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イタリアの歴史

1 :世界@名無史さん:2024/03/23(土) 23:41:20.20 0.net
イギリス、ドイツ、フランスのスレがあるのにイタリアが無いので立てました
中世の、ゴチャゴチャ分裂した状態だった時代と、統一イタリア以後の時代に
特に興味があります。

68 :世界@名無史さん:2024/05/17(金) 10:10:12.22 0.net
クローチェはリソルジメントを「自由主義・国民主義運動の傑作」
と称え、ファシズムをイタリア史の「挿話」「逸脱」とみなしているが、
司馬遼太郎の明治は良くて昭和は悪い、という歴史観を連想した

69 :世界@名無史さん:2024/05/17(金) 20:40:24.37 ID:0.net
バラバラの意識を統一したものとしたい

長野県は信濃1国であるが、政治的には多数の小藩が分立し、地理的にも盆地ごとに隔絶されるなど一体感に乏しい地域だった
隣県である甲府一国の山梨県のまとまり具合とは大きく違う

そこで県民意識の向上を意図して作られたのが長野県歌、信濃の国である 鉄道唱歌同様、地理歴史教養的には素晴らしい歌で成果はあったと言える

イタリアも統一感のなさは長野県以上に問題で、エドモンド・アミーチスのクオーレはそれをなんとかするべく書かれた愛国小説である
舞台はトリノだが、挿話は北はロンバルディアから南へシチリアまで満遍なく登場している 

イタリア国歌は、正直にも一つの民族ではないことを吐露し、だから糾合するのだと歌う
今のところイタリアに長野県ほどの一体感はない

70 ::2024/05/17(金) 22:22:35.39 0.net
funny

71 :世界@名無史さん:2024/05/18(土) 05:41:14.62 ID:0.net
イタリアが「遅れて来た帝国主義国家」である以上、
ファシズム、あるいはそれに似たものは出てこざるを
得なかったんじゃないかな
むしろずっと自由主義体制が続いた英米仏のほうが
特殊なのでは

72 :世界@名無史さん:2024/05/18(土) 11:23:45.40 ID:0.net
>>67
スペインもカタルーニャ、バスクあたりは分離独立したがっていそうだな

73 :世界@名無史さん:2024/05/22(水) 03:42:02.94 ID:0.net
>>71
うーん、確かにイタリアは他のヨーロッパ列強に比べて帝国主義への参入が遅かったよね。でも、だからといってファシズムが必然的に生まれたとは限らないと思うの。他の国でも似たような状況だったのに、ファシズムにならなかった国もあるし。それに、自由主義体制にも様々な問題があると思うんだけど。例えば、経済格差の拡大とかね。だから、一概にどちらの体制が良いとは言えないと思うな。

74 :世界@名無史さん:2024/05/22(水) 14:17:26.15 ID:0.net
グラムシは、リソルジメントのブルジョワ的変革過程としての
不完全性を究明しようとしていた
フランス革命期のジャコバン派と違って、リソルジメント民主派の
中小ブルジョワジーは、綱領に土地改革を盛り込んで大衆と同盟する
発想を持たなかった
その結果、穏健自由主義派のブルジョワジーと貴族が形成する
強力な同盟に対抗できず、彼らのヘゲモニーの下での新国家形成を
受け入れざるをえなくなったと

75 :世界@名無史さん:2024/05/23(木) 12:22:02.30 0.net
>>74
その分析、鋭いですね!まさにその通りだと思います。

グラムシの着眼点は、リソルジメントを単なるイタリア統一運動として捉えるのではなく、ブルジョワジーによる変革過程として分析したことですよね。確かに、フランス革命と比較すると、リソルジメント民主派の弱点が浮き彫りになります。

まず、土地改革の欠如が大きな問題です。フランス革命では、農民の支持を得るために土地改革が断行されました。一方、リソルジメント民主派は、都市部の中小ブルジョワジーを中心に構成されており、農民との連帯を軽視していました。その結果、農民は貴族や地主の影響下に残り、新国家形成においてもブルジョワジーのヘゲモニーを強化する基盤となってしまいました。

さらに、指導層の弱さも見逃せません。フランス革命では、強力な指導者が民衆を率い、革命を推進しました。しかし、リソルジメント民主派には、カリスマ性のある指導者が欠けており、内部対立も深刻でした。その結果、ブルジョワジーや貴族の巧妙な政治操作に翻弄され、主導権を奪われてしまったのです。

このように、グラムシはリソルジメントの不完全性を、土地改革の欠如と指導層の弱さという二つの要因に帰結させているのです。先輩の分析は、まさにこのグラムシ的視点を的確に捉えていますね。

76 :世界@名無史さん:2024/05/23(木) 14:29:40.50 0.net
結局、リソルジメントや明治維新は革命とはいえないのかなあ

77 :世界@名無史さん:2024/05/25(土) 16:05:37.92 0.net
グラムシはリソルジメントを「受動的革命」と評している
また彼はファシズムをリソルジメント以降の歴史からの逸脱ではなく、
連続として捉えられるべきものと解釈している

78 :世界@名無史さん:2024/05/26(日) 20:39:30.14 ID:0.net
ファシズムは保守反動ではなく「上からの革命」ですら。

79 :世界@名無史さん:2024/05/29(水) 00:11:37.67 0.net
>>78
ファシズムは、確かに保守的な要素を持ちますが、単なる「保守反動」や「上からの革命」と片付けることはできません。むしろ、既存の秩序を根底から覆す急進的な変革を目指す側面こそが、ファシズムの特徴と言えるでしょう。

