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歴史言語学総合 ★3
- 1 :世界@名無史さん:2018/08/28(火) 23:20:19.74 0.net
- 引き続き、議論を続けましょう
(前々スレ)
【シーザー】人物名の英語読み【ピーター大帝】
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1513869875
(前スレ)
歴史言語学総合【人物名の英語読み★2】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1527297578
(関連現存他スレ)
数・記号の文明史
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1421343902
名前の文化誌2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1501246977
【リングワ・フランカ】共通語の歴史 2=U=二
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1514642951
【ダンツィヒ】都市名の変遷の歴史【レンベルク】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1534390331
- 545 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 15:06:07.01 0.net
- ウランバートル・・・赤英雄市
- 546 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 18:47:01.36 0.net
- >>543
なおさら無理あるじゃん、
バガトル baghatur で3音節、冒頓は2音節だし。
- 547 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 19:51:57.76 0.net
- >>546
無理ではない
筑紫(ツクシ/ʈɨuk-tsiᴇ)も博多(ハカタ/pwɑk-tɑ)も対馬(ツシマ/twəs-ma)も現地語では3音節なのに漢語としては2音節だろが
- 548 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 20:17:22.09 0.net
- 訓読みを知らないの?
- 549 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 20:21:14.29 0.net
- 訓読みじゃねーだろアホかwwwwww
- 550 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 21:00:40.62 0.net
- 訓読みだよ。熟字訓ってヤツだよ。
- 551 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 21:06:37.67 0.net
- 漢語による和語の固有名詞への当て字は熟字訓とは言わない
古韓音という魏晋南北朝時代の漢語(の楽浪郡方言)に基づく音読みだ
- 552 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 22:02:41.62 0.net
- でた。
また大韓起源説かよ
- 553 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 22:08:10.58 0.net
- NTUY兄貴臭すぎなんだよなぁ〜
帰って、どうぞ
- 554 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 22:54:06.37 0.net
- >>547 原音に忠実というより漢文中で座りがいいように当ててる面もあるかな
舎利弗でも原音の最後のraは漢字表記では無視されてるし
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%8E%E5%88%A9%E5%BC%97
さらに漢字の意味も発音より優先されたりするか
- 555 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 23:00:46.08 0.net
- サンスクリット語でputraは、パーリ語でputtaになるからな。
仏典は、言行紀がパーリ語、第三次結集より後の理論はサンスクリット語が、主になってる。
語形としては古いが、仏教で用いられる場合には、サンスクリット語の方が新しい。
- 556 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 23:13:19.40 0.net
- 韓って偉大な、君主って意味だっけ
本来、韓は、周の成王の弟の叔虞を始祖とする晋侯の分家の分家の名門だったのに
- 557 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 23:14:47.88 0.net
- >>547
勅令によって、和語の地名ができるだけ字音を利用した「二字」地名に押し込められた時期があるんだよ
だから音節数が減ったのは当然で、むしろいかに多くの子音が1字目で響きの近い入声韻尾を利用して表記されたか、
その工夫に驚くべきだ
- 558 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 23:22:13.07 0.net
- >>543>>546
蒙古文語ではVgV(同一の女性母音間のg)とVγV(同一の男性母音間のG/γ)は
現代語諸方言では長母音を表す符号であって、音価はゼロである方言が多い
ただしロシア語やサンスクリット語への借用語のバートルはGらしきものが入っているので
トルコ語の「皿付きのg」くらいの音価はあったのかもしれない
てことで需要先の言語によって「あったりなかったりするG」なんだろう
- 559 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 23:32:46.88 0.net
- >>557
筑紫はそもそもその勅令以前の地名だぞ、しかも隋書での表記は「竹斯」なのでこれまた2音節
対馬に至っては現存する数少ない後期上古漢語の当て字だ(なお隋書では漢語から末子音のsが消失したため「都斯麻」と3音節になった)
- 560 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 23:34:23.50 0.net
- 絶対日本人は朝鮮半島と関りあるよね
