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未来派

27 : ◆30rKs56MaE :2006/02/01(水) 08:47:25 ID:KfC48ypW.net
IRCAMの最初の頃の授業で、モロソフの鉄工場が「機械補助作曲」の最初期段階に当たると
先生のミハイル・マルトが解説していたが、イリアック組曲やクセナキスの初期作品のように、
戦後すぐの大型コンピュータを使った作品なら納得できるのだが、
モロソフの鉄工場となると、アルカンの「鉄道」やオネゲルの「パシフィック231」のような
機械の描写音楽と同種ではないかと思う。
さらに遡れば(以前ウィキペディアの現代音楽の項にも書いたが)
ヨーゼフ・シュトラウスの「鍛冶屋のポルカ」や、ワーグナーの「マイスタージンガー」の劇中で
主人公が敵役をわざと邪魔するハンマーの音など、手工芸としての騒音の導入は
近代工場の機械に着想を得た定量リズムの音楽と同列に捉えられるのかどうか、
と言う話になってきそうなものだが。

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