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金田式 DCアンプ PART37

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/11/07(土) 17:59:05.89 ID:gb+jIuN/.net
>>842
CDなどのデジタル録音は録音レベルが大きいほど量子化ノイズが少ない。
そしてFS0dBを超えるとクリップする、これ以上はADコンバーターの変換するBitがないので理論的に変換できない。
そのためアナログのようにレベルを小さくすると今度は量子化ノイズが目立つ。
デジタルの場合録音レベルが低くて-60dBくらいのレベルでは10bit落ちになりCDでは6bit分相当の量子化ノイズとなる。
これをアナログ感覚で6bit/16bitと考えがちだがどうではない。
デジタルではCDで10bit落ちの場合、信号は6dBのデジタルをフルスケールで使ったのと同じになる。
例えて言うとデジタルでは量子化ノイズのレベルは一定ではなく録音レベルすなわち使用するbitによって常に変化している。
アナログは熱雑音がすべてを支配するので録音レベルが低いと熱雑音、理論値では-120dBくらいかな、実際にはもっと上だが雑音レベルは録音レベルによらずほぼ一定。
そして録音レベルが低いとこの熱雑音と音楽レベルのSNが悪くなりノイズが気になる、ハイレベルにすると熱雑音とのSNは良くなるが今度はアンプの直線性が悪くなり歪が増える。
しかしアナログの場合はデジタルと違ってFS0dBという概念がないのでクリップしても音の情報はのこる。
アナログ録音とデジタル録音はこのように性格が真逆になる。
ADCの動作を考えるとよく分かるよ。
デジタルの場合はMSBの最上位からレベルが決まっていくけどアナログはアースレベルからレベルが決まっていく。
そしてデジタルはDACでIV変化れアナログ信号になってからアースを基準とした信号になる。
これは実際に自分でマイク、アナログテープデッキやデジタル録音機を使ってレベルを色々変えて録音すると理解できるよ。

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