- 561 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 23:38:15.60 0.net
- >>559
もともと漢語風に二字にまとめるのが良いとされる風潮があり、
対外交流の多い土地ほどそういう字面を選ぶ傾向があったんだろう
勅命はその風潮を徹底させる漢化政策と見ることができる
逆に漢人の記録はその時々の音体系で写実的に書こうとしたから3字の例も出てきた
- 562 :世界@名無史さん:2018/10/10(水) 23:41:06.75 0.net
- いやいやあのね対馬って卑弥呼と同じ文章が初出だからね
「卑」なんてマイナスイメージの字自分たちの女王に選んで付けないでしょ
- 563 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 00:01:04.74 0.net
- そこまで遡ればそりゃ上古音の記述も出るだろう
- 564 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 00:01:48.09 0.net
- 別に全てが日本人の付けた美名だなんて言ってないよ
- 565 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 00:22:21.07 0.net
- >>559 播磨とか信楽も語頭や語末の子音連続がが多様にあった時代の漢字音で当ててるのかな
- 566 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 00:39:41.61 0.net
- 何故か日本語の話になってるけどもともと漢語でも長い外来語を無理やり二文字にする傾向があっただろ
アントニヌスが大秦王安敦になったり
- 567 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 00:51:19.45 0.net
- アントニオ猪木の漢語表記は、安東尼奧豬木
- 568 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 02:01:51.26 0.net
- >>566
その当字になるのはAntoniusの語幹がAnton-であり格語尾が-iusだということを理解してたってことを示してるよね
- 569 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 02:25:27.98 0.net
- 王安石の親戚みたいな感じか?
しかも、なして、うずまさ?
- 570 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 02:29:47.84 0.net
- うずまさのきみ やすあつ
- 571 :対馬恵子とは無関係な津島君:2018/10/11(木) 07:44:07.81 0.net
- >>559
「対馬」は普通の日本語で書けば「津島」だろよ。
「港の島」という意味。
某国では「対馬島」などというけったいな書き方しちょるがw
- 572 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 07:49:12.30 0.net
- >>571
サハラ砂漠とかアイヌ人とかバンダルアッバス港とかハングル文字とかラマ僧とか
イスラム教とかシティバンク銀行とか言ってる日本人がそんなこと言えた義理かよ
- 573 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 09:30:22.55 0.net
- >>568
ANTONINusだよ。語幹はantonin
語幹だけで見ても三音節あるのに無理やり二文字に縮めてる
- 574 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 09:48:20.74 0.net
- そういやアントニーン・ドゥヴォジャク(ドヴォルザーク)なんかのアントニーンは
アントニウスとアントニヌス,どっちのチェコ語形?
- 575 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 09:52:27.80 0.net
- >>572
イスラム教は説明的ではあるが重複ではないだろう
なお中国では神道を神道教と呼ぶ
- 576 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 09:53:42.74 0.net
- アントニヌスだろ。
アントニウスの方はキャンディキャンディのカレシのアンソニーとか、パンが無ければお菓子を食べれのお妃のアントワネットとか。
- 577 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 13:33:00.65 0.net
- >>570
ワロタ
- 578 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 14:56:25.75 0.net
- ついまがなまったんだろ
- 579 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 15:13:12.10 0.net
- 上県と下県とで、two島なんだよ。
- 580 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 19:51:32.51 0.net
- >>578
ついまは訛った結果で元がつしまだぞ
そのことは上古漢語の復元で明らかにされている
- 581 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 19:54:04.84 0.net
- 韓国人は、スシマ(ツシマ)ソムって言ってるな、
ソム・・・島の固有語
もしくは、テマド・これは漢字表記の韓国語発音
- 582 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 20:25:34.58 0.net
- ソムと言うのは、「島」が語源の由来だろ。
渡海不能の文明レベルの三韓が半島(大陸)から出られるはず無かったし
- 583 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 21:18:04.13 0.net
- >>582
海から出られなくても島の概念ぐらいあるだろ
日本語のサ行は古くは/c/だったからシマとソムの対応も怪しい
草kusaと꽂kochが対応するとも言われてる
- 584 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 21:27:53.75 0.net
- なんで?
