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LOVE LIFE 【深田晃司 木村文乃 永山絢斗 砂田アトム】

1 :名無シネマ@上映中:2022/05/25(水) 05:05:20.97 ID:sTnVLau4.net
孤独を抱いて、自由になる
・劇場公開日2022年 9月9日(金)公開

矢野顕子の同名曲を原案に、「愛」と「人生」に向きい生まれた物語


監督脚本 深田晃司
 
原案元 矢野顕子

主演 木村文乃

永山絢斗、砂田アトム、山崎紘菜、神野三鈴、田口トモロヲ


公式サイト
https://lovelife-movie.com/sp/

165 :名無シネマ@上映中:2022/09/18(日) 11:27:53.60 ID:ar2zz0sM.net
>>145
断然こっち。
矢野顕子はずるい選曲。

166 :名無シネマ@上映中:2022/09/18(日) 11:48:13.14 ID:oE37es8u.net
>>161
東京の片隅ではないだろ?
東京なら釜山までフェリーでは行かない
福岡とか山口とかそういうエリア

167 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
木村文乃の濡れ場詳細お願いします!

168 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
>>167
溢れる位ビチャビチャしてました

169 :名無シネマ@上映中:2022/09/18(日) 15:36:32.57 ID:kTatpVUx.net
たしかに髪の毛までビチャビチャだったな

170 :名無シネマ@上映中:2022/09/18(日) 18:42:46.69 ID:q9D4cjTv.net
>>155
杏も好きだったりする?

171 :名無シネマ@上映中:2022/09/18(日) 20:36:57.72 ID:BFzWfIZO.net
>>168
確かに

172 :名無シネマ@上映中:2022/09/18(日) 20:37:38.96 ID:BFzWfIZO.net
ハリウッドで活躍する可能性が高い監督だとこの人が最有力かな

173 :名無シネマ@上映中:2022/09/18(日) 22:28:08.49 ID:yvLBrHdv.net
日本人の感性には合わんかもね

174 :名無シネマ@上映中:2022/09/18(日) 22:33:40.38 ID:07LIzExf.net
なかなかタイトル出ないと思って忘れてたら、最後に出てきた
最後でようやくLOVELIFEが始まって終わり

175 :名無シネマ@上映中:2022/09/18(日) 22:42:24.97 ID:07LIzExf.net
いまの日本人を俯瞰でみたら、こんな感じなのかな

176 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 09:41:43.37 ID:Zu0xg8WW.net
意識したわけじゃないだろうけど、夫婦愛、韓国手話、喪失の克服みたいなモチーフがドライブマイカーとかぶってるのが残念だった

177 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 10:17:11.74 ID:quVjKU2e.net
被るのはいいけどそれ要る?って要素も多かったような
消化してるならともかく散漫にも感じたから

178 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 12:04:47.05 ID:N/avdIEh.net
ドライブマイカーとシークレットサンシャイン足して二で割った感じか
でもその二つよりこの映画の方が好きだわ

179 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 12:15:26.24 ID:paB5ZGyd.net
>>176
濱口竜介と深田晃司
次世界を魅了させるのはどっちかな

180 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 12:15:45.43 ID:paB5ZGyd.net
どちらも今現在最高の日本監督

181 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 12:19:48.49 ID:XAvwfBRV.net
>>172
ハリウッドというよりフランスとかじゃない?
ハリウッドだとHIKARIが有力

182 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 13:19:55.45 ID:ZluDDRrv.net
現時点では深田晃司が上、濱口竜介は賞レースを意識してから置きに行く駄作になった

183 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 13:30:58.10 ID:XAvwfBRV.net
ドライブ・マイ・カーや偶然と想像が置きに行ってると思うならそうでしょうね

184 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 13:52:00.26 ID:ZluDDRrv.net
濱口は積み上げの秀才タイプ、深田は天才

185 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 15:40:32.71 ID:XAvwfBRV.net
どっちも天才でいいだろ

186 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 16:20:58.75 ID:fxQVlIcw.net
とても良かった。見終わった後すっと心に入ってくる感じ。

脚本がとても考えられているし、うまいなと思った。

二郎はとても日本人的な思考で、ああ、そうなっちゃうよね、そうだよねと共感が尽きない。

一方パクは、もうずるいって言うか、全て芯食ってくるって言うか、心に忠実に生きてて憧れる。でも割と後先考えてないから所謂幸せにはなれないタイプ(本人はそんな事微塵も思ってなさそうなところがまた…)。でもほっとけない。

妙子がパクに惹かれた気持ちも分かるし、その後二郎と結婚したのも何となく分かる。パクへの気持ちが再燃しちゃったのは子供のことがあって、気持ちがリセットされちゃったのかなとか、誰も信じられない気持ちになっちゃったのかな、とか。パクについて行くのはまともな考えじゃないってわかりそうなものなのに、あの別れ際の手話で、ああやっぱりこの人だけだってなったのも頷ける。そして、その後もそりゃそうだよねって。

だから、妙子の生き方には肯定も否定も出来ないけど、ラスト、それでも、それを受け止めた?二郎と(山崎との後ろめたさがまたなんともうまい)、きっと二人これから愛を育むんじゃないかと思ったし、そう思ってる内にLOVELIFE、で、ああ、色々あるよね愛ってね、貫いて傷付いて失って受け入れる。これは LIFE、じゃなく、まさにLOVE LIFEだなと思った。

