【X】VS戦隊エックスレンジャー【JAPON】

伝説の名無しさん

>>21

石塚先生の張り手が沢田の顔面を捉える。
5㍍ふっ飛ぶ沢田。

｢目を覚ませTAIJI!あの頃を思い出すんだ!!｣

｢あの頃って…ﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞとかで金無くて、コンビニのパン万引きしてた事しか思い出せねぇよ!!｣

石塚先生につっかかる沢田。そこへ松本が仲裁に入る。

｢40前後のおっちゃんが何やってんの。TAIJIも、変な意地張らないでさ、あの頃に戻ってみようよ。ね?｣

｢……わかった…｣
感情を押し殺すように返事をする沢田。
｢よし。決定ですね!｣
今まで忘れられていた森江がようやく口を開ける。

すると佳樹も口を開く。

｢よし、決定だね!!VS戦隊ｴｯｸｽﾚﾝｼﾞｬｰ､出動だ!!PATA、HIDE、TAIJI、あ、HEATHいたの?ｺﾞﾒﾝ気づかなかった。みんな、変身だ!!｣

｢ｵｰｯ!!!!｣
息がぴったり合った返事をする3人。それはまるで、かつてのＸが全盛期だったあの頃の様だった。

｢………………｣
森江は完全に蚊帳の外である。