新羅は、日本語で「しらぎ」、モンゴル語でSolongosだよ。
- 585 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 22:18:33.27 0.net
- >>582 >>583
朝鮮語のsēm(ソーム)は15世紀にはsyěm(ショーム)と言っていた
日本書紀の訓註によれば百済語では島をセマと読むとしているので
*syemaという形が再構できる(中期朝鮮語において上声のアクセントを持つ音節はかつて2音節だったものが省略されたものだと考えられている)
>日本語のサ行は古くは/c/だったからシマとソムの対応も怪しい
・四間 sima
・志麻 t͡ɕima
・志末 t͡ɕimwat
・之末 t͡ɕimwat
・之麻 t͡ɕima
・斯麻 sie̯ma
・思麻 sima
万葉集における島(シマ)に使われる漢字でサ行は破擦音と摩擦音の区別なく使われている
なぜ摩擦音だけだったと言えるのか?
- 586 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 22:39:22.03 0.net
- >>585
意味不明w
大韓起源論はもうウンザリだよ。
偉大なウリナラが、矮小な倭奴から習ったことなんて何一つ無いと思いたいニダという感情論で
意味不明な理屈にもならん減りくっらべて、なにやってんだかなー
- 587 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 22:41:16.06 0.net
- >>580 古代中国人には、現地人の発音がtusmaみたいに聞こえたのかな
母音の脱落は日本語ではよくあるな
- 588 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 22:48:33.08 0.net
- >>585
朝鮮語ではその摩擦音と破擦音の対立がある
日本語から朝鮮語に入ったとしたら、クサがkkochになるならシマもceomにならないとおかしい
朝鮮語から日本語に入ったのなら、日本語にはこの対立が無いからkochとseomがどっちもサ行に合流しても不思議は無いよ
- 589 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 22:51:20.13 0.net
- そもそも今の朝鮮語は三韓時代の言語の直系の末裔なの?
- 590 :世界@名無史さん:2018/10/11(木) 23:01:14.93 0.net
- >>588
統一新羅以前の古代の朝鮮語にも摩擦音と破擦音があったのかまではわかってねーだろ
- 591 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 00:49:38.93 0.net
- >>590
そんな時代に朝鮮語なんかあるかいなアホ
- 592 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 01:00:22.39 0.net
- ところで、いまの韓国の高校の国語の授業に、日本の高校国語の漢文に相当する授業ってあるのかな?
レ点付けて訓読、みたいな
- 593 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 01:19:31.42 0.net
- アントニウスとアントニヌスって違うの???
- 594 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 01:51:11.75 0.net
- 漢字を憎んで廃止したんじゃなかったん?
- 595 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 02:01:29.52 0.net
- >>589
別言語とされることのある済州語含めた朝鮮語の各方言の分岐年代は1200年前の高麗時代だと推定されている
後三国時代の終焉に伴って朝鮮語の直接の祖先となった言語が各地の言語を塗りつぶしていったのだろう
- 596 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 02:04:18.02 0.net
- >>573
強勢がない部分を省略してんじゃね?
- 597 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 02:05:40.01 0.net
- >>586
お前みたいな程度の低いレスする奴にもうんざりだぞ
- 598 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 04:26:03.87 0.net
- >>594
どこでそんなこと聞いた?
廃止なんかしとらんで
やったことといえば朴正煕時代に試験的に3年間漢字教育を停止してみただけや
そのあとはまた漢字教育再開してるしもちろん今もやってる
- 599 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 07:15:32.49 0.net
- じゃあ、なんで、大韓民国々民総項籍状態なの?
項籍は「字なんて自分の名前が書ければ十分」だったが、韓国人、自分の名前すら書けない。漢字が無いと名前が付けられないのにな
- 600 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 10:16:20.63 0.net
- >>575
ふと思ったけど中国語特に近現代中国語で「神」って漢字はどういうイメージがあるんだろう?