あ、後、濡ればシーン無かったの好感持てた。

良い映画だった。

187 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 16:56:52.76 ID:fPzksCvR.net
濱口の場合昔から受賞多数だから今更賞レースというよりは、商業ベースでいかに自分がやりたいことができるかに置きに行ってる感じだな
ある程度名の知れる監督も誰もが通る道かね
深田晃司も主演のキャスティングを見るとそこに移行しつつあるような

188 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 17:36:26.67 ID:LWFuTHoJ.net
木村文乃と永山絢斗は一般にも知名度のあるメジャーな俳優だからな
木村は純エンタメ作品の「七人の秘書」でセンターを務めてしまうようなスターだから

189 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 19:02:52.48 ID:npaJXXxo.net
>>119
遅レスだけど、パクさんの嘘は妙子の気を引くためってより、韓国でも同じように子育てから逃げた過去を妙子に知られたくなかっただけの様に見えたんだけどどうだろう

190 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 19:07:09.78 ID:npaJXXxo.net
おもしろかった
LOVE LIFEって名付けるにはムチの後のアメがちと足りない気はしたけど

191 :名無シネマ@上映中:2022/09/19(月) 23:37:55.66 ID:xPRBOFdT.net
>>189
まあでもあの嘘のせいで妙子が韓国までついていくことになったわけでしょ
あれが息子の結婚式だったら妙子は幻滅して彼を見限っていたことだろう

192 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 01:14:30.11 ID:fN3yTS14.net
>>191
いやもちろんそうなんだけど、そこ読み違えるとパクさんのキャラクター自体を読み違えかねない大事なところだなと思って
自分の弱者性に自覚的でそれを利用して同情を誘う為についた狡猾な嘘と、単に怒られたくない嫌われたくないからついてしまった嘘では見えてくる人間性が全然違う

193 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 01:17:37.86 ID:JogOaFrP.net
黄色の意味は何だったのか
目と目を合わせて暮らした日々という感じかな
朴さんが嘘付いて韓国に帰る時は、何気に脱いでいたり

194 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 08:04:27.00 ID:pM2QJ8dE.net
>>192
どちらの解釈も可能だと思いますが。
どちらか一方の可能性を排除する根拠は何かあるんですか?

195 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 10:49:18.96 ID:fN3yTS14.net
>>194
いや、可能性の排除はしてないよ。そう見えたならスマンかった
前者の意味でとった人に「自分は後者だと思ったんだけどどう思う?」と言っただけ
どちらでも結果は同じだろうと言われたから、そこの過程・理由にこそ描きたかったものが宿ってる肝の部分じゃないか?と言っただけ
要するに他の人がどっちだと思ったのかが知りたかったのです
きみはどう?

196 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
この映画は解釈わかれるとこ多いよな

197 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
朴さんが寝ながら手話してるようなシーン(手話の寝言?)で何を言ってたのか気になる

198 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
妙子は前から韓国手話を身に着けてたんかなあ?
朴の為に覚えたんかなあ?
前者と後者で妙子と朴の見方が相当変わるよな

199 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 15:10:23.67 ID:g+LamgLb.net
>>195
確認するまでもなく、私の意見は最初に示した通りだよ。
かりにパクさんに積極的な悪意がなかったとしても、無意識に同情をひくような嘘を咄嗟についているところからしても
パクさんは本性的にwickedな存在で、周囲を巻き込んで混乱させるトリックスター的な存在だと思ってるよ
パクさんというキャラクターが、ただの心優しい弱者じゃないところにこの映画の妙味があると思っている

200 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 16:42:20.83 ID:fN3yTS14.net
>>199
重複してごめん、119と同じ人だと思ってなかった

> パクさんというキャラクターが、ただの心優しい弱者じゃないところにこの映画の妙味があると思っている

これはその通りだと思う。無垢なる ろう者像を壊そうとしたんだと思うし成功してる。ただwickedな存在とまでは言えないところで留まってるのが肝だとも思う。本気のしるしで一面的なファムファタル像を超えようとした深田監督が今更そういったジョーカー的なキャラクターは描かないと思うんだ。やりたかったのはろう者と健常者を並列の存在として描くことなんじゃないかなと。
旦那の実家に自己満足の為に元旦那を無断で住まわせちゃうように、人生めちゃくちゃにした元カノに無防備に会いに行ってキスしちゃうように、失望されたくないお金借りたい一心で咄嗟に嘘ついちゃうように、みんながみんな自分勝手に周りを巻き込んで自分勝手に他人の中に存在意義を見出してった先の結婚式での立ち往生だから味わい深いのかなと。
119の言い分、嘘の解釈だとそこにパクさんの明確な悪意が介在したように感じられてそれはどうなんだろう?と思ってしまって。
長文すまん、まとめる能力が無さすぎる。

201 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 16:44:27.94 ID:hZeZTSAt.net
またやってる

202 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 17:24:44.68 ID:/h/lPlTT.net
どう評価つければよいのかわからない…
でも年1ぐらいでみたい…

