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山賊はなぜ海賊より人気ないの?

1 :世界@名無史さん:2021/06/13(日) 17:07:32.70 0.net
コンテンツの材料となるのはいつも海賊
山賊は圧倒的に人気ない
山賊が建国した国もあるのに

293 :世界@名無史さん:2021/08/29(日) 21:54:31.95 0 ?2BP(1000).net
https://img.5ch.net/ico/purin.gif
戦国時代は各地で席が建てられ
通行料をせしめていた
山賊みたいなもんだ

そして海賊や盗賊らは放火や略奪の実行チームとして大名に使用されていた
押し込み強盗は武士の習い

294 :世界@名無史さん:2021/08/31(火) 17:44:59.26 0.net
東北の安東氏も山賊と呼ばれてたな
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%9D%B1%E6%B0%8F#%E5%87%BA%E8%87%AA%E3%82%92%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8B%E8%AB%B8%E8%AA%AC
>「津軽山賊」と記載された史料があることなどから、

295 :世界@名無史さん:2021/08/31(火) 22:14:48.07 0.net
現在の海賊といえばソマリア。
西村京太郎原作の消えたタンカーも21世紀にはいってTBSで
実写化された時はソマリア海賊を絡めてたな

296 :世界@名無史さん:2021/09/01(水) 11:42:43.90 0.net
オスマン帝国のジェラーリー(反乱者)には山賊も多く含まれていた

297 :世界@名無史さん:2021/09/01(水) 14:08:14.28 0.net
「冒険」とくれば海賊

ジェイミーとジャンプパイレーツ

ルビンの壺のたぐいか?
https://www.youtube.com/watch?v=KP79_ANcXak

298 :世界@名無史さん:2021/09/01(水) 14:49:19.95 0.net
旧満洲の馬賊に「満洲お菊」と呼ばれる女がいた
本名を山本菊子といい、孫花亭が日本警備隊に密告されて斬られる寸前、
日本警備隊をとりなして彼を助けてやったことがあった
恩義に厚い馬賊気質は、彼女をいつのまにか頭目格として扱うようになった

「満洲お菊」は全満洲の馬賊間に有名で、彼らの縄張り争いによく仲裁の労を
とったが、とくにその保票(通行手形)の信用は高かった

299 :世界@名無史さん:2021/09/01(水) 20:54:39.83 0.net
活動範囲が狭いイメージがよろしくない
・宇宙海賊はあっても宇宙山賊はまずない

300 :世界@名無史さん:2021/09/01(水) 21:00:12.33 0.net
じゃあ時代を股にかけさせてやろう
恐竜の前の時代から未来まで自由に行き来する時間山賊
文明誕生前なら山賊の独壇場

301 :世界@名無史さん:2021/09/02(木) 06:26:08.36 0.net
鈴鹿峠の鈴鹿御前なんかは、元は女山賊だったのが鬼になったり坂上田村麻呂の嫁になったり瀬織津姫と習合したりで時代やジャンルを股にかけているな

302 :世界@名無史さん:2021/09/02(木) 07:42:36.23 0.net
東南アジアにブギス人という民族がいるが、彼らは農耕もやり、
漁労もやり、海賊行為も行う

303 :世界@名無史さん:2021/09/02(木) 08:46:00.98 0.net
マカッサルとブギスって文化的な違いは何なんだろう
そりゃ言語は違うけど

304 :世界@名無史さん:2021/09/02(木) 08:57:14.65 0.net
>>303
文化的にはほとんど違いがなくて、ただ歩んだ歴史が違うだけ、とか?

