【グラフ芸人】三橋貴明に騙されるな!【情弱煽動】
- 6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/08/29(土) 22:08:12.88 ID:x4ACMgMq.net
- ■ アニマルスピリットをあえて無視する三橋経済論 ■
三橋貴明氏の経済論の不自然な所は、市場原理を軽視しているところです。
1) 日本国債の保有者は日本の金融機関だから、
日本国債の金利が上昇しても日本国債の投売りは発生しない。
2) 世界経済の危機が深刻化したら、安全資産として日本国債が買われる
3) 金融危機が発生したら、景気が後退するのだから国債金利は低下する
三橋氏の主張は、ある意味において常識的です。
しかし、一方で想定外の危機を無視しています。
ケインズの言う所のアニマルスピリットは、人の欲望が経済の不安定化の要因で、アニマルスピリットによって、非合理激な決断が為される事がるというものです。
アニマルスピリットが無ければ、経済は縮小し活力を失いますが、アニマルスピリットが時として経済に回復不能なダメージを生み出します。
市場参加者は、普段は「日本国債は安全だ」と判断しています。
しかし、異次元緩和で混乱が発生した様に、需給バランスが崩れる様な事態が発生すれば「日本国債は危険だ」と判断するはずです。
国債市場で巨額の資金を運用する担当者は、金利が上昇し始めれば、損失が拡大するので、どこかの時点で国債を売却せざるを得ません。
本当は皆が売らなければ、金利上昇も抑制されますが、市場を恐怖が支配すると、個人の合理性が優先され、合成の誤謬が発生します。
「誰かが売り抜けたら、自分が損失を被る」・・・これが市場原理です。
三橋氏が「日本国債は破綻しない」と主張する背景には、危機に際しても、日本国債の市場参加者達は、市場にとっての合理的判断を下し、個人の合理性を抑制出来ると信じているのです。
はたして「自国通貨建ての内国債」は崩壊しないのか、私は日本国債市場で実際に運用を担当されている方に伺ってみたいと思います。
尤も、実際の運用は、もっとテクニカルな理論に基づいていて、現状は「暴落」などというリスクは想定外なのでしょうが・・・。
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