向こうでgodとかdeusに当たるのは今でも上帝?なら「神」はどうなんだろう
- 601 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 11:27:43.85 0.net
- >>600
「神」(天のカミ、運命の神)は「祇」(地の神、祖霊の神)と対になったり、同義として並列されたりする
「天神地祇」は対比的にも並列的にも使われる(たぶん太古は対比的で、のち一緒くたに並列的になった)
また日本語と同様に漠然と霊魂や精神を意味することもある
聖書のモリソン訳で道教由来の「上帝」を使ったせいで太平天国の乱が起こった
その反省でモリソンの弟子筋を含む宣教者たちは19世紀後半から「神」を使いだした
その訳語が日本の明治の宣教にも聖書翻訳を通じて影響している模様
いま中華圏のキリスト教で使われているのは「聖父」「父神」「天父」などいろいろらしい
教会の外では、土着宗教的響きのある「老天爺」「老天」などが運命を呪う時や単なる感嘆詞として
俗語的に使われる(我的老天!=Oh, my God!)し、
日本の「お客様は神様です」とそっくりのニュアンスの「顧客是上帝」などで見るように
「上帝」も普通に(たぶん非信者によって)使われている
- 602 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 11:28:54.82 0.net
- よくリベラルの人が当てつけで言う「ネトウヨは韓国に詳しい」って嘘っぱちだとわかるよな
知韓派がすごく迷惑する
- 603 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 12:50:54.78 0.net
- >>601 ゲルマンのゴッド、ゴット(など原語でいろいろ)は異教時代はどういう意味合いだったんだろう
オーディンとかフレイヤとかの総称で、特に個神名にこだわらずに使うとき?
- 604 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 13:13:16.07 0.net
- ロシア語の神/богは、異教時代の神々の名前 дажьбог стрибогなどに構成要素として見えてるね。
「カミとGodは異なる概念だ」なんて言説があるけど、godも本来は多神教の神々を意味する語だったんだろう。
- 605 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 14:04:59.08 0.net
- >>594 >>598
北朝鮮は正式に漢字廃止
韓国は事実上漢字廃止
- 606 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 14:44:51.10 0.net
- >>603
そうそう
ゴッドの類が普通名詞で、オーディンやフレイヤは固有名詞
キリスト教の神は布教の際に多神教の普通名詞を唯一神に転用してきた
意識的、自覚的に言葉の意味の定義を変えて使う
- 607 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 14:47:10.05 0.net
- >>604
>カミとGodは異なる概念だ
それは現時点で日本がキリスト教化されていない社会だから
そういう発言は異教側の立場で文化論として両者の違いを論じている
または宗教学などのメタ視点で(中立的に)両者を論じてもそうなる
- 608 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 19:37:58.67 0.net
- >>592
ない。
- 609 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 21:36:43.90 0.net
- 一神教の神はGod(大文字)で多神教の神はgod(小文字)なのではないか
- 610 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 22:29:47.60 0.net
- goの過去形と紛らわしいんだよ
- 611 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 22:54:14.33 0.net
- 本当goって単語どうして過去形だけ古語っぽいと思って検索してみたんだが本当に古語由来だった
それは良いとしても英語ではgoの過去形が失われたってどういう意味?
- 612 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 22:54:32.45 0.net
- よってポケモンGOはポケモンの神という意味なのである
- 613 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 22:55:32.86 0.net
- アッカド語のatiってどういう意味?
- 614 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 22:56:21.06 0.net
- >>611
goedが失われたんじゃ
- 615 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 22:57:26.19 0.net
- >>609
小文字は印刷のために使われだしただけ
- 616 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 23:30:14.83 0.net
- >>601
意外とはっきりとは統一されてないんですね勉強になります
- 617 :世界@名無史さん:2018/10/12(金) 23:32:56.95 0.net
- >>611
本来はgo goed gone という変化だったけど過去形のgoedがgodと近いので避けるようになり代わりにwend went wentという動詞から過去形だけ引っ張って来たわけだ
- 618 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 02:08:53.85 0.net
- goの過去形がwentであるのはそんな理由じゃないぞ。そもそもgoedなんていう形はなかった。
https://en.wikipedia.org/wiki/Go_(verb)
古英語(千年紀後半の英語)では不定詞gan(ガーン)で過去形はeode(エーオデ)というのがあった
この語根eoの前には印欧祖語からの半母音[j]があったらしく、それはgの口蓋化と同じ発音だった
中英語(二千年紀前半の英語)ではeodeはyede、yode(イェーデ、ヨーデ)と書かれるようになった
13世紀までにイングランド南部でwend(元の意味は「戻る」「向きを変える」など)がgoと同じ意味に変化していたが、
その過去形went以外は使われなくなっていた上に、wentはyedeの機能を吸収してこれに取って代わった
このイングランド南部方言が標準英語となり今に至る
なおスコット語(ゲール語ではなく中英語から分岐した低地スコットランドの言語)では
goとwend-wentとの補充は起こらなかったし、yedeに当たる語形gaedeがある
- 619 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 05:53:48.61 0.net
- >>601
テングリも、上帝って呼んでもいい気がする
- 620 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 06:47:21.85 0.net
- >>618
母音の変化だけじゃないんかい?