305 :世界@名無史さん:2021/09/02(木) 22:18:32.16 0.net
ブギス人は海賊のほかに交易商人もやっていた
彼らの出身地はスラウェシ島の南部だが、早くから海上交易に乗り出し、
各地に移住していった
シンガポール南部のリオウ、リンガ諸島、マレー半島西岸のセランゴールなどでは、
王国と呼べる社会をつくっている
ブギス人は初期の段階からヨーロッパ人と接触してきた
そのため他の部族よりも知識が豊富で、火器の扱いにも慣れ、洗練されていた
ヨーロッパ人もブギス人を信用できる交易相手と認めていた

306 :世界@名無史さん:2021/09/02(木) 23:28:56.51 0.net
>>299
銀河鉄道999のアンタレス

307 :世界@名無史さん:2021/09/04(土) 19:30:23.03 0.net
日本では海賊のほかに、中世ヨーロッパの騎士にも人気があるけど、
現実の騎士は野盗に等しい存在だったからな
一般人が考えているようなロマンチックなものではない

308 :世界@名無史さん:2021/09/04(土) 19:44:50.64 0.net
強盗騎士

309 :世界@名無史さん:2021/09/04(土) 19:45:13.56 0.net
>>307
それは日本の武士も同じ
古い時代ほど野盗同然の連中や

310 :世界@名無史さん:2021/09/04(土) 19:46:46.92 0.net
南イタリアへ進出したノルマン騎士も遠い先祖がやったような海賊活動を
おこなったんかね?

311 :世界@名無史さん:2021/09/04(土) 20:25:13.57 0.net
成功した山賊が騎士とか領主とか名乗ってるだけだからな

312 :世界@名無史さん:2021/09/04(土) 23:03:53.18 0.net
パイレーツはピッツバーグを皮切りに、ピンクレディーや江口寿史に使用されたが、
バンディッツなんて数年前の洋画以前にどこで使われた?

313 :世界@名無史さん:2021/09/05(日) 00:18:57.39 0.net
山賊つったらふもとの村々襲ったり追い剥ぎやったり

314 :世界@名無史さん:2021/09/05(日) 07:15:44.49 0.net
素晴らしきバンディッツ by 峰岸とおる
https://comicdate.web.fc2.com/magazine/bandets.html

315 :世界@名無史さん:2021/09/05(日) 08:17:43.91 0.net
スールー海賊が語っているように、戦場における名誉とは勝利や力
平和な社会におけるように、公正や信義が重んじられることは、
実際にはほとんどなかったのではないか

316 :世界@名無史さん:2021/09/05(日) 08:46:29.51 0.net
海賊の発展の初期段階だったからだろう。スールーは未熟な海賊。

317 :世界@名無史さん:2021/09/05(日) 14:39:51.23 0.net
ソマリアでは、回族がいい車に乗り、いい家に住み、いい女を連れている。
女も男をそそのかす。
「あんたも海賊をやったらどう?あたしにいい家と車を買ってよ」
女。それは強力なモチベーションになる。
どこの一族にも一人くらいは海賊がいるし、その分け前をもらっている。

318 :世界@名無史さん:2021/09/05(日) 19:06:21.11 0.net
ソマリアに回族?

319 :317:2021/09/05(日) 22:33:06.73 0.net
×回族→〇海賊

320 :世界@名無史さん:2021/09/05(日) 22:43:45.26 0.net
七人の侍でも山賊に連れ去られた農家の嫁がそれなりにいい暮らしをしていてそれを夫に見られた申し訳無さから自殺するんだっけ
よりにもよって最初の侍の犠牲者が出るシーンで

321 :世界@名無史さん:2021/09/05(日) 23:14:11.19 0.net
戦いが終われば村ぐるみで山賊になって落ち武者狩りして物資と命を奪うことが
常だった

322 :世界@名無史さん:2021/09/05(日) 23:59:00.36 0.net
>>319 まあソマリの海賊はイスラム教徒ではあるだろう

323 :世界@名無史さん:2021/09/06(月) 09:12:50.44 0.net
>>317
自衛隊が捕まえたソマリア海賊たちはこぞって故郷に送還しないでくれ、
このまま日本に連れてって欲しい、戻りたくないと泣いて訴えてた。
絶望的に困窮してるんだよ。

