BABYMETAL★227曲目

名無しさんのみボーナストラック収録

　彼女達の初めてのコンサートはティーンエイジャーのフェスティバルだったけど、
予め予想できたことではあるが、その後のコンサートはBabymetalの名前に相応しい
会場へと移行していった。結果として、現在の観客はアイドルグループファンと
メタルファンの奇妙な混ぜ合わせになっている。だが、双方とも会場で出会っても
モッシュピットで激突するなどということはない。
　Su-metalは言っている。「いつも歌い始めるとみんな頭の上に大きなクエスチョン
マークを乗せたような顔をして私達を見るんです。でも次第にみんなジャンプを始め
キツネサインをするんです。」
　８時までにコンサートを終え、帰宅して学校の勉強をしなければならないBabymetal
の３人は案の定、活動を始めるまではヘビーメタルミュージックを聴いたことが
なかった。
　「多くのコンサートを見てメタルが好きになりました。」とSu-metalは白状して
いる。また、世界中のファンから送られたメタルのCDも理解を深めるのに役立ったそう
である。
　ステージ上の３人の他に白装束の非常に熟達した日本のミュージシャンが加わって
いるという事実がBabymetalの別な驚きになっている。既に共演したスレイヤー、
アイアンメイデン、メタリカなどの大御所もBabymetalのコンセプトを単に受け入れた
だけでなく、バンドとしてのライブパーフォマンスも高く評価している。
　「バックステージまで話をしに来てくれたんです。」Su-metalは言っている。「ソニ
スフィアで最後に観客の誰もが喝采してくれたのも信じられないほどの驚きでした。」
　彼女は彼女の人生におけるBabymetalでの活動の影響をかわいらしくまとめている。
「今では、暇なときに友達とカラオケにいってもキツネサインをしてしまうんです。」