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天皇制のルーツは結局何なのか2

36 :日本@名無史さん:2020/07/03(金) 16:07:15 .net
物部の系図では、饒速日の子のウマシマジの次が湯支命(ユギノミコト)となっている。
この湯支(ユギ)は弓削のことであり、弓矢を作る弓削氏がウマシマジの子として三代目の位置に置かれているわけだ。
弓削氏が物部氏の一党として系図にみえるのはずっとあとのこと。
なので、この三代目に弓削氏が置かれていることには、理由があるのだということになる。
では、なぜ物部氏の系図に弓削氏と思われる名前が書かれているのか、ということが焦点だ。
弓削氏は弓矢を専門的に作る集団。
ウマシマジの次にこの弓削の名が置かれているのは、饒速日の天羽羽矢と歩靫を作る技術をこの弓削が受け継いでいるのだと主張するためだ。
つまり、系図の湯支(ユギ)が饒速日の後継者だと示していることになるもの。
その湯支(弓削)を物部氏の系図に組み込むことによって、物部氏の始祖が饒速日であると主張できることになるわけだ。
そして、後になって弓削氏は実際に物部氏の血縁氏族として登場してくる。これはアリバイ作りの側面があるのではないか。
この湯支(弓削)をウマシマジの子から削除すると、物部氏は饒速日を始祖として主張できなくなるのであるから、
元々饒速日は物部氏とは無関係の存在であったことが推定できることになる。
要するに、物部氏は饒速日を後で取り込んだということになってくるのである。

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