324 :世界@名無史さん:2021/09/06(月) 09:52:13.63 0.net
すしざんまいの社長がソマリアに乗り込んで、
海賊たちに直談判。
「海賊を止めて、ソマリア沖のマグロを俺に売れ。」
船や漁具まで提供。
多くの海賊が漁夫になったそうな。
https://www.kiyomura.co.jp/tuna-king/legend#material1

325 :世界@名無史さん:2021/09/07(火) 23:55:26.82 0.net
女真人も海賊行為を行っていたということは、あまり知られていないな
平安時代の「刀伊の入寇」もその延長線上にある

326 :世界@名無史さん:2021/09/08(水) 00:27:48.87 0.net
>>324
自分で釣るよりも
釣った漁船を襲撃した方が
儲かることに気が付かないとは

327 :世界@名無史さん:2021/09/09(木) 22:17:55.19 0.net
バイキングはなぜ強かったんだろうな
海戦ならともかく陸戦でも強くて山賊化したし

328 :世界@名無史さん:2021/09/09(木) 23:25:38.11 0.net
山賊焼きの名前の由来とは

329 :世界@名無史さん:2021/09/09(木) 23:27:55.44 0.net
バイキングの船がまず凄まじい航海力あるんやろ、竜骨が丈夫だかで
北米大陸までいけちゃう
同じのが日本にあったらどうなってたんやろうな
それでも台風やら海流で安定した航路は難しかったのかの

330 :世界@名無史さん:2021/09/10(金) 22:01:03.57 0.net
>>324 すしざんまい社長が23世紀の時代劇の定番になってたりしてw
世界を股にかけて紛争を解決していく

331 :世界@名無史さん:2021/09/11(土) 01:42:20.70 0.net
>>324
頭でっかちな日本外務省が「交渉は外務省の仕事」とかほざいて
民間人による介入を許さないのかと思った

332 :世界@名無史さん:2021/09/11(土) 10:42:03.57 0.net
>>330
すしざんまい

333 :世界@名無史さん:2021/09/11(土) 22:04:29.66 0.net
>>328
「山賊は物を取り上げる(鶏揚げる)から」説は面白いけどこっちは揚げた奴で焼いた方の山賊焼とは関連付けられなさそう

334 :世界@名無史さん:2021/09/12(日) 22:20:16.93 0.net
>>324
このエピ聞くと貿易商の身で幕府に開国を迫ったハリスを思い出す。
政府高官でも外交官でもない一貿易商を特使として外交交渉にあたらせた
合衆国の懐の深さよ

335 :世界@名無史さん:2021/09/14(火) 17:25:01.66 0.net
>>333 山家焼きはなぜか海の民の郷土料理
https://www.bh-recipe.jp/recipe/201104016.html

336 :世界@名無史さん:2021/09/15(水) 19:51:33.41 0.net
中世には、海商なのか海賊なのか区別のつかない連中も多かった
元末の寧波では、日本人海商がたびたび港でトラブルを起こし、
ときには武器をとって略奪や放火まで働いた
事態を恐れた元朝は、日本船の来航を1335年以後はしばらく禁止したほどである

337 :世界@名無史さん:2021/09/15(水) 22:49:45.66 0.net
あの辺では民族や国家を超えた商業ネットワークが歴史上何度か発生しているな
海商と海賊倭寇の二足の草鞋はいたようなの
大陸と日本の統治体制をうまく利用してさ
ロマンがあるわ

338 :世界@名無史さん:2021/09/15(水) 23:20:36.42 0.net
確か日本人同士の抗争が大陸で起きたことがあったんだっけ
室町時代くらいに

339 :世界@名無史さん:2021/09/15(水) 23:25:37.02 0.net
海賊の中には、宋末や元代、さらに明末の海賊にみられるように、
政府に投降して、政府側の海軍的地位を与えられ、逆に海賊を
退治する側となったものもいる