永山絢斗の二郎がすごいクズって聞いていたからどんなのだろうとヒヤヒヤしていたら、妙子もパクもクズじゃない…?
義理の両親が売りに出してる部屋に勝手に別れた旦那を住まわせるって…
パクも飼えない猫連れてきてそれっぽい理由で二郎に押し付けるし…ひどい嘘つくし…
でも一つ一つのシーンは正直印象に残っていて、遺影を選ぶ二人の顔が照らされているのとか、養子にしなかったことをそれぞれ問い詰められるところ、耳の聞こえないパクに二郎が喋りで恨みつらみを話すところ、雨の中踊る妙子、あとタイトル後のラストシーンとかどれも面白いし美しかったと思う
特に何度が出てくる「二郎が妙子とパクの手話での会話に置き去りにされてしまう」描写は、手話という見えるのに聞こえない言語を逆手に取った面白さがあると思った
一番印象に残ったのはタバコ吸いながら義母と妙子がベランダで話すシーン
あのシーンは本当にすごかった

ラストシーンを見ても、妙子が全く二郎を愛していなかったわけではない気がする
はじめ距離のあった二人がビルの影を抜けてまた同じ道を進んだところ、二人はまたなんとか夫婦つづけていくんじゃないかと思った

203 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 18:11:42.26 ID:hr9nhmyk.net
>>202
それぞれクズ度が違うので
一般的に見ると二郎のクズは際立つ

パクと妙子がどういう流れで結婚して子まで作ったのかも謎だし(別に細かく知りたい訳ではない )
妙子がやっていることはギリギリ偽善か己の自己満足と言われかねない際どさがあるし
そこは無自覚的であるかもしれない

204 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 18:17:08.81 ID:PhMpGHAZ.net
そのうち飽きるだろう

ID:/h/lPlTT 20レス19スレ
http://hissi.org/read.php/cinema/20220920/L2gvbFBsVFQ.html

205 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 19:52:47.94 ID:vAJhyRb0.net
妙味かは知らんけど正直に言ったら金貸してもらえないと思ったからとしか思わなかった

206 :名無シネマ@上映中:2022/09/20(火) 23:38:14.04 ID:UbHXSWU8.net
「父親が死んだ」なんていう嘘は、学校で悪ガキが先生から無断欠席を責められた時に
咄嗟につく嘘レベルのものであって、まさかパクさんがそんな嘘をつくとは思わないからこそ
妙子はそれを信じてついて行っちゃったんだよね?
つまりパクさんはそのレベルの嘘を平気でつく人なのであって、これまでもまともな人生を送ってきた人じゃないんだ、ということが
最後に分かるんだけど、もうその時には妙子には異国の地の雨の中で踊るしかなくなっているw
そこが皮肉というのか、運命の巡り合わせというのか、最後に妙子が二郎さんの元に戻ってきて
夫婦生活をやり直すきっかけに繋がっていくんだけど
そこがこの映画の妙味というのか、「人生なんてそんなものだよね」という諦めに近い達観を感じさせて
ラストの長回しのシーンに余韻を与えている。
タイトルの出し方も、往年のゴダールのやり方を思い起こさせた。
あれでタイトルが点滅したらまんまゴダールだよね

207 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
嫌韓映画なのかなあ

208 :名無シネマ@上映中:2022/09/21(水) 02:24:02.89 ID:WS6w8fDQ.net
イタリア語版のトレーラーがなかなかいい
https://youtu.be/PB6CXuxMp68
矢野顕子の音楽なんてまったく使われていないんだけどw
むしろこのほうがアート映画っぽいというか

209 :名無シネマ@上映中:2022/09/21(水) 09:12:25.94 ID:rt8lqQgi.net
>>207
は?

210 :名無シネマ@上映中:2022/09/21(水) 09:40:24.91 ID:SJ6ncTXP.net
>>208
吹き替えなんだな

211 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
基本的に欧米は吹替が主流よ 
ローマで見たイタリア語の「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」とか
モスクワで見たロシア語の「ザ・プレデター」とか
ウィーンで見たドイツ語の「たかが世界の終わり」とか

その一方で、アジアは字幕が多く
ソウルで見た「メアリと魔女の花」とか、バンコクで見た「007 スペクター」「リアル鬼ごっこ」とかはみんな字幕だった

212 :名無シネマ@上映中:2022/09/21(水) 13:27:38.00 ID:N/jDlkUk.net
特にイタリアとかは激しいな
イタリア国内で公開される外国映画のほぼすべてが吹き替え(doppiaggio)で公開されてる
もちろんハリウッド映画でもフランス映画でもなんでも
フランス人のヴァンサン・カッセルがそれについて文句を言っていた

213 :名無シネマ@上映中:2022/09/21(水) 13:34:36.55 ID:ZwHvZu3d.net
深田監督作品
まず第一に、開始15分くらいで「もう一度観たいな」って思えた。そのくらいスクリーンに惹き込まれる画が目の前にあった。いいキャスティングしたなぁ。

『ドライブ・マイ・カー』『コーダ/あいのうた』に続いて、ろう者がキー。目から伝わる言語だからこそ"手話の感情"が、スクリーンから吸収できる。
国際映画のリアリティもかなり変わってきた。

"愛することの残酷さ"
これは実は日常にいっぱいあるのに、人はそれを見ないようにしていたり、そこから避けたくなる。だから、この作品で真正面から受け止めた時、自然と心がズーンと重く、その残酷さに瞼が熱くなる。痛い。

タイトルの意味
平凡な使い方をすれば、ありふれていそうだけど、矢野顕子さんの同タイトルの曲からのインスピレーション作品だから、そんな単純ではなかった。
最近、愛について考えていたから、その答えが少し見つかった。愛は痛いし、苦しい。

