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地名の世界史
- 12 :世界@名無史さん:2012/01/12(木) 17:25:16.67 0.net
- ギリシャ本土を小ヘラス、シチリアや南伊を大ヘラスと呼び、
キエフ・ルーシを小ロシア、モスクワ・ルーシを大ロシアと呼び、
チベットの中央部を小チベット、東部を大チベットと呼ぶ。
これは面積や繁栄の大小ではなく、本土が「小」で辺境が「大」なのである。
ブリタニア属州の住民・ブリトン人が、アングロサクソンに追われて逃げ込んだアルモリカ半島は、
フランク人からブルターニュ(ブリトン人の地)と呼ばれ、その対岸の島は「グラン・ブルターニュ」と呼ばれた。
なのでグレートブリテンとは、本来は「辺境の方のブルターニュ」という意味。
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