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☆演歌の未来について考えるスレ☆

254 :長文投稿は逝ってヨシ:04/01/11 05:42 ID:R21k1Nu2.net
各スポーツ新聞のサイトで、紅白本番前のサブちゃんの発言を一通り目を通してみた。
それぞれの記事のニュースソースとなる発言は全部一緒なようだが、
切り取り方の微妙な違いを読み解くと、サブちゃんが言いたかったことが見えてくる気がする。

前提として、ワイドショーや新聞記者は、演歌について驚くほど知らず、紋切り型の質問しかできないうえに
いつまでたっても紅白を「演歌vsポップス」という構図に押し込めて語ろうとする。
つまり、最初からそういう発言をサブちゃんから引き出そうとしたうえで
意図的に人選や演出についてどう思うか質問している。(リハの日に聞くのは毎年恒例?)
逆に、世間の多くがそういうサブちゃんの発言を期待しているから、とも言える。

で、一通り読んでみたのだけど、決して「お笑いをバカにしている」ニュアンスは俺は感じられないんだよね。
「テツトモはテツトモでいいんだけど、俺たちがずっと神聖視してきた紅白までも
 魂込めた俺の歌と、ああいう宴会芸的なネタ歌が
 同レベルに扱われる時代なんやね。なんだかマジメにやってきた俺がなんだかみじめに思えてきたさー」
と独り言のように年寄りくさくつぶやいているだけであって、
そこに、お笑いを見下すような視線は感じられない。
「お笑いと歌手では土俵が違うだろう、お互い交流するのはいいが
 歌番組の最高峰である(と思っている)紅白だけはやっぱり別にしてほしかったぞNHK」と言っているだけだ。
実際、以前「歌謡コンサート」にテツトモが出た時は、
サブちゃんは一緒になって笑顔であの振り付けをやっていたんだし。(たぶんイヤだっただろうけど)

そういう時代だと理解しつつ、今さら苦言を言ってもかなわないと知りつつ、
演歌じゃないものを望んでいる人も多いことを認めたうえで、
それでもつい本音を言わずにはおれなかった、歌手としての意地がそこにあるだけだろう。
(若い人間には想像しにくいが、相も変わらずな演歌を待っているお年寄りが
 大勢いるのは事実だし、そういう人達がいる限りは誇りを持って歌う、という自負もあるだろう)

まぁ、そうやって紅白を神聖視しつつも、一方であぐらをかいていた面は間違いなくあったわけで
今回のSMAPの大トリというのは象徴的な出来事ではある。演歌界は厳しい現実を見ただろう。
(「世界に〜」のように、幅広い世代が認める大トリに相応しいヒット曲なんてめったに出ないと思うが)

で、氷川きよしがサブちゃんより後に歌ったのは、
前向きな意味で「演歌のバトンが有望な若者に渡された」と見るべきで
そこを押し通したNHKの英断と、受け入れたサブちゃんの心意気をほめるべきではないのか?

にしても氷川の顔アップしすぎだったぞNHK。実は衣装のトラブルでもあったのか?


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