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英会話の勉強方法教えて

1 :名無しさん@英語勉強中 :2020/03/12(木) 23:33:46.48 ID:HRJZjJfK0.net
日常会話レベルまでは上げたい

12 :名無しさん@英語勉強中 :2020/03/20(金) 12:51:59.31 ID:y+HIxvzJ0.net
実用的なレベルで英語を話せるようにするためには、最初の一歩として、いわゆる瞬間英作文的なトレーニング
(口頭での短文の日→英変換練習)を行い、中学〜高校前半(仮定法ぐらいまで)の基本的な英文法の体系を、
必要なときに自動的に使えるレベルまで記憶に定着させる必要がある。文法項目を含んだ例文の意味を理解した上で
(文法規則を理解した上で)、その日本語訳を見た瞬間に、英文が口から出てくるようになるまで覚えこむのだ。
これは小学生が掛け算の理屈(2x3とは2+2+2のこと)を理解したら、九九の表を丸暗記し、
2x3の答えが自動的に出てくるまで記憶に定着させるのと同じこと。九九を暗記しないで関数や微分積分を
いきなり解こうとしても無謀だろう。英語も似たようなものだ。

そもそも日本人が英語が話せない最大の理由のひとつは、基本的な単語や文法事項を知識として
なんとなく理解はできてはいても、それを自動的に使えるようになるまで(2x3の答えが自動的に出てくるレベルまで)
記憶に定着させていないから。そのため、いざ話そうと思っても、いちいち頭の中で時間をかけてセンテンスごとに
和文英訳しなければ発話できず(2x3の答えが必要なときに、頭の中で2+2=4、4+2=6といちいち計算するのと同じ状態)、
コミュニケーション以前の段階で行き詰まるか、適当に思いついた単語を並べてごまかすかのどちらかに陥ることが多い。
つまり、瞬間的な反応が要求される実際のコミュニケーション場面では使い物にならないのだ。

平均的な高校を出た日本人なら、「私は日本人です」という意味の英文を発話したいとき、
いちいち頭の中で使うべき単語や文法規則を考えることなく、2x3の答えを出すのと同じように、
瞬間的に英文にできるだろう。カタコト英会話ではなく、それなりに自由に英語を話せるようになりたいなら
(さらにはリーディング、リスニング、ライティングを向上させるためにも)、基本的な単語と文法規則を
そのレベルまで記憶に定着させるのが最初の一歩。

瞬間英作文のテキストとしては「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」(森沢洋介著)が
最近よく使われているので、まずはそのあたりから始めてみるといい。

13 :名無しさん@英語勉強中 :2020/03/20(金) 12:53:30.45 ID:y+HIxvzJ0.net
ちなみにアウトプット(スピーキング、ライティング)能力を強化したい場合は、
基本的な文法・構文を含んだ短文の瞬間英作文だけではなく、単語・熟語を覚える際も
(特に英検2級レベルまでの単語・熟語は文章に限らず、会話の中でも使用頻度が高いので)、
英語を見て日本語の意味がわかるようにするだけではなく、日本語の意味を見て瞬間的に
英語が出てくるようになるまで記憶に定着させる必要がある。例えば普通の高校をでた日本人なら
「(果物の)りんご」という単語を英語で言おうと思ったら、瞬間的に口から出てくるだろう。
英検2級ぐらいまでの単語・熟語はそれと同じくらいになるまで覚えこむのだ。

多くの日本人が思うように英語がしゃべれないのは、基本的な文法・構文だけではなく、
基本的な単語も、英語を見て日本語で意味が思い浮かべばそれで満足してしまい、
日→英の変換がスムーズにできるレベルまで記憶に深く定着させていないから。

14 :名無しさん@英語勉強中 :2020/03/20(金) 12:54:56.09 ID:y+HIxvzJ0.net
瞬間英作文はスポーツでいえばランニングや素振りに相当する基礎トレーニング。
基礎体力をつけ、正確なフォームを体に覚えこませる(あるいは乱れたフォームを修正する)のが目的。

