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◆◆キルケゴール、キリスト教と実存主義◆◆

2 :ちゅん太郎:2017/12/05(火) 21:48:06.04 0.net
人類は生きる為に生存実感を必要とする。単に生きているだけでは新鮮さが失われ実感
が無くなり、飽きが来て苦痛に感じるようになるし、ついには精神崩壊してしまう。
そこで人類は飽きに対抗し生存実感を更新する為に、前近代においては祭りを行って
いた。前近代の社会は単純であり流動性も低かったので、運営に支障をきたすこと
なく共同体の成員全員が祭りに集合可能であり、また自ら選択することなく受動的に
祭りを享受可能であり、また時間の中で定期的に祭りを行うことが可能であった。
しかし近代以降の社会において無が進入してきた。

なぜなら社会が複雑化して流動性が高まったからであり、それゆえに通勤や納品時期
などの社会の運営に支障をきたす為祭りのために成員全員の集合が不可能になり、
また祭りが来るからこそ主体的選択をせず目標が無くてよかったのに自ら能動的に
選択することになり、また個々人の都合で祭りを空間的に選び取るようになったから
である。

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