山本さんの撮影、意図的な長回し、対象フォローが印象的。直接見ない、間接的に相手と対峙する、生活の中にある細かい描写を画に落とし込んでいた。電子レンジの反射、鏡、手話の影。発見だらけ。

214 :名無シネマ@上映中:2022/09/21(水) 13:57:07.13 ID:AeZEH37j.net
実際、矢野顕子って結構辛辣な事言う方よ。
この映画の裏も知って主題歌提供承諾したんだろうよ。
曲に騙されてのほほんモードで観に行ったら火傷するね。

215 :名無シネマ@上映中:2022/09/21(水) 15:12:13.39 ID:P5wJTG6P.net
>>206
幻滅したって話でしょ
自分に都合のいい幻を投影した理由の一つには聾者ってのもあったけど
意外にしたたかだったと

あれから夫婦がやり直したかどうかは不明だな
それこそ答えは観客の心の中にって奴
普通に考えれば離婚だけど多くの観客は希望を見る
おとぎ話の結末と同様に

216 :名無シネマ@上映中:2022/09/21(水) 16:05:14.42 ID:20E/m0PT.net
最後に二郎に目を合わせさせて「LOVE LIFE」のタイトル
ようやく二人の本当の生活の始まり
すれ違うことがあっても、その度に妙子は目を合わせさせると思う
だから離婚にはならないというエンディング

217 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
【深田晃司 星里もちる】本気のしるし 劇場版【森崎ウィン 土村芳】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1600115981/

218 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
雨降って地固まる、的な?

219 :名無シネマ@上映中:2022/09/22(木) 08:37:38.86 ID:nGZpWnVs.net
木村文乃が田中みな実に似てた・・・

(^ .^)y-~~~

220 :名無シネマ@上映中:2022/09/22(木) 09:20:53.23 ID:qTXKi4QW.net
ラストの公園の散歩が
二人の今後を示唆してるのかなと
思った
付かず離れずの距離、でも一緒に歩く

221 :名無シネマ@上映中:2022/09/22(木) 13:46:21.21 ID:fzj2pgUX.net
一度も笑うことのない映画でした

子どもの愛らしさに微笑みが
出てもいいはずなのに

全体的に、私には理解できない
映画でした
なぜだか入ってこない

夫を残し
元夫を追って
いきなり韓国に行き、
妙子はどんな気持ちで
帰って来たのか
想像できなかった

その時
韓国に帰る元夫を
追いかけるのだが、
突然外国へ行く!
いつもパスポート持ち歩いているのかしら

韓国では雨の中、
妙子は傘がないらしく
ビショ濡れ

その洋服で
日本にいる夫のもとに現れる
ビショ濡れのまま帰国したのかー


細かいところかも知れないけど
気になってしまい
テーマに浸るまでには
至りませんでした。

でも
家族に重大な悲しい出来事が起きたとき、
血の繋がりのある家族と
血のつながらない家族は
その悲しみが違うのだということを
役者さんの演技から
感じました
気持ちの距離感が絶妙でした
素晴らしかったです



神野美鈴さんは
声が個性的でステキです
お兄さまとともに
いい声をお持ちです


この監督の「よこがお」は
好きな映画です

222 :名無シネマ@上映中:2022/09/22(木) 14:13:17.04 ID:Y1ZY1+fm.net
そういえば、「よこがお」の角川シネマ有楽町の最終回に深田監督が現れて驚いたな
思わずサインを貰ってしまった

223 :名無シネマ@上映中:2022/09/22(木) 19:18:10.19 ID:DGGmJFP3.net
愛と言語の話なのではないかと思った。広辞苑において、言語とは、人間が音声や文字を用いて思想・感情・意志等々を伝達するために用いる記号体系とされている。この物語には、日本語、韓国語、手話などの異なる言語が度々登場する(場合によってはオセロも言語になり得るのではないか)が、特に手話のシーンは印象的だった。手話は感情を表現するために表情が役割を果たしているため、必然的に相手と目を合わせて話す必要がある。物語では妙子がパクさんに手話でコミュニケーションを図っており、二郎はそれをただ見ていることしかできなかった。手話という同じ言語によって共鳴し合う二人に対して二郎は疎外感を感じざるを得なかったのではないか。特に目を合わせるという行為にそれが顕著に現れており、その行為を通じて妙子はパクさんに対し愛を再び抱いていったのではないかと思う。しかしその後韓国へ向かった妙子は、韓国語圏の異なるコミュニティ、文化と対峙した。人々がoppaを歌い踊る光景を観ていた(一応踊ることで受け入れる姿勢はとりつつも)、雨の中の彼女は疎外感、虚無感に包まれていた。

つまり、oppaは偉大...ってコト!?