一見するとそうした基礎トレーニングは単調で面白味に欠けるのは事実だが、基礎トレーニングを行わずに、
いきなり試合や競技会(英語でコミュニケーションする場)に出ても、いい結果を残せる
(自分の思い通りに英語でコミュニケーションできる)わけはないし、たまたままぐれで一回ヒットが打てた
(たまたま自分の言いたいことが英語で言えた)としても、それっきりで後が続かない。

確かに試合に出ながら実戦を通して学ぶことも多いが、それを確実に自分のものにして、
次の試合に有効に活かせるかどうかは、どれだけしっかり試合の前に基礎トレーニングを
していたかどうかにかかっている。ただやみくもに実戦の場数だけ増やしていっても、
基礎がしっかりしていなければ、なかなか進歩には結びつかない。

15 :名無しさん@英語勉強中 :2020/03/20(金) 13:05:44.56 ID:y+HIxvzJ0.net
瞬間英作文は和文英訳の練習ではない。基本的な単語と文法を単に「知っている、理解している」
というだけではなく、必要なときにすぐに使えるレベルまで記憶に深く定着させ、自分の言いたいことが
瞬間的に英語で口から出てくるようにするためのトレーニング。

日本語の文はあくまで目的とする英文(自分がそのとき発話しなければならない英文)を
引き出すためのキュー(サイン、ヒント)にすぎない。もし可能ならば、そのキューを文字ではなくイラストなどで
視覚的に示すことができれば理想的なのだが、数百の例文全てにイラストをつけるとページ数が膨大になるのと、
「英語を学ぶことは大切です」のようにイラストで視覚的にわかりやすくその意味や概念を表現することが
難しい場合も多いので、日本語の文で代用させているだけだ。

16 :名無しさん@英語勉強中 :2020/03/20(金) 13:17:06.84 ID:y+HIxvzJ0.net
瞬間英作文の目的は、あくまで「理解できている」単語と文法を記憶に定着させ、特にスピーキングにおいて、
そうした単語と文法を使いたいときに自動的に使えるようにすること。

意味がわからない単語や文法をわからないままにして、呪文のように何百回同じ英文を唱えたところで、
ある日突然わからなかった単語や文法の意味がわかるようにはならないし、ましてや会話の中で
そうした単語や文法を使いこなせるようにはならない。

そのため瞬間英作文の効果を確実なものにするためには、瞬間英作文の練習の前に、以下のような下準備を行う必要がある。
もし練習に使う例文が100あったら、全てについてこの下準備を行う。

1.英文を見て瞬間的に日本語の訳が口から出てくるか(完全に意味が理解できているか)確認する。
2.わかならかった、あるいはあやふやだった単語や文法項目があれば、辞書や文法書で調べて、
  正確な意味と用法を理解する。
3.英文の中に句と従属節があれば、句を(   )、従属節を[  ]でかこむ。
4.英文のSVOCが何かを確認し、該当する部分にS、V、O、Cを書き込む。
5.発音がわからない単語には発音記号をつける。付属のCDで英文全体の発音を確認する。
6.英文を見ながら、正確な発音でスラスラとその英文を口に出して読める(音読できる)ようにする。

つまり瞬間英作文の練習の前に、英文の構造(SVOC、句、従属節)、意味、発音を完全に理解しておくことが重要。
英語の5文型や主語、動詞、目的語、補語、句、節などの文法の概念がよく理解できていない場合は、
瞬間英作文に取り組む前に、基本的な文法の復習をするべき。

こうした下準備をせずにいきなり瞬間英作文(日→英変換練習)をすると、単なる英文の丸暗記や
和文英訳の練習に終わってしまい、基本的な英文法の体系を記憶の底に定着させ、必要なときに自分の言いたいことが
瞬間的に英語で口から出るようにするという瞬間英作文トレーニングの効果が半減する。

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