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ステレオ時代

363 :Mrs.i☆RisGlau:2022/10/02(日) 08:27:11.80 ID:38zP4Jy2.net
昨日は、久しぶりに新幹線に乗る。
JR.東海の新幹線は、可能な限り500系新幹線に乗車していたが、元500系新幹線の運転手さんだってかたから、新幹線ホームで偶然伺うことが出来たのだが、現在500系は新大阪以西の短い区間しか走ってないとの事だった。
現在、新大阪行き「のぞみ」の主役は700A系になっている。500系新幹線、一目惚れだった。Autograph同様。
乗車中、外の風景をぼーっと眺めていたら、次のようなことが頭をよぎった。私はメモ魔なので手帳に書く。

音楽を音として聞いているうちは音楽は解らない。ベートーヴェンの後期ピアノソナタ(Op.109/110/111)、弦楽四重奏曲作品131は解らない。
たとえ楽譜通りに指が動き音になったとしてもベートーヴェンにはならない。最初にベートーヴェンはあるんだもの。

例えば、ショパンのバラード1番の調べが何処かのラジオから聞こえてくる。ほんの数小節を聴けば、あとは全部補うことができる。
聞こえてる訳じゃぁないよ。でも、その数小節で僕はショパンを発見することが出来ます。それで、「あー、これは偉いもんじゃーって感動はちゃーんとあるね」。
この感動は中から来てる感動だよ。耳からは決して来てない。何処かの家のラジオの音ですからね。音波にのってないないんですから。
「あー、音楽ってえのはこういうもんじゃな」って解ったことがあるんだよ。もう30年も前のこった。
音楽を音として聞くから音楽がちっとも解らない。
ベートーヴェンの後期の作品を一番早く理解したのはワーグナーですよ。ベートーヴェンの苦しみが解ったんですねえ。その点に関しては、誰よりも早いでしょ、ワーグナーは。

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