224 :名無シネマ@上映中:2022/09/22(木) 21:16:06.97 ID:nAsyFAM4.net
黄色の意味は何か
わからないけど、結婚式の風船は全部黄色なんだよね

225 :名無シネマ@上映中:2022/09/22(木) 21:45:51.02 ID:IIF/437M.net
いつも行ってる劇場でやってなかったからちょっと遠出して見てきたけど本当に見てよかった。大ヒットするような作品ではないかもしれないが、映画好き邦画好きなら絶対見た方がいい。

まず、多くの人が書いていることだが冒頭の物語導入がスマートすぎる。本当に凄い。わかりやすく説明的な描写は無いものの、緻密なカット割りやセリフのニュアンスでキャラクター達のプロフィールが埋まっていく感じ。キャラクター説明と導入を無駄なく成り立たせてしまうところは監督の技量の高さが伺える。

物語はもうずっとしんどい。楽しいパーティーシーンかと思ったら、いきなり「中古」発言をする義父のせいで最悪の気持ちになる。しかし主人公はそんな失礼極まりない発言にも真っ向から立ち向かう。義母も味方してくれたおかげで義父は自分の非を認める。このような勧善懲悪的ストーリーが始まるのかと思ったら、風呂場で悪夢のような事故が起こる。洗面所からお風呂場を写すだけの長回しカット&息子を見つけた主人公の演技が悲しすぎて見てられない。そして次の日に義母に悪気なく言われたある言葉でハッキリと突き放されてしまう。前日は助けてくれたはずの義母も結局はそっち側なのね、という残酷すぎる描写が痛々しい。

登場人物は皆ハッキリとした二面性が描かれている。その二面性を無くそうとするのではなく、ポジティブに捉える方がいいよね、というのが今作のテーマのように感じた。混ぜてグレーにはせず、白黒分けるべき。そんなメッセージがあのオセロには込められているんじゃないかな?だから、それが取り繕った人格だとしてもちゃんと目を合わせること、それこそが『LOVE LIFE』なのだ。

226 :名無シネマ@上映中:2022/09/22(木) 21:45:55.58 ID:IIF/437M.net
今作は映像による感情表現が巧みすぎる。正直、登場人物は感情移入しにくい人が多いが、それでも映像から感情がビシビシ伝わってくる。途中、主人公と元夫が手話で話すのを夫が見ているシーンが凄かった。ピントが2人から夫に移ると同時にそれまであった手話の字幕が消える。それにより、主人公の夫が感じている疎外感が視覚的に上手く表現されている。この字幕とピントを使った表現が良すぎて笑っちゃう程だった。

作品全体で多く用いられている黄色の使い方が絶妙で美しい。おそらく黄色のモチーフが何かを表しているとは思うがそれはよく分からなかった。黄色の量=幸せ度合いかなと考えたがあんまりしっくりこないなぁ。印象的なのは白黒に染まった葬式の中に現れた黄色い服を着た元夫。絵のインパクトがデカすぎる。

地震のシーンで主人公が真っ先にオセロ盤を守ったところで泣きそうになったな。最後のタイトルドーンからの長回しエンディングも秀逸。歴史に残る終わり方だと思う。

227 :名無シネマ@上映中:2022/09/22(木) 22:10:36.38 ID:Crt6G9w5.net
どこまで普遍的な演出か知らんけど、日本人にはビシビシ伝わる
映画センスの塊みたいな映画

228 :名無シネマ@上映中:2022/09/22(木) 22:31:28.46 ID:TxzTLVtY.net
そういえば、エンディングまでタイトル出なかったっけ?

229 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 13:42:12.90 ID:WpW+MER1.net
傑作!!傑作of傑作!! 俺の人生の中でベスト級に素晴らしい映画。少なくともコロナ渦になってから観た映画の中では一番。

こんなに素晴らしい映画なのに上映館が少ないのが残念過ぎる。そして評価が二分しているのも、悲しい。

価値観なんて人それぞれだから、どんな感想を持っても全然良いと思うけど、この映画を嫌いという人とは少なくとも俺は仲良くなれないと思う。それは趣味が違うとか、好みが違うというレベルでなく、人間観が違うからだ。

この映画は勧善懲悪な話でもなく、カタルシスもない。誰もが正しく、誰もが間違っているという、良くわからなくて、それでいて人間らしい、その真理をあからさまに描いてくれている映画だ。

人間には自我がある。自我がある故に他者とは価値観が全く一緒になることはない。だからこそ、人間は衝突する。それを逃げずに真正面から受け止め話し合って解決したいという人間もいるし、正面からは向き合わず、なあなあにしたり、逃げたりして、トラブルを避けようとする人もいる。また何も言わずに心にしまい込んで我慢する人もいる。自分の感情を制御できなかったり、言葉にすることが出来ず、ただ怒り狂う人もいる。

正面から話し合いたい人を良い人としてスポットライトを当てようとすると、「真摯に向き合う誠実な心の強い人」として映せる。逆に悪い人としてスポットライトを当てようとすると「自己主張が強く、わがままな人」と映せる。観方によって人の評価は変わる。人間は一面的ではない。でも人は人を多面的に観るのはめんどくさがり、一面だけで判断しようとする。

230 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 13:42:41.78 ID:WpW+MER1.net
この映画の最初期、木村文乃の旦那が結婚寸前まで行っていた彼女がいたのに、浮気をして別れた話が出る。そしてその浮気相手が今の嫁さんである木村文乃だ。このスタートでこの夫婦はクソだな!という気持ちを持たせる。木村文乃に対しても子持ちの寝取り女というイメージを与える。

そのイメージを持っているのが、義父だ。結婚寸前まで行っていた息子の元カノとの関係も良かった義父からしてみたら、息子の元カノの気持ちも考えると、息子の人生だからと素直に受け入れることが出来ないのもわかる。だから言ってはいけない発言を言ってしまう気持ちもわかる。