ゴットランド語で長いeだったのものが、アングロサクソンで長いa、英語成立期に長いo→oの綴りのままオウ
ドイツ語だと、長いeは、eiになって、発音はアイ
北欧諸語だとeのまんま
で、英語の成立前後に分かれたスコットランドだとaのまんまで止まってる
- 621 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 10:13:02.69 0.net
- >>618
中一の頃の俺に聞かせてやったら
英語の授業がキライなのは直らなかったと思うけど
凄く喜んだにちがいない
- 622 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 11:12:52.98 0.net
- >>618
eode、yede、yodeのそれぞれのもとの語幹とか現在形は、どんな語形で、元の意味はどんなんなん?
- 623 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 11:26:42.51 0.net
- それぞれgān(古英語)、gonまたはgoon(中期英語)で、意味はgoと同じみたい
https://en.wiktionary.org/wiki/go#Etymology_1
印欧祖語まで行くと「去る」という意味だったらしい
- 624 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 11:32:53.29 0.net
- ガーンの活用(Conjugationを開く)
https://en.wiktionary.org/wiki/gan#Old_English
ゴンの活用(Conjugationを開く)
https://en.wiktionary.org/wiki/gon#Middle_English
- 625 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 12:52:11.59 0.net
- 印欧祖語の段階ですでに「行く」は現在形と過去形が別の語幹を持ち(補充法)、
現在語幹は*g^heh?-で、過去語幹は*h?ey-という別の形だった
古英語ではこれはganとeodeに当たるが、後者の過去語幹は上記の通り別の語幹で代用され残らなかった
https://en.wiktionary.org/wiki/Reconstruction:Proto-Germanic/g%C4%81n%C4%85
のEtymology参照
- 626 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 15:50:57.15 0.net
- >>625で書いた「行く」の補充法だが、
現在と過去で2つの語幹を使っていたのはゲルマン語で、
ギリシャ語とインド・イラン語派はもっぱら*g^heh1-、
スラヴ語派とイタリック語派は*h1ey-のほうを使っていた
ロシア語の「(歩いて)行く」идти(不定詞)、иду(私が行く)の語幹и-(i-)、
ラテン語の「行く」ire(不)、eo(私が行く)it(彼が行く)の現在語幹e-, i-などは後者
(仏語などのva-, al-などは俗ラテン語で新興の別の語彙)
- 627 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 15:55:39.54 0.net
- 簡単な動作、身近な生活に関する物、身体に関するもの、数詞等々の語彙は維持されやすいという比較言語学の大前提が崩れるのう
- 628 :世界@名無史さん:2018/10/13(土) 19:09:35.33 0.net
- これでもかなり保たれているだろう
数千年単位の話だしね
- 629 :世界@名無史さん:2018/10/14(日) 00:20:47.95 0.net
- >>626 こういうのが積み重なって語族レベルの違いになったんだろうな
今の知識では証明できないか、永遠に無理だろうけど、実は同じ源を持つ複数の語族ってあるんだろうな
デネ=エニセイは語族の一つ上の大語族と呼んでもいいほどの違いが内部にあるのかな
それとも形態などの放散の度合いは既存の他の語族内と大差ないほど?