340 :世界@名無史さん:2021/09/15(水) 23:55:11.61 0.net
>>339
清末の馬賊だと帰順した張作霖が清朝軍へ転身してたな

341 :世界@名無史さん:2021/09/16(木) 00:06:00.20 0.net
ワイルドバンチのマパッチ将軍一派ってどことなく政府軍に雇われた
山賊集団っぽさを感じるな

342 :世界@名無史さん:2021/09/16(木) 00:17:27.69 0.net
海賊はともかく日本の山賊って山の恵みだけで食べていけたの?
水には困らないだろうけど塩や腹一杯食べれる程の安定した食料確保出来たのか?
かなり離れた山村からの略奪やいつ通行するかわからない旅人から巻き上げた金だけじゃ養える人数に限度があるしろくに食い扶持もくれない親分に荒くれ達がいつまでも従うものなのかな?

343 :世界@名無史さん:2021/09/16(木) 12:02:20.46 0.net
>>342
村一つ山一つ丸ごと占領してれば畑だって作れるだろう

344 :世界@名無史さん:2021/09/16(木) 13:11:29.94 0.net
楠公みたいのも山賊なのかの

345 :世界@名無史さん:2021/09/16(木) 13:18:31.07 0.net
あいつは悪党だしな

346 :世界@名無史さん:2021/09/17(金) 19:55:56.82 0.net
「ONE PIECE」はフィクションじゃない? 歴史家が語る「リアル海賊」の世界
https://news.yahoo.co.jp/byline/maishilo/20210916-00258259

347 :世界@名無史さん:2021/09/17(金) 21:45:02.58 0.net
レコンキスタの最初はほぼ山賊VS飛ぶ鳥を落とす勢いのイスラム帝国だったな
失地回復の過程は相当えげつないこともしたんだろうな。キリスト教徒ですらイスラム支配を懐かしむ程

348 :世界@名無史さん:2021/09/17(金) 22:55:21.07 0.net
明代に日本と福建省との間で密貿易が行われたが、問題は取引の不円滑にあった
とくに代金の不払いは深刻であり、多いもので万の金、少ないものでも数千両を
くだらなかったという
こうなると、日本海商はそれに見合う代金をとりたてる必要にせまられ、
そこに必死の略奪がはじまる
これが倭寇の本性だが、後期倭寇は、それらの上に立ってさらに強大な
海上組織が活躍したところに特色があった

349 :世界@名無史さん:2021/09/17(金) 23:56:47.49 0.net
>>347
失地回復の果てにあったのが異端審問か
(異教徒に支配されてたのがよほど屈辱的だったんだろうな)

350 :世界@名無史さん:2021/09/18(土) 17:21:09.47 0.net
異端審問やっといたお陰でその後の英仏独のような旧教対新教の深刻な対立にスペイン本国は悩まされることはなかったともいえる
まぁ低地やら三十年戦争やらいくらでも関わってはいくんだけども

351 :世界@名無史さん:2021/09/18(土) 18:00:34.59 0.net
イタリア諸地域で新教が流行らなかったのはローマ教皇のお膝元だったから?

352 :世界@名無史さん:2021/09/18(土) 18:23:06.91 0.net
山賊と結託した集落が盗品をロンダリングしたり必要な物資を調達する

その集落より外で山賊活動して
官憲が来たら山に逃げ込む
結託村落は被害者のふりをするんじゃないか

現代だって自動車泥棒が怪しい自動車整備工場で分解して部品を交換して密輸するだろうし

353 :世界@名無史さん:2021/09/18(土) 20:37:06.90 0.net
>>352
平家や源氏の末裔がそういう形で生き延びてる伝承は日本各地にあるけど海外でもあったりするのかな?
例えば滅ぼされたと思われたキリスト教以前の宗教や文化がそういった山賊海賊の儀式として僅かに残ってたりとか

354 :世界@名無史さん:2021/09/19(日) 07:15:02.26 0.net
>>352
ふつうは無いだろう。集落や村の単位で考えれば
山賊から得る益より被る害の方が多い。
山賊に通じている者が村に居るぐらいならある。

355 :世界@名無史さん:2021/09/19(日) 17:57:09.34 0.net
山賊って自分で関所もうけて通行料取ってたりしてたの?

