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洋書・読み終えた本の感想スレ・雑談あり 1

519 :名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 7b49-augB):2020/05/18(月) 00:02:38 ID:eL0EVk+e0.net
>>517
ぼくは羊をめぐる冒険、とか世界の終わりとワンダーランド
とかの最初の頃のは読んでた。
前に書いたけど、ノルウェー以降は、
短編が入ったスプートニクの恋人という題の本しか読んでない。
だから、ねじまき鳥あたりから読んでない。小説の中身が深刻になり
始めた頃からだと思う。初期の短編集は2冊あった。19...年のピンボールと
蛍、納屋を焼くの2冊。その中に沈黙が入っていたかどうかは知らない。
人気のある安定して良質な本を出しているけれどそれだけの作家だった。
ノルウェーに出てきた和敬塾のポールに旗をあげている人形みたいな人間
だけが印象的だった。献体のプールが出てきた大江健三郎とか、
真っ赤なトマトの村上龍とか、農村で開発が進み、先祖伝来の土地を手放し
成金になって破綻していく人たちや、光匂い満ちてよという罪と罰みたいな、
人間失格みたいな小説を書いた立松和平とか、電車から見える穏やかな瀬戸内海
の島々が出てくる、駿台生活を書いた川西蘭の春一番が吹くまでとかは印象に残ってる。
三田誠広、田中康夫もその頃の人たちだった。

団塊の戦後民主主義というのだと、高橋和巳とかも入ってくるんじゃないですか?
(もう少し世代が上かも知れないけど、学生運動が盛んだったということで
共通してる)高橋和巳の小説にはモデルがあって、えげつない書き方をしているのかも
と思ってる。例えば、賀川豊彦をモデルにして書いた小説があるんじゃないかと
思っている。孤児院の園長さんが表彰された日に、暴行してきた人の目を傘で突く
という小説とかですけど。高橋和巳のことは奥さんが何かに書いているらしい。
高橋和巳はとんでもない人だった。

東野圭吾は白夜行と幻夜だけ読んだ。白夜行はわざと拙い文体で書いている。
幻夜は退屈だった。重松清、湊かなえ、宮部みゆき、浅田次郎も読んでない。
20年前くらいから小説はほとんど読んでない。

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