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東京一極集中の歴史
- 499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/22(火) 22:37:09.35 ID:pttRz+Fo0.net
- 東京は本社の空洞化に直面
http://www.yu-wa.jp/h-2013.817.pdf
1.日本を代表するオフィス街、東京・丸の内。ここに本社を置くことは、功成り名遂げた企業の証しであり、全国の経営者の夢でもあった。
ところが、丸の内で2012年開業した大型オフィスビルに空室が目立つ。東京中央郵便局を建て替え、2012年5月に完成した38階建て「JPタワー」の入居率は6割という。
常時満室で入居が難しかった丸の内に、かっての面影はなくなった。
2.「丸の内の顔」である三菱グループでも、本社や事業の本社機能を移す動きがある。三菱の源流企業、 日本郵船は2年前、コンテナ船事業の運航・収支などを管理する本社機能をシンガポールに移した。
旭硝子は2009年、海外比率が高いガラス事業の本社機能をベルギーに集約。2012年7月には三菱製紙が都心から離れた墨田区両国に本社を移した。
販売先はグループや国内からアジアに広がり、日本一賃料の高い丸の内にいるメリットは薄まった。
3.内需が伸びている時代、東京は最大の需要地であり、都心に本社を置けば系列企業や官公庁、銀行とのパイプも作れた。
だが、グローバル化で状況は変わった。生産や市場は海外へ移り、東京は本社の空洞化に直面する。
2011年までの10年で、8823社が東京から東京以外の国内へ本社を移転したという事実は重い。
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