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坂東武者の祖、毛野氏族について語ろう(その2)

118 :日本@名無史さん:2014/09/15(月) 19:29:33.73 .net
>学者的な定義からは「毛野氏は武士団ではない」
>が、「武」に関わる氏族であることは確か、武士団ではないが、武○○?
>しかしこれを明確に定義する言葉が日本の史学ではないわけだな。

「毛野は独立国」だが、「独立国が日本各地にあった」
とすると「畿内主観の統一国家大和」の観点から外れるからあえて取り扱わないのかもな。
(武士団は出自からして臣従関係が公家以下だったが=それに反発したのが武家政権)

わけのわからない構造の武家政権と違って古代豪族の毛野氏は独立性がかなり認められるので
「独立国で畿内と同盟関係」だったというのがもっとも正確
本質的に主従関係が分断されている。
「そうは言っても家臣が出自ではないか」という反論があるが
豊城入彦命に限っては「そもそも家臣ではない」ので「畿内の並立関係」にある

そもそも豊城は「垂仁の兄」なわけで 長兄優位の後世の価値観からすれば
「畿内は弟の国」だろ。
かつ軍事力についても豊城系統の方が最初から畿内を上回っている
=畿内の反乱の鎮圧をまかされている。

"出自からして家臣ではなく"、"その後も家臣になった覚えはない"。
毛野国が占領されたこともないし畿内に合戦で負けたこともない。
しょぼい合戦で緑野屯倉を渡しただけ=国境紛争があった程度
武士団でもなく家臣でもない。

これを定義する言葉は「毛野国は独立国である」としか言いようがない。

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