- 630 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 00:22:51.66 0.net
- では、オマルはどうか。
オマルは主に幼児や病人に用いる簡易便器。
オは丁寧語なのでマルがそれを指す。
語源辞典によると、そのマルは、大小便をする意の放る(まる)から来ているという。
しかし、本当にそうか。
ヒンディー語 糞=mal
- 631 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 02:39:21.13 0.net
- 確かに、国文法学者の偉い先生が、日本語とインド語と同源だというような論文で本を出してたな。
字の数も48で同じだし。
- 632 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 03:15:58.40 0.net
- >>631
大野晋の日本語タミル語起源説のことか?
でも、専門の比較言語学の研究者からはトンデモ説と批判食らっている。
- 633 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 03:40:09.10 0.net
- >>632
この語彙の問題は、大先生たちのように、日本語そのものと特定の外国語が同源だと考えなくていい。
ある時期にこの語彙が入ってきた、と考えればなんの問題ない。
実際に、漢語の語彙は日本語そのものとは関係なく入ってきている。
このヒンディー語のmal=糞も、何らかのルートで入ってきた語彙だととらえればいいだけ。
比較的新しい時期にもたらされた語彙だろう。
- 634 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 03:55:36.73 0.net
- >>633
日本にもたらされたヒンディー語の語彙としては、カバチがある。
日本語の語彙にもカバチがあるが、日本語のカバチは頭の意味。
そして、ヒンディー語では、鎧兜=kaavch(カバチ)。
鎧兜(kavach)が交易でもたらされて、その言葉が頭を指す言葉として定着したのだろう。
- 635 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 04:04:07.83 0.net
- >>634
訂正
kaavch→kavach
ちなみに、このヒンディー語のkavach(鎧兜)と英語のcover(覆い)は、同系の言葉だろう。
- 636 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 06:47:06.74 0.net
- オカマは
性欲が強い
って意味だっけ
インテリ層を担った僧侶がインドが起源の経文研究してたら
なにかにつけ民衆にも伝わるんではないでしょうか
- 637 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 07:30:50.24 0.net
- マラとか旦那とか
- 638 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 07:54:10.68 0.net
- 言語学の研究者連中は似ているのは駄目だで済ませる
- 639 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 08:08:35.61 0.net
- 言語学の人が聞いたこともないような用語を使って解き明かす異語における同意の単語の関係を
繰り返すだけで伝えられる千葉 公慈お坊は凄い
- 640 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 09:58:56.29 0.net
- >>634
南蛮貿易時代に出張っていた浪人傭兵から伝わった日本語だろ。
祇園精舎に参詣したり、タイランドの親衛隊に召し抱えらたり、アンボイナ事件に関与したりと、ムガル帝国の拡大期には
日本人が盛んに南方へ出向いていってる。
カブトがkavachの語源なんだろ
- 641 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 14:30:12.44 0.net
- >>638
そうだね。
似すぎているのは、かえって怪しい、と考えるらしい。
- 642 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 14:32:00.24 0.net
- >>636
そうかもね。
- 643 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 14:35:41.81 0.net
- >>640
カブト、カブル(被る)、コウベ(頭)は、みな同系だろうね。
- 644 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 15:02:11.18 0.net
- とんでも語源のスレじゃないんだよなあ
- 645 :世界@名無史さん:2018/10/16(火) 15:31:48.42 0.net
- >>632
学者連中がストイックな学究の徒でで何事も検証論証第一みたいな幻想持つなよ。
けっこう、やっかみとか嫉妬とか足の引っ張り合いとか派閥抗争とかで、真理の探究を歪めるものだぞ。
大半は大先生にぶら下がって、派閥の中で生きている、小人間だぞ。既にある理論を引用して組み合わせて尤もらしいことを言うだけの、
才覚なんか無くても努力と忍耐だけでなんとかなる性質のものだ。
何年も大勢でとりくんで解からずじまいでいた真実を発見したり、既存の理論を書き換え塗り替えてしまうような理論の構築とか、できない
学者研究者が大半だからな、才覚や運気の必要な画期的な発見とか理論の開発なんかすると、すぐ、叩き潰しに来る。
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