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【クラシックの迷宮】 片山杜秀 7 【パンドラの箱】

648 :名無しの笛の踊り:2020/05/26(火) 03:39:27 ID:QSeg9nE0.net
実際の音楽なり芸術作品なりは、無数のディテールからできていて、
そのひとつひとつを意識的・無意識的に聴いて良し悪しを感じているわけ。

片山さんのすごいのは、「普遍的」みたいバズワードを無前提で使わないで
作曲家なら、生涯や作品いろんなディテールをむさぼるように検討して
だれも知らなかったようなかけらを拾い出して
そこからびっくりするようは方向に話を持っていけること。

一方で、だれに支持して、なんの影響を受けて、どこでだれを教え、という
マクロな視点も使って、でも紋切型ではないかたちで、人や作品を位置付ける。
代表作だけ論じて、既製のナントカ派、カントカ主義だけではすまさない。

WxgxvI6E 氏の内容は、ちょうど日本の教科書に載ってるような切り口で
(しかもちょっとズレてる)、地域や時代の全体像や実態はうまく説明できない。
これは多くの評論家がやってきちゃった方法でもあったのですが。

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