でも、映画が進んでいくにつれ、寝取り女でないことは我々はわかる。では、木村文乃は素晴らしい人間なのか?というとそういうわけではない。自分の信念に生きる強い人間なのかもしれないが、それによって傷つける人も出てくる。

この映画は出てくる人、それぞれの良い部分へのスポットライトと悪い部分へのスポットライトが当たっていて、人間の感情の難しさ、そしてその感情の捉え方、観方で感じ方が変わることをあからさまに見せつけてくれる。

誰にとっても正しい選択をする人はいない。というか、まるで絶対的な正義があると思われがちなこの現代の世の中に、誰にとっても正しい選択なんてないよ!って、それを小声で囁いてくれる。

231 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 13:42:56.36 ID:WpW+MER1.net
自分にとっての正しさが他人にとっての正しさではない。
でも、それでいいじゃない、僕らは人間だもの。
それを含めても人間って素敵じゃない。
まさにLOVE LIFE。人間賛歌。

この映画はそんな人間の多面的な部分を描いている傑作だと俺は思う。

ふと、この詩を思い出した。

「つまづいたっていいじゃないか にんげんがもの
 くるしいことだってあるさ 人間だもの
 あやまちだってあるよ 凡夫だもの
 愚痴をこぼしたっていいがな 弱音をはいたっていいがな 人間だもの
 たまには涙をみせたっていいがな いきているんだもの」 

232 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
二郎も妙子も振り回される方が好きなタイプなんだろうな

233 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 16:28:26.66 ID:1WdfgPfT.net
悲喜劇仕立てにしたいんなら喜劇部分をもっと笑わせてほしかった
ほとりの朔子とかそのへんすげー上手かったけど今作は盛り上がりがイマイチな印象

まあ海を翔けるよりは全然マシとはいえなんかブレイク仕切らん感じだなあと

234 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 16:37:20.24 ID:1WdfgPfT.net
妙子と次郎の会話はパクにはわからず、
妙子とパクの会話は次郎にわからないっていう演出はすげーよかったけど
パク結局タダのクズやんけというオチをどう理解すればいいのかいまだに消化できてない
あと山崎は「次郎が目を見て話さない」っていうセリフ言わせるためだけのキャラなら出さなくてもええやんという気はした

235 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
愛されるクズも居る訳で
規則常識がんじがらめの社会に
フーテンの寅さんみたいな存在は一族に1人は必要かもな
優しい終わり方だったけど

236 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 17:52:23.35 ID:CgG/IiMI.net
この映画の核は義母ベランダで煙草吸いながら話すシーン
信仰の話が唐突に出てきたけど、一人で死にたくないのよ。
っていう義母の台詞がグサッときた。皆んな誰かに救われたくて独りの寂しさから逃げてる。義母役の役者さんがベストオブ助演賞だわ

237 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 17:58:25.46 ID:mExFW5oN.net
愛は尊いけど、この程度のもの、という突き放し方が格好良い

238 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 18:36:10.26 ID:9yfSzLhC.net
>>236
>義母役の役者さんがベストオブ助演賞だわ

神野三鈴は何をやらせてもホントに上手い、現在の日本のトップアクトレスだと思うよ
残念ながら舞台が中心の人なので現時点で一般的な知名度はそれほどないけど

239 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 18:49:38.80 ID:ewk6N3t5.net
テーマは割れ鍋に綴じ蓋

240 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 19:56:06.62 ID:7hfPD5yD.net
偶然と想像が好きな自分はこの映画楽しめますかね

241 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 19:56:41.55 ID:7hfPD5yD.net
深田晃司作品は見たことがなくて明日この映画かセリーヌシアマの映画どちらかを見ようと考えてる

242 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 20:29:07.91 ID:TEAIFJuT.net
楽しめると思うよ。濱口監督より良くも悪くも意地悪な感じ
偶然と想像よりはドライブマイカーに近い話だと思うけど
セリーヌシアマはまだ始まったばっかりだし、観れるチャンスあるなら観といて損はないかと

243 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
ほとりの朔子と淵に立つはほんと名作だから是非見てくれ
今作は自分の中でまだ消化し切れてない

244 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 22:07:09.76 ID:TEAIFJuT.net
ワイはよこがおが一番好き
つまり傑作がたくさん待ってる
最高だね

245 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
「どんなに離れていても
 愛することはできる」

矢野顕子さんの「LOVE LIFE」の歌詞でなぜこんな暗いストーリーなんだ?と観たあと釈然とせず。

だけど、いろんなレビューを読み漁ったり、作品を思い返したり、もう一度曲を聴き直してみる中で、なんだかストンと腑に落ちてくるから不思議。

理想としては、みんなそう思っているんだけどね、、、なかなかそうは出来ないんだよねってとこまで含んでるような気がする。人間の不可解さをとことん描いた映画になってる。みんないい人だけど、どこかズルくて歪んでる。だけど生きていかなくちゃいけないよね、みたいな。

オセロみたいに、白と黒が急に変わったりする。そういうもんよね人生って的な。

「観た人100通りの解釈があればよい」と監督の発言にあって、監督と矢野顕子さんの対談の中で矢野さんも曲作りでそういうことをおっしゃっていて。作品の作り方に対するアプローチが似ているから、深田監督は矢野顕子さんの曲に本能的に惚れこんでいるように思えた。