356 :世界@名無史さん:2021/09/19(日) 19:14:49.65 0.net
中野学校で謀略とゲリラ戦術叩き込まれた小野田少尉一党が
戦後も三十年近くジャングルや山に篭って
フィリピン警察や現地民と殺し合いしてたがあれも
フィリピン人からしたら山賊やろな

357 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 00:38:43.67 0.net
>>353 ジャコバイト?

358 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 03:24:29.45 0.net
>>251
ドレークも部下も海賊じゃねえよ。元々普通の貿易商だ。敵国スペイン船しか襲ってない。これは戦時下での国家のお墨付きだからな。
船主の貿易商連中は開戦時には自分の船を供出して戦う義務があるんだよ。普段から海軍省のメンバーだ。ぽっと出のならず者のわけねーだろ。

359 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 07:26:14.89 0.net
山賊といえば、ギリシャ神話でミノタウルスを退治した英雄・テセウスはアテネへ向かう道中で、
何人もの山賊を退治した。
しかしこの山賊らの使う技がイカレてるんだな
伸縮自在のベッドに旅人を寝かせ、頭や足がはみ出る高身長の者ははみ出た部分を切断して殺し、
ベッドにすっぽり収まる低身長の者は手足を引き伸ばして殺す。

またある者は、2本の松の木を怪力でヒン曲げてその間に旅人を縛り付けた上で手を放す。
旅人は木の弾力で股裂きにされる…

テセウスは山賊らの必殺技と同じ方法で彼らを退治した

360 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 09:26:24.87 0.net
中国には馬族とか匪賊がいたけど、その頃の欧州にはそういう山賊的なのはいたんだろうか。やっぱ海と違って陸は世界大戦で荒れきってそんなことしてる余裕もなかったんだろうか

361 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 09:34:54.46 0.net
海賊は人気がある
山賊は人気がない

海だったら船でどこにでも行ける。とにかく自由

だが山中だったら定住するしかない。
そして山中は水に乏しいから風呂に入れない…不潔…

だから人気がない!

362 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 10:06:34.84 0.net
>>361
不潔さなら海も負けてないで

363 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 10:17:36.01 0.net
ハイウェイマンと呼ばれる中世の特にイングランドの馬で移動するタイプの追い剥ぎは結構義賊的な人気があったみたいだが
そもそも山賊ってわざわざ山を根城にするより森にでも潜んだ方が何かと便利じゃないのか

364 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 10:29:30.40 O.net
>>348
後期倭冦は殆どが偽倭、つまり日本人を騙った中国人だよ。
まぁ秀吉の朝鮮出兵を大倭冦と解釈する事も出来るが。

365 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 14:22:41.70 0.net
>>362
考えたら塩水で体洗えば塩が付着するから、真水ですすがなければいけない
でも真水は貴重品だから、結局は体を洗わない方がマシ…
大航海時代の下級船員の生活はとにかく悲惨だった。

アメリカ開拓時代のミシシッピ川流域には、海賊ならぬ「河賊」が出没した
彼らは淡水で体を洗えて清潔だったのかな?