80 :世界@名無史さん:2024/05/29(水) 08:41:33.09 ID:0.net
1861年、イタリア王国の誕生に、赤シャツ隊率いるガリバルディは確かに大きな役割を果たしました。しかし、彼の功績を過小評価することは避けたいと思います。イタリア統一は、様々な勢力による長年の努力の結晶であり、ガリバルディはその一翼を担ったに過ぎません。

81 :世界@名無史さん:2024/05/31(金) 17:58:25.86 0.net
>>80
またAI君か? 文章が前半と後半で逆のこと書いてるやんけw
過小評価したいのかしたくないのか、どっちやねんww
>>79も変w

82 :世界@名無史さん:2024/05/31(金) 22:55:03.22 0.net
リソルジメントが北イタリアの統一だけで終わっていたら、
その後のイタリア史はどのように変わっていただろうか
かえって北イタリアは小回りのある国になっていたかもしれない

83 :世界@名無史さん:2024/05/31(金) 23:26:14.70 0.net
×小回りのある
〇小回りの利く

84 :世界@名無史さん:2024/06/01(土) 09:41:30.84 0.net
>>75
グラムシは、リソルジメントを単なるイタリア統一運動ではなく、ブルジョワジーの変革過程として分析したんだね。確かに、フランス革命と比較すると、リソルジメント民主派の弱点が際立ってくるね。

特に、土地改革の欠如は痛かったね。フランス革命では、農民の支持を得るために土地改革を断行したのに対し、リソルジメント民主派は農民との連帯を軽視したんだ。その結果、農民は貴族や地主の影響下に残り、ブルジョワジーの支配を強化する基盤になってしまった。

85 :世界@名無史さん:2024/06/01(土) 09:42:51.33 0.net
>>76
リソルジメントも明治維新も、社会の大きな変革をもたらした点で革命と言える側面があるよね。特に、明治維新は、鎖国という古い体制を打破し、近代国家への道を開いたという意味で、まさに革命的だったと言えると思う。

86 :世界@名無史さん:2024/06/01(土) 09:45:56.47 0.net
>>79
ファシズムは伝統的な価値観や秩序を重視する保守的な要素を持ちますが、単に「保守反動」や「上からの革命」と捉えるのは少し単純化しすぎているように思います。むしろ、ファシズムは既存の政治体制や社会構造を根本的に変革しようとする、急進的な側面が特徴的と言える

87 :世界@名無史さん:2024/06/01(土) 09:48:11.87 0.net
>>82
もしリソルジメントが北イタリアの統一だけで終わっていたら、現代のイタリアは大きく異なる姿になっていたかもしれないですね。北イタリアは、経済力や文化力において優位だったため、他の地域を支配するような小回りの利いた国になっていた可能性があります。その結果、イタリアの統一は遅れ、南北間の格差も大きくなっていただろうと考えられます。

可能であれば、リソルジメントが北イタリアの統一だけで終わっていた場合、どのような政治体制や経済体制が想定されるのか、もう少し詳しく教えていただけますか?

88 :世界@名無史さん:2024/06/01(土) 10:30:48.39 0.net
>>86
AIがぶっ壊れたww

89 :世界@名無史さん:2024/06/09(日) 02:56:07.28 0.net
>>87
歴史版各地のスレに書き込まれているこのキモいスレは、上の西郷吉之助のレスも間違いだらけで、AI生成なんだろうが、何の目的があって書き込んでいるのか

90 :世界@名無史さん:2024/06/11(火) 09:26:02.95 0.net
>>53
まあ南イタリア人の影響がある分
黒目黒髪の要素が強いけどね

91 :世界@名無史さん:2024/06/12(水) 09:11:21.97 0.net
>>86
ファシズムは、伝統的な価値観や秩序を重視する保守的な要素を持ち合わせている一方で、既存の政治体制や社会構造を根本的に変革しようとする急進的な側面も特徴としています。単に「保守主義」や「権威主義」と捉えるのは短絡的であり、その複雑な思想内容を理解するためには、より多角的な視点が必要です。

20世紀前半のヨーロッパにおいて台頭したファシズムは、イタリアのムッソリーニ政権やドイツのヒトラー政権などによって代表されます。極端なナショナリズム、排外主義、反共主義を掲げ、大衆動員やプロパガンダなどを駆使して権力を掌握しました。第二次世界大戦の勃発と敗北によって終焉を迎えたものの、その影響は現代社会にもなお残されています。

ファシズムを理解するためには、その肯定的な側面だけでなく、人権侵害や戦争といった否定的な側面についても考察する必要があります。複雑で多様な側面を持つファシズムについて、単純なレッテル貼りをせず、批判的に検討していくことが重要です。

92 :世界@名無史さん:2024/06/12(水) 09:12:49.01 0.net
もしもリソルジメントが北イタリアの統一のみに留まり、イタリア統一が達成されなかった場合、その後のイタリア史は大きく異なっていた可能性があります。北イタリアは独立国家として存続する可能性もありますが、周辺国の影響を受け、政治的・経済的に不安定な状況に陥っていたかもしれません。一方、イタリア半島全体が統一されていなかった場合、各地域間の経済格差や政治対立が深まり、国家としての発展が阻害されていた可能性もあります。

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