246 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
また、聴けば聴くほど、LOVE LIFE という曲の懐の深さがすごい。

作品の感想としては
観る前なんて暗いポスタービジュアルだ、と思ったけど、観た後だと、あの場面なんかー!黄色い幸せそうな色の風船と、木村さんの無表情(着ている緑の服の色も含めて)との対比のセンスが抜群だなと。

人が踊ってる後ろ姿がこんなに怖い映画も珍しいでしょう笑。

そしてキャスト。基本的に神野三鈴さんが出てる映画は信頼してる。すごく独特な声なのに、普通の人を演じられるのがすごい。いやーな部分を上手く隠す、その辺にいそうな人。演技にみえないくらい自然なのに、役に説得力がきちんとある。そしてセリフにも。

人はいつでも1人よ。だけど1人で死ぬのは怖いの。(的なセリフだったと思う)
なんというか、矛盾してるけど本質的というか。だから人は誰かと一緒にいるのね、って納得する。

あと、瑛太さんの弟の永山さんもすごく好きな俳優さん。演技に誠実さがあるし、端正な見た目だけどいい人も悪い人も、いい人そうに見える悪い人も、意外と幅広い役にマッチする不思議な魅力の持ち主と思う。

観た直後の未消化感はすごいんだけど、その後もうなんかずっとタラタラ感想が続いてしまう、そういう魅力に尽きない映画でした。

ラストシーンもほんと好き。
ただ歩いてるの上から撮ってるだけですよ?でも人生そのものを感じません?こういう何でもない日常を繰り返して行くんですよっていうような。

他の深田監督作品も、もっと観てみたいと思います。

247 :名無シネマ@上映中:2022/09/23(金) 23:33:00.17 ID:lwhEO7SC.net
>>242
そいつ質問だけして本編見ない荒らし
色んなスレで質問だけして回ってる

248 :名無シネマ@上映中:2022/09/24(土) 00:30:07.36 ID:gn5q6g8C.net
理屈で考えられなくなった妙子と、合理的に生きているはずの二郎が所々で見せる感情のバランスが絶妙
登場人物全員どこか歪で、でもそれが生身の人間っぽい

何か「別れ」を体験した時にすぐに次で上書きして忘れるのか、しっかりと感情と向き合って昇華するのか
人によってタイミングも違うけれど、自分が納得して生きていられればなんでもいいよな
ラストのお昼ご飯食べた?の会話や、長回しの散歩シーンが今後の二人を暗示しているようで感無量

明るい雰囲気から一瞬にしてホラー的な空気になる前半の変化が凄まじい..

1つの命を失った事により複雑になっていく人間模様、嘘、憎悪、何処か未熟で身勝手な大人たち。登場人物らの理解し難い行動が目立ち、最後までノリきれなかった。

ただ、正に心情表現しているような踊り演出も含め、終盤10分は特に印象に残る。

中々の重い作品で良作だったが自分には合わなかった1作。

249 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
形式的にはスッキリしてて、全然スッキリしない内容
綺麗は汚い、汚いは綺麗みたいな、モヤモヤする作品

250 :名無シネマ@上映中:2022/09/24(土) 09:20:30.73 ID:ygBdHhb8.net
いろいろ言いたいことはありますが、見終わった後はなんか爽やかだった(笑)妙子(木村文乃)も二郎(永山絢斗)も基本的に悪い人間じゃないからかな?矢野顕子さんの楽曲LOVE LIFEのおかげか。
韓国の結婚式、あれはリアル?最近、『Coda』とか『私だけ聴こえる』を見ていたせいで、パクさん(敬太の実父、砂田アトム)の息子さんにこの映画には無関係な特別な思いを感じた。
敬太役の嶋田鉄太君、あの自然で子どもらしい感じ、演技なんだろうか?可愛かったなぁ。棺にまで入れられちゃったのトラウマになりませんように🙏

理屈で考えられなくなった妙子と、合理的に生きているはずの二郎が所々で見せる感情のバランスが絶妙
登場人物全員どこか歪で、でもそれが生身の人間っぽい

何か「別れ」を体験した時にすぐに次で上書きして忘れるのか、しっかりと感情と向き合って昇華するのか
人によってタイミングも違うけれど、自分が納得して生きていられればなんでもいいよな
ラストのお昼ご飯食べた?の会話や、長回しの散歩シーンが今後の二人を暗示しているようで感無量

251 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
人間の白と黒、表面と裏面。

自分にも見えない、わからない自分の裏面を掘り下げた作品で、見ていてとても怖くなった。

木村文乃さん演じる主人公は自分に正直な人物。自分のダークな部分を正面から見つめ、自分を傷つけることを厭わない。
雨の中1人になる彼女のシーンに胸が揺さぶられた。

永山絢斗さん演じる夫は、自分の裏面が見えない、理解できていない流されてばかりの人物。
相手がまっすぐであればあるほど背中を向けてしまう。
聞こえない相手に背中を向けての、自戒の語りが印象的だった。

そして第三の人物。
彼はこの物語のジョーカー的な役所。表も裏も謎が多く正体不明。彼の登場によって物語の流れが大きく揺さぶられ、先が見えなくなっていく。
全然ダメダメで悪魔的で、でも憎みきれない、何故か魅力的なキャラクターが深田晃司監督作品らしい人物造形だと思った。