366 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 14:31:34.41 0.net
中国の長江にも「江賊」と呼ばれる連中がいた

367 :世界@名無史さん:2021/09/20(月) 14:39:58.08 0.net
湖賊とかも居るかな

368 :世界@名無史さん:2021/09/21(火) 09:36:25.42 0.net
>>367
琵琶湖の水軍自治勢力を湖賊と呼ぶことがあるが、
大津市にあるのは「湖族の郷資料館」。賊の字を避けたな。

三国志ならハ陽湖や洞庭湖あたりに出没する。
スチェパン・ラージンはカスピ海で活動してたので湖賊でいいと思う。

369 :世界@名無史さん:2021/09/21(火) 19:00:29.03 0.net
海賊が外国の政権と結びつくケースもある
例えばベトナムのタイソン阮氏はハノイを侵攻し、
清朝の軍勢を追い返す過程で、中国の海賊の力を借りた
新しく成立した政権は海賊に官位を与えるとともに、
それまで互いに連携を持たずに活動していた海賊のリーダーたちを組織した
さらに海軍として強化するために、軍船や大砲などの武器を海賊に与えた

370 :世界@名無史さん:2021/09/21(火) 19:07:16.99 0.net
日本は大河川がないから「河賊」は無理か
淀川の三十石舟を狙う盗賊団はいないのか?

371 :世界@名無史さん:2021/09/22(水) 02:39:03.29 0.net
梁山泊は湖沼賊

372 :世界@名無史さん:2021/09/22(水) 05:19:34.00 0.net
確かに水滸伝とは水の滸(ほとり)つまり水際ストーリーなんだよな...

373 :世界@名無史さん:2021/09/22(水) 07:14:50.77 0.net
梁山泊は今では湖沼も消滅してただの平地になってる

374 :世界@名無史さん:2021/09/22(水) 08:48:57.62 0.net
南北戦争の折に沼地を拠点に南軍に対してゲリラ戦やってた集団がいたな

375 :世界@名無史さん:2021/09/22(水) 10:07:37.49 0.net
>>374
逆に南軍のほうも同じように沼地で北軍へのゲリラ戦やってたんだろうな

376 :世界@名無史さん:2021/09/23(木) 12:14:35.95 0.net
メソポタミアの湿地帯のマーシュアラブ人って、やっぱりフセイン政権時代には警戒されてたんだろうか

377 :世界@名無史さん:2021/09/23(木) 21:49:13.02 0.net
水滸伝って英語訳の「Water margin」だとタイトルから中身の想像がつかん

378 :世界@名無史さん:2021/09/23(木) 22:23:10.49 0.net
平安時代、瀬戸内海の海賊は、官船が来ると家舟も家族ぐるみで強奪に加わったとか
男たちが官船に乗り込んでいる間、女たちは家舟に残るが、弓矢と太刀は離さない
ときには官船の水手が海賊に加勢することもある

379 :世界@名無史さん:2021/09/24(金) 14:28:55.96 0.net
19世紀初頭にギリシアを訪れたあるイギリス人旅行者はこう記している
「ある日突然家の召使がやってきて、俺は盗賊の頭になったと宣言しても、
我々は少しも驚くことはなかった……ギリシアでは、堂々とおこなわれれば、
盗賊という呼称や略奪という職業に、恥や不面目といった意味合いは込められていない
街道であからさまに略奪をおこなった多くの自暴自棄の奴らは、捕虜をとって身代金を
要求し、村々を支配下に置き、当局に挑戦的な態度をとるのだ。優れた軍隊によって
追跡されれば、彼らは島々に逃げ、新たな略奪のための武器を磨くのである」

380 :世界@名無史さん:2021/09/24(金) 15:58:51.29 0.net
バルカン半島、イタリア半島、イベリア半島、北アフリカといった環地中海地域には山賊文化みたいなのがあるよね

381 :世界@名無史さん:2021/09/24(金) 21:39:21.33 0.net
>島々に逃げ
山賊と海賊のハイブリッドなのか

382 :世界@名無史さん:2021/09/24(金) 22:18:04.56 0.net
ギリシアのクレフテス(匪賊)は、武装したキリスト教徒のアウトロー集団で、
山岳部を拠点に、クレフトポレモス(クレフト戦争)と呼ばれるゲリラ戦術による
略奪と戦闘を生業としていた
クレフテスと同様の集団は、オスマン帝国下のバルカン全域でみられた
彼らはセルビアではハイドゥク、ブルガリアではハイドゥテンと呼ばれた

