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【クラシックの迷宮】 片山杜秀 7 【パンドラの箱】

622 :名無しの笛の踊り:2020/05/26(火) 00:04:28 ID:tR8s073e.net
IvhY5rnq氏の言うことは、普段この手の議論で横行している独りよがりなものではなく、音楽史的分析を踏まえたかなり的確なものだと思います。
私としましては、むしろこうしたまともな議論を日本人作曲家を題材にできることが大変喜ばしく思います。
(一昔前の伊福部カルト的雰囲気より数百倍マシ)

おそらく片山さんが躍起になって活動していたのには、IvhY5rnq氏の言うように「普遍性」をもった正真正銘のクラシック音楽を日本人が作って
きたにも拘わらず、不当に無視されてきたからでありましょう。伊福部はもちろん、大澤壽人の神風協奏曲は(アリス紗良オットがレパートリーと
してHPに載せていることぐらいしか判断材料を持っていませんが、)普遍的な評価を既に得つつあるし、矢代秋雄の交響曲なども世界に通用する
作品であることは疑い無きことかと思います。これらは21世紀に入ってから、片山さんが日本作曲家選輯において世界へ紹介してくれたことがとても
大きいことだと思います。(このスレで言うまでもないことですが)

ただ、一方で>>515
「『鬼子の歌』とか読んでいろいろ聞いてみてもやっぱりわからない」
という意見に表されるように、最近の片山さんは単に日本人作曲家礼賛者という印象が強くなった気がします。
私が選輯の解説をずっと読んでいたせいかもしれませんが、鬼子の歌などにおける彼の語り口は、音楽を評価するというよりも、
日本人作曲家たちを手放しに崇め奉るというところに主眼を置いているように思えてなりません。

IvhY5rnq氏の「響紋」に関する意見も、片山の、敢えて言えば「暴走」に反感をかっているところも一部あるのかな、なんて思いました。
片山スレなので片山話に少し寄りかかってみました。

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