一つの悲劇が起こした波で、次々と不穏な出来事へと連鎖していく地獄絵図の物語。

深田監督の作品の中では、リアリティ感がしっかりしていてわかりやすく、ほのぼの系ファミリーストーリーに見える。

でも、だからこそここで見える地獄絵図は、私自身にも起きるかもしれないと感じ、さらに恐ろしかった。


余談ですが…

私が観たのは偶然、日本語字幕付き上映の回で、手話で会話する観客の方が大勢みえていた。
映画のテーマ的に関心が深いこともあるだろうが、耳の聞こえない映画愛好家の方の層の厚さを感じた。
今後は他作品でも、もっと日本語字幕付き上映を行っても良いのではないかな。

252 :名無シネマ@上映中:2022/09/25(日) 13:13:16.25 ID:1TV1Xm0S.net
キネ旬にインタビュー載ってたね

(^ .^)y-~~~

253 :名無シネマ@上映中:2022/09/25(日) 14:47:35.38 ID:fafNC2jq.net
なんだこの人権啓発映画みたいな気持ち悪さは・・・・って思いながら
パスポート映った時点で「うわー」って拒否反応出たけど
山崎紘奈とムチューあたりからドンドン面白くなった

この人の作品は後味の悪さが売りだと思うけどこれは割とあっさり味

254 :名無シネマ@上映中:2022/09/25(日) 16:51:12.91 ID:POMDCHF2.net
福祉課の夫婦がある出来事をキッカケに変化していく。

登場人物の誰にも共感出来ず。
あんまりはまらなかったかな。
日常のちょっとしたずれを繊細に描いた感じ。

そもそもなぜあの元旦那に惹かれるのか、私がいなきゃはわかるけど馴れ初めがわからない。
終わりかたももやっとした感じ。タイトルの出しかたはいいと思った。

「淵に立つ」「よこがお」「本気のしるし」と劇場で見ている深田監督の新作

人は他人と心の底から通じ合うことは不可能でそういう意味ではもともと距離の離れた存在ではあるが、それでも人は他人のことを愛することはできるしそうやって生きていくしかない…という文字通りLOVEとLIFEをいくつもの居心地悪さとともに描いていく

主演の永山絢斗と木村文乃もいいが、天使と悪魔が混ざったような気質の砂田アトム、酷薄だが悪気がない神野三鈴がエグい

タイトルと楽曲が登場するタイミングには痺れた

関係ないけど服畳むの上手い。

255 :名無シネマ@上映中:2022/09/25(日) 20:57:50.97 ID:avJRxhvl.net
木村文乃って演技上手いなと思った
こういうナチュラル演技が合ってて演出過剰なドラマ演出はあんまり合わないタイプだと思う

256 :名無シネマ@上映中:2022/09/25(日) 23:02:14.08 ID:xYFv2fhT.net
登場人物にいかに共感できるかを重要視してる人って結構いるけど
そういうのって感動ものとかだけにしておいた方がいいのではと思う
そもそも深田作品で共感できるのはなかなかやばい

257 :名無シネマ@上映中:2022/09/26(月) 01:30:03.51 ID:rzBaubdO.net
作中の人物や観客を救済しようとか、別に思ってないよね
手際よくどん底に突き落として行く

258 :名無シネマ@上映中:[ここ壊れてます] .net
海に駆けるでも鶴田真由をさっくり殺してた

259 :名無シネマ@上映中:2022/09/26(月) 13:01:31.33 ID:WWi0qMlp.net
映画作品で共感できなかったらアウトっていう見方をする人もいる。

260 :名無シネマ@上映中:2022/09/26(月) 15:47:35.86 ID:im9OQfdx.net
共感なしで大きな情動を与えられたかどうかだろうなあ
それもなければただの凡作

261 :名無シネマ@上映中:2022/09/26(月) 16:30:32.52 ID:gbaCZ/TL.net
本作を凡庸だとか拙劣だと思っている誰かが仮にいたとしますね

その人に「認識を改めてもらいたい」「本作が優れていると考え直してもらいたい」という欲求がないんですな
あなたは死ぬまでそのままで何ら不都合ございません、としか思わないわけです

262 :名無シネマ@上映中:2022/09/26(月) 17:15:24.98 ID:im9OQfdx.net
自分の感性が人様より劣っていることを自覚するのは大変有益なことでございますね

263 :名無シネマ@上映中:2022/09/27(火) 08:10:09.90 ID:Cucv7QUx.net
家族と長く疎遠で、しかも独身の自分としては登場人物の誰にも感情移入することなく
むしろ「家族ってやっぱり面倒臭いな、、独身でいて良かった」とか思いながら観ていたが
最後、二人のぎこちなくも程よい距離感を保ちながら歩くシーンが何故か胸に刺さって
「こんな絶妙に距離を測った歩き方 自分はもう忘れてしまったな、、」とちょっと羨ましく思えた。

なんか上手に演技するなぁ、、、夫婦も役者も

264 :名無シネマ@上映中:2022/09/27(火) 11:15:42.65 ID:uwtnFNYR.net
木村文乃と山崎紘奈だったら迷うけど連れ子がいたら山崎だな
「中古って何ですか」

265 :名無シネマ@上映中:2022/09/27(火) 11:16:25.73 ID:uwtnFNYR.net
途中送信スマソ

中古って何ですか

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