383 :世界@名無史さん:2021/09/26(日) 19:18:44.40 0.net
ギリシアでは、クレフテスの居住する村は「クレフトホリア」
(クレフテスの村)と呼ばれたという
クレフテスの多くは移牧民であった可能性が大きい
定住して土地を耕作する農民に比べて、日常的に移動している
移牧民のほうが機動性もあり、街道の事情にも詳しかったと考えられる

384 :世界@名無史さん:2021/09/28(火) 19:37:41.84 0.net
オスマン帝国下でもバルカン半島はすげえ発展が遅れてる地域だったんだろうな

385 :世界@名無史さん:2021/09/28(火) 19:44:23.07 0.net
>>384
豊かさという点ではエジプトのほうが上だったんだろうな

386 :世界@名無史さん:2021/09/28(火) 21:02:22.77 0.net
とはいえオスマンのみならずビサンチンにとってもバルカンを失ったのは痛手だったよな
優れた兵士のみならず人材の供給源やった

387 :世界@名無史さん:2021/09/28(火) 22:14:38.37 0.net
>>385
エジプトは江南と並んで世界で最も豊かな地域やで
バルカン半島なんかと比べるのもおかしい

388 :世界@名無史さん:2021/09/29(水) 18:25:23.22 0.net
>>385
日本の軍人がバルカンの国に武官として駐留したさい
「欧州だから繁栄してると思ったら
満蒙のような荒れ果てた土地だった」と感想言ってた
昔読んだユーゴ内戦に関する本が出どころだけど
名前忘れた

389 :世界@名無史さん:2021/09/29(水) 18:48:30.64 0.net
バルカンは山がちな地形だから、農地にできる土地が少なかったのでは?
近代以前のスイスが貧しかったのと同じ

390 :世界@名無史さん:2021/09/29(水) 21:04:50.48 0.net
それでもエンバクとかライ麦なら生産できるでしょ

391 :世界@名無史さん:2021/09/29(水) 23:14:32.76 0.net
ギリシアにおけるクレフテスの隆盛に対して、オスマン帝国は、
彼らに警察の役割を与えるという手段を講じた
そのもっとも組織化された形態が、マケドニア、イピロス、
テッサリア地方に設置されたアルマトリ制度である
アルマトリは、オスマン帝国から武器の携帯を正式に許可された
キリスト教徒による一種の非正規軍組織であり、お墨付きを得た
クレフテスを意味した

392 :世界@名無史さん:2021/09/30(木) 11:28:46.64 0.net
>>388 戦前の日本人をして「おらこんな村嫌だレベル100」みたいな土地の感慨を持たせるとは
でも平均身長は世界トップレベルだろう。遺伝か最近の現象かもしれないけど、でもやはり昔からそれなりに長身になる集団だったのでは
栄養源は昔からそれなりに確保されてた?

393 :世界@名無史さん:2021/09/30(木) 19:25:12.05 0.net
17世紀末期にフランスの司祭ロベール・ド・ドルーがセレス郊外で見た
ブルガリア人の農民の小屋は、木の枝を編み、屋根を木の葉でふいただけのもので、
それより1000年前の小屋とほとんど同じだった可能性がある

19世紀のルーマニア人の農民が住んでいた小屋には、もっと粗末なものもあった
「気分が悪くなるほどの不潔と悲惨の極致」
だったと、ある旅行者は書いている
「地面に穴を掘り、そこにつっかい棒で支えた屋根を無造作にかけてある。
わらぶき屋根はまれで、たいてい芝でふいてある」
木製の鋤と車輪、石造のきねといった農具の進化も、ヨーロッパで一番遅かった

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