00 0.net
- アルゼンチン史の出版が日本で行われないのは
ただ単に日本国内にアルゼンチン史に対する興味関心が薄いからでは?
サッカーやタンゴ、エビータとかこの辺はみんな好きだけど
ことアルゼンチン史となるとそこはまた別の話になるんだろうね。
- 409 :世界@名無史さん:2012/08/10(金) 13:02:41.95 0.net
- ブラジルでは日本語の本の出版が行われていて、
俺は歴史・民話・農業畜産技術などに関する本を見たり買ったりしたよ。
歴史はブラジル史。ただ、濃厚なブラジル中心史観なのは仕方がない。
ブラジルは開拓時代スペイン側の拠点に囲まれている関係から
極めて拡張指向で、19〜20世紀に一応国境線が定まってからも、
周囲の国への資本的・人的進出が続いている。
ブラジルの拡張主義という、ブラジルの内陸国境から矢印が出て
全太平洋・カリブ海海岸まで広がっている表紙絵の本を見たことがある。
- 410 :世界@名無史さん:2012/08/10(金) 13:07:03.31 0.net
- ttp://img2.mlstatic.com/s_MLA_v_O_f_54879797_9832.jpg
- 411 :世界@名無史さん:2012/08/10(金) 23:19:10.51 0.net
- アルゼンチンそのものに関する関心は高そうなんだけどねぇ。
数年前だったかNHKラジオのスペイン語講座が半年ほどアルゼンチンのスペイン語をやってた。
アルゼンチンに対してある程度の需要がなければこんなことしないだろう。
- 412 :世界@名無史さん:2012/08/11(土) 22:39:16.08 0.net
- アルゼンチン史を出版しないなんて日本の出版社は
歴史の面白さというものを知らないよな。
内戦から経済大国そして破たん。
目まぐるしく変わるアルゼンチン史は面白いと思う。
無論、面白いから出版するって理屈は違うんだろうけど。
- 413 :世界@名無史さん:2012/08/15(水) 12:02:34.69 0.net
- 俺はスペイン征服前と独立前のスペイン領時代の歴史ににしか興味ないな
せいぜいリベルタドーレス大活躍の時代までだな
スペインに抵抗した先住民族の指導者のリストみたいなのないかなあ
- 414 :世界@名無史さん:2012/08/17(金) 16:17:26.49 0.net
- アルジェリアの歴史っていうのが明石書店から出版された。
内容は古代からの通史ではなくフランス植民地化から現代まで。
古代中世が扱われていないのが残念。
もしかしたら明石書店に頼めばアルゼンチンの歴史も出してくれるかも。
アルジェリアの歴史なんて需要あるのかな?
アルゼンチンの歴史の方がまだありそうだけど。
- 415 :世界@名無史さん:2012/08/21(火) 12:48:56.16 0.net
- アルジェリアの歴史は長いからな。
- 416 :世界@名無史さん:2012/08/21(火) 12:54:46.92 0.net
- 個人的にはアルゼンチン以外にも通史を出してほしい国はたくさんある。
アジアで言えばカンボジア、ブータン、オマーン。
ヨーロッパで言えばモナコ、マケドニア、マルタ。
ラ米で言えばパラグアイ、アルゼンチン。
- 417 :世界@名無史さん:2012/08/25(土) 20:45:04.96 0.net
- >>412
パタゴニアの歴史とか一度じっくり学びたいものだ。
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